絶景を求めて。──「大井川鐵道の旅 その1」   


夏の旅行1回目は「絶景を求める旅」。。。
どこへ行こうか悩んだのだけれど、今回は「大井川鐵道」に乗車して「寸又峡温泉」
訪れてみることにした。


が、念願の蒸気機関車SLは整備中ということで動いていないし(トーマスは運行中)、
落石の影響ということで、終点手前の「閑蔵」までの折り返し運転だという。
(ツィッター情報によると、8月5日(金)に全線開通したそう。)
終点の井川駅から静岡駅までバスが出ていて、その旅がとても楽しいのだそうだ
(以前、その一筆書きコースを父と利用した母情報)。
当初の予定とはだいぶ異なるが、いざ、出発!!
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大井川鐵道の出発駅である「金谷駅」へは新幹線で静岡まで行き、
そこから東海道線でアクセスする。

大井川鐵道の金谷駅ホーム。
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時刻表。
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私たちが乗る電車が入線。
東急7200系(昭和43年製造)。
大井川鐵道ではSLやEL(電気機関車)をはじめ、全国で活躍した旧い電車が活用されている。
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中は冷房がガンガンに効いてメチャ寒い!
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2日間、大井川本線や井川線、寸又峡バス、閑蔵線バスが自由に乗り降りできる
フリーチケットを購入(4,900円)。此方は電子チケット。
かなりお得に回れるチケットらしい。
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「合格駅」「門出駅」など、おめでたいネーミングの駅を経て、
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窓の外には美しいお茶畑が広がる。
静岡3大ブランド茶の一つである「川根茶」として有名。
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○塩瀬の吊橋
長さ220メートル。大井川にかかる一番長い吊橋だそう。
この下を列車が通過する。
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やがて列車は大井川本線の終点「千頭」に到着。
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この駅で日本唯一のアプト式鉄道「井川線」(南アルプスあぷとライン)のミニ列車
乗り換える。
大井川水系の発電所建設用に専用線が作られたのがそもそもの始まりらしい。
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窓を全開にして緑の中をゆっくりと走る。
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車掌さんがガイドしながら列車はゆっくり進む。
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○川根大橋
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○両国の吊り橋
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反対側から見たところ。
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○川根小山駅(川猫山駅)
ニャンコの肉球マークがかわいい!
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川の水の色がエメラルドグリーンに。。。。
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「アプトいちしろ駅」到着!
この「アプトいちしろ駅」と隣の「長倉ダム駅」間は南アルプスあぷとラインの路線の中で
一番の急勾配だそう。あぷと式とは、2本のレールの真ん中に歯車レール(ラックレール)を敷き、
それにアプト式電気機関車の床下に設けられた歯車(ラックギア)を噛み合わせ、
急勾配の線路を登り降りする鉄道のこと。
井川線では、この、約1.5kmを国内唯一のアプト式機関車を使って1000分(長さ1000メートル)の
90(高さ90メートル)という日本一の急勾配を登り降りするという。



この「アプトいちしろ駅」では、アプト式機関車の連結・解放作業が見学できる。

私たちが千頭から乗ってきた列車。
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アプト式機関車が近づいてくる。
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こうなって
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こうなる。
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意外にあっさりと簡単に連結作業は終了。


連結された列車はゆっくりと走り出す。。。


急勾配をゆっくりと上るアプト連結式の列車。。。(進行方向から振り返ったところ。。。)
この角度が一番、上っている雰囲気が伝わると思うのだけれど、どうだろう。。。

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長くなるので今回はここまで。。。


次回はSNSなどでも有名な「奥大井湖上駅」の素晴らしい絶景をご紹介しよう。。。




続く。。。







by forestkoro1015 | 2022-08-06 21:54 | 旅行・静岡 | Trackback | Comments(0)

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