救われた頃から、
(神様の為に何かしなければ)
とは思っていたが、益々その思いは強くなった。
日曜学校の手伝い、聖書学校の雑用手伝い、宣教師の雑用手伝い等、色々やりかけたが、途中で止めてしまった。
色々熱心にやろうとしたが、その都度、神様の妨害にあった。
神様は、神を求める事以外、どんな事にも熱心になる事を私に許されなかった(例え伝道であろうと)。
今に至る迄そうである。
この事は、当時の私には全く理解出来ない事であって、私を苦しめた。
神様は、私に言われた。
「天国も地獄をも、生も死も望んではならない。明日をも望んではならない」
明日以後のスケジュ-ルを持たず、考えない事にした。
難しかったが、二日だけ成功した事があった。
夜、眠る時の平安は素晴らしいものであった。
まるで棺桶に入っている様で、
「人生、これですべて終わった」
と云う、経験した事のない平安であった。
次の朝起きた時が又、素晴らしかった。
「生きた」と言う感じであった。
見えるものすべてが鮮やかで、感動的であった。
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