4月に入っても三寒四温。

急に冷え込んでいます。

太陽が出たり隠れたりして

風も吹いているので

ランチタイムの日向ぼっこも

ままならない今日この頃です。

それでもやっぱり

フィレンツェは絵になりますね飛び出すハート


復活祭前後はテレビでも

キリスト復活関連の映画やドラマが

どの局でも放映されています。

その中でも興味深かったのは

マグダラのマリア。

実は使徒の中でも

最も重要な人物だったという話。

結婚を強いられていたところ

キリストに出会って出家。

女性信者への福音、洗礼など

まさにキリストの助手のような存在で

キリストが復活したことを

誰より先に知って

キリストからの伝言を

使徒たちに伝えた彼女。

使徒たちが信じなくても

淡々とキリストの言葉を伝えました。

映画では触れてはいませんでしたが

ピエトロに

「そんな話は籠の中の卵が

赤く変色するくらいあり得ない」

と言ったところ

マリアが持っていた籠の卵が

真っ赤に染まったというエピソード。

それでか〜!

復活祭の卵!

女性である彼女が

そこまで重要な存在であるのが

教会としては不都合だったのか、

娼婦だったというストーリーが

まことしやかに語られて

いつのまにか定着してしまって

私もそうだと思っていましたが、

聖書には彼女が娼婦だったという

記述は全くなくて

キリストの墓の近くで

「マリア、マリア」

とキリストに話しかけられて

「私に触れてはいけない。

まだ父の元にはいけてないから」

「使徒たちに

私が復活したと伝えなさい」

と話しかけられたという話は

聖書にちゃんと記されている。

5月に歌うペロージの受難曲で

私はマグダラのマリアパートを

歌わせていただくのですが、

すっかりイメージが変わりました。

まさにこの復活を告知する

ドラマチックなシーン。

責任重大じゃ〜あ〜りませんか?


張り切って練習に励みます!