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実は、うちのブログからリンクさせていただいていたあるブログが、完全に河野太郎氏支持になってしまい、むしろ「有害ブログ」になってしまったので(笑)、リンクを外さざるを得なくなりました。
その方はリアルでもお付き合いのあるリベラル左派の人で、安倍・菅政権に対する批判の舌鋒の鋭さは凄かったのですが、なんと河野太郎氏は脱原発を今でも心中では貫いていて、しかも総理になった暁には石破茂氏を幹事長に据え、森友学園事件など安倍晋三前首相の悪行を鋭く追及するはずだというのです。
私から言わせれば、河野氏に期待するのもおかしいのですが、もう期待や願望が空想の域に達してしまっています。
だって、河野氏は原発の再稼働が必要だと総裁選の中で何度も明言していますし、石破氏が河野氏に森友事件の再調査は必要だと言ったと公言した後に、再度、事件の再調査はしないと明言しているのですから。
およそ政治家というのは公約したこと、公言したことでもしないことが多いのに、逆に河野氏が言ってもいない脱原発や安倍氏の責任追及をすると思いこめるのが信じられません。ほんとにどうしちゃったんでしょう。。。
東京新聞『<自民党総裁選>疑惑解明 森友「再調査」は野田氏のみ』より
さて、それにしても安倍氏推薦の高市氏や安倍氏の靴でも舐めて見せる勢いの岸田氏に比べると安倍氏と距離があるように見える河野氏ですが、その代わりに菅総理や松井一郎日本維新代表に支持されているのですから、話になりません。
もともと、菅氏と松井氏は密接なつながりがあり、それぞれ安倍氏と橋下氏を連れてきて4人で毎年のように会食して結び付けたことは有名です。
菅総理退陣に際しても、松井氏は再三再四、
「実務家の政治家ゆえ、国民へのメッセージ発信はやや苦手だったが、「仕事師内閣」という言葉通りの実績だと思う。」
等と持ち上げています。
政策的にも、菅総理と維新は自助重視の小さな政府論、政府は最後まで助けないから市民が自分で何とかしろというとんでもない経済政策の持ち主で、双方ともにそんな新自由主義の竹中平蔵氏を重用しています。
そんな菅氏と松井氏ですから、当然、菅後継として同じく新自由主義者の河野太郎氏を支持しています。
菅総理は9月17日、党総裁選では河野氏を支持すると表明し、その理由として、河野氏が新型コロナウイルスワクチン接種の調整役として必要な数量の確保や接種率向上に取り組んだとして、
「国難の中で大きな成果を上げてくれた。コロナ対策は継続が極めて大事だ」
と言いました。
松井氏も河野氏に対して
「改革意欲が高い。わが党と似ている政策もある。自民党内では「急進的過ぎる」と言われるそうだが、スピード感がある裏返しである」
と語ってきていましたが、9月22日に改めて
「われわれが進めている公約に近いものがある」
と述べています。
河野氏が自民党総裁選で
「地域の創意工夫を国がバックアップすることが大事だ」
と何度も述べているのは明らかに、大阪を根城とする維新の会に秋波を送ったもの。
松井氏だけではなく、維新の会副代表の吉村大阪府知事が
「コロナ対策についてで言えば、こういった方向性でいこうというのをバシッと決めて、キチッと発信して説明して、道筋をつけてくれる。そういった総理総裁を僕は期待したいと思います」
「東京一極集中ではなく、地方ももっと頑張れよと。頑張る地方を応援する、地方を支えて、一極集中ではない改革ができる総理総裁を、ぜひお願いしたいと思います」
と述べているのも、明らかに河野氏支持を示唆しています。
かつて2014年の都知事選で、前首相で脱原発の小泉純一郎氏が推しているから細川護熙氏に流れたり、安倍一強の中で石破氏に野党が乗ればいいなどと揺れたことのあるリベラル派。
今回も石破氏が河野氏推しなので期待する人が出ているのは情けない限りですが、石破氏や小泉進次郎氏とともに、菅総理や維新の松井・吉村氏らが河野推しである意味も客観的に見ないと、希望的観測も都合がよすぎると言えるでしょう。
菅政権が「経済優先」といってGotoや東京オリパラなどにこだわりすぎて、緊急事態宣言の発令が後手後手に回ってコロナ禍を再三拡大させてきたのを見てもわかるように、コロナ禍と新自由主義政策の相性は最悪です。
安倍後継の極右の高市氏と並んで、菅後継で新自由主義者の河野氏も今最も危険な総裁候補と言えるでしょう。
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河野太郎氏が総理大臣では絶対ダメな理由。「菅・二階の傀儡」「小さな政府論の新自由主義者」「脱原発も簡単に手放す日和見主義」「独裁者気質でリーダーの器じゃない」でいいところなし!
イソジン吉村府知事の大阪府はコロナ死者数がずっと最多のままで、わずか1年でミナミの地価下落率は全国1位の26%減。命も経済も守れない維新は最低最悪の政党だ。
緊急事態宣言延長で2021年1~3月期のGDPはマイナス7%、経済損失6兆円、失業者22万人の見込み(野村総研・大和総研)。Gotoキャンペーンに執着した自称「経済優先」菅総理が日本経済に止めを刺す。
イソジン吉村大阪府知事「経済優先」の間抜けさ。大阪市が札幌市とともにGotoキャンペーンからまず外され、全国で大阪市だけが飲食店2万5000店に時短要請せざるを得なくなった。
森友事件の赤木さんのご遺族に寄り添うことが大事だと言いながら、事件の再調査は拒否する河野氏にはあきれて開いた口がふさがりません。ご遺族がただ一つ求めているのが事件の真相解明なのに。
菅総理のコロナ対策などに対する説明放棄が一番批判されたところなのに、河野氏もテレビ番組では断トツで回答拒否が多く、しかも記者による囲み取材も拒絶。
そして、ツイッターは「ブロック太郎」ですからね。まさに菅総理の悪い遺伝子だけを受け継いでいるのが河野氏です。
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河野太郎氏、原発再稼働を容認する考え示す。「今現在、脱原発派なのか」と問われて答えは…【自民党総裁選】
河野太郎行政改革担当相が、自民党総裁選への立候補を正式に表明した。「皆さんと情報を共有し、しっかりとしたメッセージを出し、危機を乗り越えていく」と意気込みを語った。河野氏がこれまで主張してきた「脱原発」については「当面は(原発を)再稼働する」と述べ、再稼働を容認する考えを示した。
河野太郎行政改革担当相(58)は9月10日夕、国会内で記者会見し、9月17日に告示、29日に投開票される自民党総裁選への立候補を表明した。立候補の表明は、岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗前総務相(60)に続き、3人目。
河野氏は衆院神奈川15区選出で、当選8回。麻生派に所属している。自民党が野党だった2009年の総裁選にも立候補した。当時は、谷垣禎一氏、西村康稔氏と争い、地方票・国会議員票を合わせて2位となる計144票を集めたが、計300票を集めた谷垣氏に敗れていた。
河野氏は冒頭、自身が取り組んできた脱ハンコやテレワークの推進といったデジタル化の実績を強調。ワクチン接種についても「少なくとも1回目の接種をした全人口に対する割合はアメリカと肩を並べた」とアピールした。
この日の会見では、記者から「総理・総裁になってもTwitterなどのSNSを通じた情報発信を行っていきたいか」と問われると、「はい」と答えた。
また、首相会見のあり方をめぐり、改革する考えがあるかどうか問われ、「しっかりと国民と対話ができるようなスタイルをとっていきたいと考えている。記者会見もあるだろうし、直接国民に語りかける、あるいはネットを通じてやりとりをする様々な方法があるんだろうと思う」と語った。
自民党内きっての「脱原発派」として知られる河野氏。会見ではエネルギー政策についての質問も飛んだ。
「いずれ原子力がゼロになるだろうと思う」とした上で、「2050年にカーボンニュートラルを実現するためには、まずきちんと省エネをやる。もう一つは、再生可能エネルギーを最大限、最優先で導入していく。それでも足らないところは安全が確認された原発を当面は再稼働していく、それが現実的なんだろうと思っている」と述べ、原発再稼働を容認する考えを改めて示した。
立候補表明に先立つ9月8日、河野氏は原発について、「安全が確認されたものを再稼働するのは、カーボンニュートラルをめざすうえである程度必要だ」と述べるなど、党内の原発推進派などへの配慮を見せていた。
この日の会見で記者団から「自分を今現在、脱原発派だと考えるか」と問われると、「どういう定義で脱原発というのかというのが、人によって違うと思いますから、一つの言葉でくくるのはやめておいた方がいいと思います」と述べ、明確には答えなかった。一方、原発の新増設については「現時点で現実的ではないと思っている」と語った。
森友学園をめぐる問題については、再調査については「必要ない」との考えを示した。
総裁選には、ほかに野田聖子幹事長代行(61)も立候補に意欲を見せているほか、石破茂元幹事長(64)も検討しているとされる。
菅首相支持受ける河野太郎氏「こども庁」創設アピール
配信 日刊スポーツ
河野太郎行革相(2021年9月20日撮影)
菅義偉首相の後継を決める自民党総裁選(29日投開票)まで残り1週間となった22日、「こども庁」創設に向けた党内の政策討論会に4候補が出席した。
デジタル庁と並ぶ首相の肝いり政策で菅氏の支持を受ける河野太郎行革相は「食育(の問題)をやった時に自治体の窓口が内閣府、農水省、文科省、厚労省といっぱいあって全部とやりとりをしなくてはならなかった。国の窓口はここだ、というのがあった方がいい」と、熱弁をふるって全面賛同した。
【写真】石破茂氏、小泉進次郎氏とグータッチで結束する河野太郎氏
同庁の早期設置に関しては河野氏、岸田文雄前政調会長、野田聖子幹事長代行が賛成と回答したが、事前収録したビデオで参加した高市早苗前総務相は明言を避けた。
討論会を主催したのは若手を中心に派閥を横断した約90人の有志グループ。「こども庁」は首相が政権浮揚、自らの再選への布石としたかった一手。それだけに総裁選中に創設アピールを行うのは、首相に配慮した、お手盛り感が強い。
首相は30日に期限を迎える緊急事態宣言について全国的な感染者の減少傾向を受け、解除へ向けた最終調整中で、28日にも正式決定の方向だ。29日の投開票の1週間前から解除のアドバルーンを揚げることで、自らワクチン担当相に任命した河野氏の実績を強調して追い風を吹かせ、退陣後の影響力を維持したい思惑も伺わせる。
だが、8月の横浜市長選でも首相が全面支援した前元国家公安委員長の小此木八郎氏が惨敗。党内には「(菅首相の)全面支援がなかったら、分からなかった」とする声が今もくすぶり、首相の“露出”に対する河野陣営の反応は複雑だ。
「マイナスになることはないが、プラスになるかどうか…」と言葉を濁す中堅議員や「仮定の話には答えられない」とするベテラン議員も。「国民的不人気」の首相のエールにもろ手を挙げた歓迎ムードはなく、ありがた迷惑の感が漂った。
議員票(382)で岸田氏優勢、党員・投票(382)で河野氏優位の大接戦とする最新情勢もある。残り1週間となった終盤戦へ向け、情勢は揺れ動いている。【大上悟】
総裁候補 岸田氏は具体的な政策示して 河野氏はわが党と似た政策も 高市氏はマッチョなイメージ 石破氏は改革意欲感じられず 菅政権は後世必ず評価されるだろう
2020年9月9日 zakzak
首相は自民党総裁選への不出馬を表明した=3日午後、首相官邸
実務家の政治家ゆえ、国民へのメッセージ発信はやや苦手だったが、「仕事師内閣」という言葉通りの実績だと思う。
左派野党やメディアが批判してきたコロナ対策も、菅首相は海外メーカーと直談判してワクチンを確保し、新しい治療法「抗体カクテル療法」を推し進めた。
抗体カクテル療法は、大阪市立十三市民病院でいち早くスタートさせたが、菅首相は連日報告を聞いて、「よし、外来でもやろう」「もっとストックを増やそう」などと、次々に手を打っていた。メディアはこうしたことは報じなかった。
外交・安全保障では、ほぼ失点はなかった。
菅首相は今年6月、英国でのG7(主要7カ国)首脳会議で連日、中国の東・南シナ海での軍事的覇権拡大や人権問題、不公正な経済活動について厳しく指摘した。日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み「QUAD(クアッド)」も前進させた。
日本には「言論の自由」「批判の自由」があるが、では他の政治家がリーダーなら、左派野党が政権を握っていたら、コロナ対策はどうだったかを考えるべきだ。誰がやっても「ゼロコロナ」など不可能だ。
安倍晋三前首相が体調不良で退陣することになった際、菅首相は国家の危機だからこそ「火中の栗」を拾った。コロナ禍は続いているが、欧米諸国に比べると、まだ軽度だ。後世必ず、菅政権は評価されると思う。
さて、自民党総裁選には、岸田文雄前政調会長と河野太郎行革担当相、高市早苗前総務相が出馬意向を示し、石破茂元幹事長が出馬を模索していると報じられている。
岸田氏は真っ先に手を挙げて、メディアに連日露出している。「国民との対話」などと訴えていたが、それは当然のことだ。政調会長経験者として、もっと具体的な政策を示してほしい。
河野氏は「原発ゼロ」を掲げるなど、改革意欲が高い。わが党と似ている政策もある。自民党内では「急進的過ぎる」と言われるそうだが、スピード感がある裏返しである。ただ、「女系天皇容認」は問題だ。2000年近く、一度の例外もなく続いてきた「男系継承」を守ってほしい。
高市氏は、ブレない「マッチョな政治家」というイメージがあるが、よく分からない。政治理念が近い安倍氏が支持するそうだが、どの程度、本気で支援するのか興味がある。
石破氏は、これまで何度も総裁選に挑戦している。確か、地方創生担当相時代に面会したことがあるが、改革意欲はあまり感じられなかった。
ともかく、自民党総裁選は事実上、「次の首相」を選ぶ重要な選挙だ。少子高齢化の加速で、社会保障制度が行き詰まるなか、日本にとって持続可能な改革プランを示してほしい。 (日本維新の会代表、大阪市長・松井一郎)
吉村知事「バシッと決めてキチッと発信」次期総理に地方創生を期待
配信 デイリースポーツ
囲み取材に応じる吉村洋文知事=17日、大阪府庁
自民党総裁選が17日告示され、岸田文雄前政調会長、河野太郎行革相、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行が立候補し、午後に立会演説会が行われた。同日、大阪府の吉村洋文知事が大阪府庁で囲み取材に応じ、知事の立場で次期総理について希望を語った。
依然として、新型コロナウイルスのまん延が続く中、総裁選について問われた吉村知事は「コロナ対策についてで言えば、こういった方向性でいこうというのをバシッと決めて、キチッと発信して説明して、道筋をつけてくれる。そういった総理総裁を僕は期待したいと思います」と語った。
また、東京一極集中を憂慮し、地方創生を進めていく責務を語り、「東京一極集中ではなく、地方ももっと頑張れよと。頑張る地方を応援する、地方を支えて、一極集中ではない改革ができる総理総裁を、ぜひお願いしたいと思います」と切望した。
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政治が変わらなければいけないのだ。
だいたい若い人を登用するなど提案されていますが、何がダメなのかが論じられなければ改革などできない。
自分達の悪い部分をさらけ出せない組織など信用できない。
国民の想いは、嘘とごまかしの政治からの脱却なんです。
内閣から国会に提出される資料は黒塗りだらけ。これでどんな議論をするのか。国会をなめているのか。
内閣官房機密費とは何なんだ。
使い道を報告しなくていいのなら、自民党の選挙の為にも使えるじゃないか。
実際に使っているのではと疑念さえ浮かぶ。
これらのことを無くしてこそ、改革と呼べるんだよ。
やる気があるかな?