ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、前回の記事の続きです。
前回までの記事では、勇気づけのテクニックには、次の9つの項目がある、ということを書きました。
①貢献に注目する
②過程を重視する
③成果を指摘する
④失敗を受け入れる
⑤成長を重視する
⑥相手に判断を委ねる
⑦肯定的に表現する
⑧「私メッセージ」を使う
⑨「意見言葉」を使う
そして、前回までに、
①貢献に注目する
②過程を重視する
③成果を指摘する
④失敗を受け入れる
について書きました。
今回は、
⑤成長を重視する
について書きたいと思います。
およそ、人に対して賞を与えるとか、ほめるとかいうことは、多くの場合、他の人との比較を前提において、他の人に勝ったという部分をほめる、ということが多いものです。
しかし、勝ち負けとか、競争とかいう原理は、人間の生活にとって非常に有害なものです。
それらは、どうしても人と人との間に、縦の関係を築いてしまいます。
それゆえ、そのような部分に注目させることをしないことが大切です。
そのために、自分自身の成長や以前にくらべて自分がどれだけ成長してきたか、ということを重視した声掛けをします。
たとえば、
「あの子にくらべると君のほうがよほど上手だね」とか、
「あんな子に負けていてどうするんだ」
とかという言い方は避けるようにします。
その代わりに、
「この前よりずいぶん上手になったじゃないか」とか、
あるいは失敗している場合には、
「一度くらい後戻りしてもいいじゃないか、これから先まだまだ長いんだし」
というような、そういう声掛けを心がけるのがいいでしょう。
この続きは次回に書きます。
【参考文献】
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