本日は、新嘗祭
新嘗祭は、祈念祭と対の御祭で、
伊勢の神宮の御祭の中でも、一年で最重要の御祭です
日本にとっても、私たちにとっても、
新嘗祭は、一年で最も大事な御祭です
元々の、神と人との関係は、
米 こめ
米は、弥生時代に大陸から伝わったと云われていますが、
もっと古代の頃から、古代米と稲作がありました。
古代の頃より、
私たちの祖先は、
生きるために、
神を祀り、神に祈念し、神に感謝しました
生きるため・・・米の豊作を意味します
昔は、米の豊作か不作が、
多くの人々の命に関わりました。
そして、
私たちの祖先は、
天災や飢饉を乗り越えて、命を繋いでくれたのです
神宮では、
二月に、その年の豊作を占い、神々に豊作を祈念します
そして、秋になり、
米が実り、収穫できたら、
十月に、神嘗祭
十一月に、新嘗祭
の御祭にて、その年の新米を感謝とともに、神々に奉納する
神々とともに、新米と旬の山幸海幸を、美味しくいただく
日本の秋祭りの由来も、これに起源します
わが家でも、今夜は新嘗祭です
まるで、この日のために、
今月の13日14日に、
希少な新米と酒が届きました
わが家のご先祖である、
スサノオ命 オオナムチ命 事代主
がお祀りされている出雲でも、
大きな祭の最中です
今日の記事は、地味な内容かも知れませんが、
神と人との、とても大事な原点の話です
ここを、忘れてしまったり、疎かにしては、
全てが本末転倒です。
新嘗祭は、神と人と自然を結ぶ、この国の美しい祭です
今日の夕食は、
今年の豊作を喜び感謝して、
神々とともに、召し上がるといいですね