熊本県山江村の三つの奇石も人が作ったもの | 日本の歴史と日本人のルーツ

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熊本県山江村の三つの奇石はやはり聖なるラインの支点となっていた。この支点より南部の神社の位置を定める為に設置されたと考えられる。

ある種の磐座もしくは巨石群と言え、聖なるラインの支点とする為に古代コンクリート(ジオポリマーコンクリート)で奇妙な形の石を作って据えたと考えられる。


① 赤丸: 熊本県山江村の三つの奇石
② 赤四角: 神楽島
③ 赤白四角: 宮崎神宮
④ 黄丸: 八女津媛神社の神の窟
⑤ 黄四角: 荒平神社
⑥ 緑丸: 高千穂神社
⑦ 緑四角: 青井阿蘇神社
⑧ 緑白四角: 新田神社


参考

三つの奇石、歩いて巡ろう 熊本県山江村の村民グループがコース整備

熊本日日新聞(2019.1.8、参考)




熊本県山江村山田の丘陵地帯に、特徴的な形の三つの奇石がある。村民グループが石を巡るウオーキングコースをつくって見物客を呼び込もうと、石周辺の整備を進めている。

村民20人でつくる「村未来塾100人委員会 観光・交流部会」の田村四郎会長(82)によると、三つの石は、斜め後ろから見たカエルのような「蟇石[わくずいし]」、横から眺めるとカメに似ている「亀石[かめいし]」、伏せた牛のような「鼻操石[はなぐりいし]」。

いずれも小字名になっている。田村さんは「昔から石の存在が知られていて、地名になったのではないか」と推測。数十年前まで子どもの遊び場だったという石は、周囲の山林が放置され、やぶに覆われてしまった。

村は2016年度からウオーキングコースづくりを進めており、部会でも石を巡るコースづくりに取り組むことになった。昨年12月、部会メンバーと地元住民がやぶを切り開いて遊歩道を整備。今後、道順を示す案内看板を立てるという。

近くで飲食店を営む山本忠臣さん(80)は「村内外から来るお客さんに紹介すると『珍しい』と喜んでもらえる。観光スポットになるのではないか」と手応えを感じている。

三つの石を歩いて巡ると約4キロ、2時間ほど。田村さんは「一帯は林に囲まれ、歩くだけでも気持ちいい」とPR、見物客を心待ちにしている。

村観光案内人が有料(1時間1千円)で案内する。村地域づくり研究所TEL0966(23)3114。(鹿本成人)

(2019年1月8日付 熊本日日新聞朝刊掲載)