社長コラム

受け継いでいってほしいこと

先月下旬から月初めにかけての猛暑、体調にお変わりありませんでしたか?私は幾らかバテましたが、
その後は暑さに慣れたからか、徐々に回復してまいりました。そんな中、安倍元総理の発砲事件が起こり、
驚きとともにあらゆる方面から追悼が入り、改めて故人の成しえた業績に気づかされました。
今後も政権運営に支障が出るのか心配ですね。

前にもコラムでも記しましたが、あなたは唯一無二の存在を目指しなさいと助言をくださった方がおられました。
安倍さんの後釜は育っておられたのか、また教育をされた方がおられたか、気になるところです。
唯一無二の存在になるには多くの経験と年月が必要です。

日本という国の舵取り、これは規模が違いますが我々会社も同様で、どのタイミングで次の者にバトンタッチするか、
その時期を見間違うと、最悪は消えて無くなることも想定されます。
安倍さんの想い、これは祖父から受け継がれた安倍家の悲願もあったのではないでしょうか。
憲法改正や北方領土返還などは特に前掛かりだったかと思います。

弊社にも継承していってもらいたいことがございます。今までの歴代の経営者が心掛けていたこと、それは
・頂いた案件、簡単には断らないこと
・常に感謝する気持ちを持つこと
・零細企業のオーナーは全ての分野に精通すること
 ただし完璧を望むには困難な部分が多いから、幅広く対応できるように準備すること

そんなある日、先代が年齢からくる下り坂を迎えてからではなく、まだ余力があるうちに世代交代をしよう。
そして早く色々な経験を積ませようということで43歳の時に私は代表取締役を背任しました。

そして、それから5~6年が経ったある日、もうお前に教えることは何も無くなった。
もう自分たちが会社に来なくても、やっていける自信もできただろといって完全に代替わりが出来た次第です。

できれば私も先代と同じ方向でいきたいのですが、そんなに簡単ではないのも現実です。
いつまでも俺が俺がではなく、身を引いていくのも次の世代が育っていくことを早めることに繋がると信じております。

早く心配事がない楽しい週末が迎えられる、その日を心待ちにして、もう少し頑張っていこうと考えております。
今後共よろしくお願い申し上げます。

そして安倍元総理にお疲れ様でした。心からお悔やみ申し上げます。


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