ほんまにお久しぶりです。
見捨てずご覧になってくださり、有難い限りです<m(__)m>
 

奈良での生活も10ヶ月になりました。前震の直後にメールで気遣ってくれた鳥取の長男も大学を卒業し、春から大阪で新生活を始めました。次男も高校3年になり、いよいよ追い込みですが親が思うほどには・・・という感じです。4年ぶりの我が家ではいつの間にかやるのが当然になっている早朝の犬の散歩と仕事、そしてようやく中級になったテニスにたまの家族孝行?をする毎日で、好きな時に温泉行って、阿蘇とか回って、うまいもん食べて・・・と熊本での単身時代が懐かしい今日この頃です(離れてた時のほうが嫁さんも子供たちも優しかったような、そうでもないような・・・)

先日、熊本の同僚に電話したら「前に連れてってもらった辰頭温泉の回数券、僕も買いましたよ」 と言ってくれてうれしかったです。震災直後、ガスも水道も止まっていたときにいろんなものを洗い流してくれた「恩人」です。ずっと続いてほしいな、また行きたいな、と思っています。
 
きょうで2年目の4月14日、そして16日が来ます。
この2年を振り返るニュースをいろいろ見ました。
“より安全でより豊かな街づくりを”と「創造的復興」を掛け声に様々な取り組みが進められているものの、深刻な人手不足もあって災害公営住宅は一戸も完成せず、仮設住宅などで暮らしている方は今も3万8000人あまりいて、孤独死も相次いでいます。いろいろ事情はあっても一番肝心な生活再建はそれこそスピード感を持ってやっていってほしい、もう2年ですし、そう願っています。
 
そんな中でも「さすが」というニュースもありました。4月11日に大分県中津市耶馬溪町で起きた大規模な土砂災害に心を痛めた方も多かったと思いますが、発生後、他県の自治体で直ちに消防の応援部隊を派遣したのが福岡市、そして熊本市でした。そのことに触れた大西市長のツイートには迅速な対応を称える声など234件のリツイートと987件のいいね!がついていました。
震災当時でも自分のことより困っている人のことを考えて行動する人がたくさんいた熊本です。これまで全国から受けた支援のこと、また高い防災意識もあったと思いますが、さすが熊本人は違うばい!と素直にうれしかったです。
この心意気があれば大丈夫、そう信じています。
 
ひるがえって何もできないがんくまですが、せめても、の気持ちで熊本城の「復興城主」に一口乗らせていただきました。
今度は「城主」として熊本城に行きますね(^-^; 
くまモンにも会いたいな。