久しぶりの鳥取 | オヤジの休日 進展型肺小細胞がん からの今

オヤジの休日 進展型肺小細胞がん からの今

2010年9月進展型肺小細胞癌ステージ4罹患
2015年9月完治宣告を受け、新たな事にチャレンジしたくて仕方なくなり、2016年1月サラリーマンを卒業。

2017年、ブックカフェ栞日を開業し、そこを肺がん患者会 ライオンハート岡山の事務局とし町なかがんサロンとして活動中

今日は鳥取で大橋洋平先生の講演会のある日。

それ誰だ?

って人のためにこんな本を出されています。

 → 緩和ケア医ががんになって

 → 緩和ケア医がんと生きる40の言葉

 

3月に倉敷であった講演に参加したかったんですが、別件の用事があって参加できず残念と思ってたら、鳥取のお寺で講演されると知り行ってきました。

 

鳥取に行くのならどうしても行きたかった所があるので朝も早くから鳥取を目指しました。

 

オヤジはサラリーマン時代に図書館システムを売る営業マンでした。

その頃に智頭町という町の図書館にシステムを導入してもらいました。

その図書館がどんな図書館にするかを住民参加のワークショップを重ね数年前に新しい図書館を建設してるって知ってたのでどうしても行きたかったんです。

 

写真も撮りたかったので、職員さんに

「利用者さんが入らないように気を付けますから写真を撮っていいですか?」

って確認したらソッコーでOKをいただきました。

 

こんなゆったりしたコーナー棚があったり

 

天井も高くでむき出しの木がゆったり感を醸しだしてくれてます。

 

掘り炬燵付きの畳敷きのスペースもあってお昼寝もできそう(笑)

 

職員さんの話だと

赤ちゃんを畳の上に寝かせてお母さんが本を読んでるなんてのもあるみたいです。

 

杉の町だけあって「木」を意識した作りになってて図書館の名前も「ちえの森ちづ図書館」

図書館に入ると木の香りが心地よかったな。

対応してくれた職員さん、実はオヤジの事も覚えてくれてて「田中さんですよね」

ってバレバレでした(汗)

おかげで懐かしいお話に花が咲いてしまいました。

 

そこから目的地の鳥取市に向かいます。

大橋先生にご挨拶しなきゃと少し早めに入ってご挨拶させていただきました。

 

第1部の大橋先生のお話では、最近先生が言われている「足し算命」

余命どれくらいかと思うんじゃなく罹患した日を起算日にして毎日毎日を足し算していく。

余命って考えると苦しくなるけど、罹患日から足し算していくと何日生きれたと思えてポジティブに考えられるって考え方。

 

面白そうと思った人はYoutubeで「足し算命」で検索してみてください。

 

第2部のシンポジウムは

人生の締めくくり方を考えるってテーマでゆずりはの宮本さんと大橋先生の対談。

それって生きてる今を考えることでこれからの人生をよりよく生きるためにはどうすればいいか

そんなことを参加者と一緒に考えるようなシンポジウム

人生って何?

なんて質問もあったりして、オヤジも久しぶりに生きることについて真剣に考えた日。

心に残った言葉は

「命をしっかり使うことが使命」「役割をはたしていく」

このふたつ。

 

またまたオヤジがサラリーマンを辞めて栞日を立ち上げた意味を考えさせられました。

進展型小細胞肺がんでも生きているオヤジは生かされている。

何故生かされているのかを探してる人生。

なかなか結論は出ませんがじっとしてるんじゃなく動かなきゃダメですね。実践あるのみ。

 

今やってることは何で始めたのか?初心に帰れってことなんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

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