社長コラム

新製品開発へのアプローチ

皆さん元気ですか?私は元気です。と言いたいところですが、花粉症に苦しめられ、
つらい日々を送っておりますが、あと数週間の我慢と言い聞かせ、できるだけ賑やかに過ごしております。

そんな中、久しぶりに暇になりました。あれっ、困ったなー。
どうしよう?
これは現場サイドの話ではなく、私のことであり、私が暇=この先、私の新規案件はしばらく無しということです。
そうなると、いずれは現場が暇になることが想定されます。

そこで私は、暇になってから新たな企画を考えても、動き出すまでにタイムラグがあるから、
まだ仕事が切れる前に、皆で相談し、図案製作や試作に力を入れるよう指示を出しました。

勿論、私も考えます。その際、どうイメージするか?
まずは具体的に流行りそうなアイテムを思い浮かべ、試作が完成したら、どこをターゲットにするかを思い描く、
それとは反対に、具体的な顧客先をイメージし、何を製作したら興味を持っていただけるだろうかと想像する。

後者の場合、そのお店のイメージがわかない現場の者に、どんな方が店にいらしていたか、
どんなアイテムの前に人が立ち止まっていたか、性別、年代層、販売しているプライス等々、
足を運んだ者が五感を研ぎ澄まし、見て、聞いて、匂いを嗅ぎ、それらを社内で共有していかなければ、
なかなか進展するものではありません。

そんな折、土曜の19時から友人と食事の予定が入り、その前に新製品の参考になるかもと、
日本橋高島屋さんで開催されている大黄金展を見に行きました。

その後、集合場所の近くにあるお客様のところに足を運び、弊社の担当の方がお店にいらしたので、
ご挨拶した際、現場の者が新製品の開発となると、楽しそうに笑顔を見せながら口と手を動かしています。
想いが強すぎると、つい手を掛けすぎてしまう。
気持ちはわかるけど、5W1Hを思い描き、予算の上限はいくらになるか(つまりHow much?を加えた5W2H)、
それを意識して、開発するようお願いしております。
と申しましたら、今お預かりしている品、売れるかどうか解りませんが、
お店に置いてみますから、引き続きよろしくお願いしますねと返していただきました。

新たな新製品開発に弾みがつきます。

その後は雑踏に消え、楽しいひと時を過ごせた週末となりました。


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