2週間ぶりにバドミントンをしたので、現在腕が筋肉痛であります。

 

では、今回は最後、手首についてです。

手首がラケットのしなりを含めて、ショットの威力を上げる重要なポイントです。

 

以前、ブログで、「手首は、洗った手の水を剥がす時にする"ブルブル"をしてください」と書きましたが、まさにソレです。

前回で、肘の回内について書きましたが、その時に手首を"ブルッ"と1回してください。

その時、"ブルッ"の動きだしの時点では力を入れてません。

何故なら、力を入れるとスピードが遅くなるからです。

"ブルブル"してみてください、力を入れるのと入れないのと、どっちが速いか。

なので、力を入れるのは、"ブルッ"と動いている最中です。

ちなみに、力の入れるタイミングと速さですが、

1."ブルッ"と動いている最中に力を入れる

2.力を入れない

3.最初から力を入れる(最遅)

の順です。

力を最初から入れてガチガチにするくらいならば、力を入れない方がいいです。

ちなみに、この"ブルッ"も、忘れてしまいましたが、この前Youtubeを見ていたら、どなたかも似たような表現でレクチャーされたました。

「使い終わったアナログの体温計を冷ますために振るように手首を振ってください」と。

(どなたのか忘れましたすみません。見つかったら書き足します)

 

それにしても、"力を入れるな"と言いますが、何故そんなに言われないとならないのか?と思う方・・・いますよね?

私も結構最近まで思ってました。

「上手い人は力を抜いても打てるから抜いてるだけで、下手な人や力がない人は力でごまかす方が速いんじゃね?」と。

自分の場合、車の剛性についての考えをバドミントンに変換すると、理解できました。

 

昔、ある歌手の方が、トーク番組で、していた話です。

「フェラーリを買って、車というものは剛性が強いほどパフォーマンスが上がるので、補強をしまくった結果、路面からの衝撃を和らげる場所がなく、その時点で最も柔らかかった窓ガラスが割れてしまった」と。

 

これをスイングの動きだしに置き換えると、

力を入れると硬くなる。

  ↓

スイングの動きだしのエネルギーが逃げる場所がなくなる

  ↓

その時点で柔らかいのはラケットのシャフト

  ↓

シャフトが動き出しでしなってしまう

となります。

 

力を入れなければ、スイングの動き出しのエネルギーは肘や手首などの関節から逃げられるので、シャフトはしなりません。

それでシャトルが当たる瞬間に力を入れて固めることで、逃げる場所を失ったエネルギーがシャフトに集まりしなり始めるのです。

 

P.S.久しぶりに木曜日に練習して、金曜日は筋肉痛で力を入れられないままでのスイングでしたが、前回のブログは嘘のようにスマッシュが決まりました。

みなさんも、腕が痛いなど、少し体調が悪い時になぜか調子がいい、なんてことありません?

 

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