「OL哀歌~美由紀編」

                     赤星直也:作
第8話 裏切り

 翌朝、美由紀は絵里と一緒にシャワーを浴び、絵里は美由紀の体を丁寧に洗う。
(この子が、側にいてくれたならいいのにな…)そう思いながら美由紀の乳房や背中、
股間と洗っていく。

 「絵里さん、今度は私がしてあげる!」体を綺麗に洗われた美由紀が、今度は絵里
の乳房を撫でるように洗う。
(絵里さんのオッパイはまだ柔らかい。私と同じ柔らかさだ…)そう思うと「美由紀
さん、私のオッパイの事、考えてるでしょう?」美由紀はドキッとした。

 「ち、違います。肌の色です!」と答える。
(ふ、ふ、ふ。図星だった見たいだわ。可愛いわね。この子がどうしても欲しい…)
絵里は美由紀を、どうしても側に置きたくなった。

 シャワーを浴びた二人は、服を整えて遅い朝食を摂っていると支配人が「皆様、お
帰りになられましたが、どうしてもそちらの女性にと…」
「一体、何かしら?」絵里は大きく膨らんだ紙袋を開けた。

 すると、中から小切手や現金が出てきて「だめじゃないの。こんなのもらっちゃ!」
絵里が支配人を叱る。
「私も、絶対にできませんと言ったのですが、聞かないんですよ」支配人が申し訳な
さそうに言う。

 「無理もないわね。この子が本気でやったのが感動を呼んだ訳だ。仕方ないわ、今
回だけよ」絵里が言うと「はい。今回だけは私にもどうしようもなかったんです」支
配人はそう言い残して戻った。

 「美由紀さん。これ、ご祝儀よ。300万くらいあるわ」
「いただけません。私は絵里さんとの約束しか、いただけません!」
「あら、可愛い子だこと。じゃ、私が預かって置く。困ったことがあったら必ず来て
ね」
「ハイ!」素直に返事をする美由紀だ。

 絵里と美由紀は電車に乗って再び東京に戻り、本間金融の事務所に入っていく。
絵里は事務所に入ると、机から机から契約書と書類を取りだして、美由紀に渡した。
「それが契約書よ。そして、これが約束のお金よ」そこには3つの札束がある。

 「お客に喜んでもらえたから、約束のボーナスもあるわよ」
「現金は困ります。あまり持った事がないので、振り込んでもらえませんか?」
「いいわよ。ここの口座でいいかしら?」
「はい、お願いします。これで、明日から思い切り食べれます」

 「あなた、今まで何を食べてたの?」
「くずパンと野菜です…」
「どうして、好きなのを食べないの?」
「約束したでしょう、月10万返すって。それで節約してたんです。約束は、絶対に
守らないといけないでしょう?」

 それには、絵里は何も言えなくなっていた。
(若いのにしっかりしてるわ。約束なんて守らない時代なのに…。この子が後を次い
でくれたらいいのに…)

 目頭が熱くなる絵里は「困ったことがあったら必ず来るのよ。忘れないでね」と借
用書と契約書を美由紀に渡し「助かりました」美由紀は丁寧に挨拶をしてから、本間
金融の事務所を後にした。

 翌日、普通通りに会社に出勤した美由紀だが、同僚の目が違っていた。
「おはよう!」声をかけても返事がなく、無視されている。
「変ね?」美由紀は軽い気持ちでいたが、会社の中では重大な事が起こっていた。

 「大原君、ちょっと来てくれ!」
「はい、福原さん」美由紀は福原に呼ばれて会議室に入ると、そこには野村とフィア
ンセの由佳がいる。

 「あら、野村さんに相原さん、一体どうしたの?」
「それはこっちが聞きたい。とにかく見てくれ!」福原は用意されたパソコンのマウ
スを操作していくと、それを見た美由紀は声が出せなくなってしまった。

 それは美由紀のヌードが映っていたからで、乳房と股間の絨毛がはっきりわかる。
画像はさらに進み、剃毛する美由紀が映し出され、見ている美由紀は体がガクガク震
えて、パソコンには美由紀の恥ずかしい部分を、次々と映していく。

 パックリ割れた淫裂に指を入れて、オナニーする姿が映し出された。
「いやらしい。指で膣を弄るなんて変態よ!」美由紀の顔は蒼白になっている。
「美由紀君、何か言い返すことがあるかね?」
「これは、私じゃありません!」美由紀は生まれて初めて嘘をついた。

 「だったら、ヌードになってよ。それなら分かるわよね、野村さん!」
「そうだ。ヌードになれば分かるはずだ」
「いやよ。ヌード何か、いやよ!」拒むと「俺に抱かれたくて、ヌードを見せたよね。
ヌードは君の特技じゃないのかい?」軽蔑の言葉を掛けた。

 「ひどいわ!」美由紀は好きだった、野村からの屈辱に泣き出した。
「とにかく、ヌードになってもらわないと」福原は、美由紀の上着のボタンを外しだ
し「いやー。やめて!」嫌がると「この、泥棒猫!」由佳の平手打ちが、美由紀の頰
に飛んだ。

 「人の婚約者と寝たいからって、ヌードになるなんて変態のすることよ!」再び平
手が飛んだ。
福原は嫌がる美由紀の両手を抑えて、万歳の格好をさせ、野村と由佳が嫌がる美由紀
のスカート、ブラウスと着ている服を脱がしていく。

 「いや、やめて!」美由紀はブラジャーも剥ぎ取られ、残ったのはパンティ1枚だ
けだ。
「これを取れば分かるわ。ヘアがあれば別人だけど、ヘアが無かったらあなたよね?」
由佳は万歳する美由紀の真っ白なパンティに両手を掛けて、降ろしていく。

 「やめて!」由佳の手が下がっていくと、恥丘には絨毛が生えてない。
「ほら、生えてないわ!」由佳はパンティを膝まで下げ降ろした。
美由紀は泣いているが「ほら、こんなに淫乱よ!」由佳は両手で淫裂を広げと、襞を
掴むと、美由紀は観念して抵抗を諦めた。

 「福原さん、試したら。この子が淫乱かどうか、入れてみたら?」由佳は美由紀を
辱めるために、福原のズボンのファスナーを降ろして肉竿を引く出す。
最初、萎縮していた肉竿だが、由佳が擦ると堅くなっていく。

 「それなら、淫乱かどうか、確かめるか!」福原は美由紀の手首を抑えていた両手
で乳房を掴み、由佳が肉竿を膣穴に導いた。
「あ、あー!」前戯無しに入り込んだ肉竿に美由紀は顔をしかめ、福原は乳房の柔ら
かさを味わいながらピストンをしていく。

 「美由紀さん、いい格好よ。記念に撮らせてね」由佳は背後から淫裂に挿入されて
いる姿をカメラに納め「福原さん、思った通り淫乱でしょう?」
「ホントだ。ドンドン締め付けてくる。こりゃ本物の淫乱娘だな!」福原は美由紀を
犯しながら屈辱を浴びせていく。

 やがて、福原は絶頂を迎え「いく、いく!」福原は美由紀の膣内で爆発してしまい、
淫裂から「ポタ、ポタ!」と精液が垂れて膝に絡みついたパンティを濡らしていく。
「それでは、報告してくるか!」福原はズボンを直してから会議室から出た。

 「淫乱娘さん。服を着なさいよ」由佳は冷酷にも、脱がされた服を美由紀に投げか
けた。
美由紀は剥ぎ取られた服を着込んでいくが、好きだった野村にも裏切られて、ただ泣
くしかなかった。