明日には衆参両院の本会議を経て、第99代内閣総理大臣に菅さんが決まりますね。
この菅さんは自身が首相となった際の考え方として、安倍政権の今までのやり方を踏襲するという事と、目指す社会像として
『自助・共助・公助』
を掲げました。
それは
『まずは、自分でできることは自分でやってみる。そして、地域や家族で助け合う。その上で、政府がセーフティーネットで守る』
という事をハッキリと口にしましたので、今までの安倍政権が、コロナ騒動という緊急事態に対して行って来た事と、この 『自助・共助・公助』 の考え方を、私なりの例えを上げて考察してみようと思います。
まずは、今までの安倍政権と、その他の行政が行ってきたことを検証すると・・
兎に角、メディアなどを使い
『マスクをしましょう。 手洗いをしましょう。 ソーシャルディスタンスを取りましょう。』
と、訴えかけてきました。
そして、行政としては、マスク2枚の、中抜きによる業者選定での火事場泥棒的な国民への遅延配布。
更に、保証無き飲食店、その他のへの自粛要請。
多くの事業者が倒産や店舗の閉店、そして失業者や収入の減の人達が増える、ホームレスも増える中で、たった一回の10万円の給付。 (これもこれだけIT時代だと騒がれる中での、給付におけるシステムの構築が機能しない、更に人的作業の動員における不備・・これも利権がらみ?で、かなりの遅延でした)
これらの行政による公助?について、先の菅さんの発言における 『自助・共助・公助』 で、考えてみるとこういう事になります。
マスク着用や手洗いの訴えは・・
自分で身を守る事ですから、自助。
ソーシャルディスタンスや、保証無き自粛は・・
お互いに距離を取る協力をしましょう。
保証はしないけど、互いの安全の為にお店をしめましょう。
はい、これは共助ですね。
かなり遅れて実施した、マスク二枚と、一回の10万円給付は・・
公助という事になります。
まさに、菅さんが今回の目指す社会像とした
『自助・共助・公助』
を実践していました。
しかも、公助の規模が小さいww!
さて、災害その他の緊急時における行動規範は本当に、自助・共助・公助の順番で、大きな災害や被害が治められて、安心した社会生活が送れるのでしょうか?
火事が起きた事を想定して考えてみましょう。
この時に政府や行政が必死になり、こうアナウンスします。
『自己責任で火元の方は、安全を守りながら火を早く消してください』
これ自助ですね。
次に、近隣の皆さんはバケツリレーで火を消す協力してね。
これが、皆で助け合う共助ですね。
行政は援助としてバケツを2個配りますので、頑張ってくださいね。
これが今回のマスク2枚配布という、公助でしたね。
もう、いい加減にしろですね。
そんな事よりも、早く消防車を出動させろ!
そう、火事がおきたら公助として、まずは消防車の出動でしょう?
消防車も出さずに、バケツ配って自己責任と近隣の助け合いで火を消してね💛
こんな事では、火事は消えるどころかドンドン近隣に広がり大惨事になります。
しかも今回の新型コロナは、まだ終息どころ収束もしていないのに、経済活動の支援と称する公助の名で、ゴートゥー・トラベル何ていう、人の移動を促す旅行キャンペーンを行いましたが・・
これは、公助の消防車が来ない為に、火事が広がり近隣にも燃え広がった所で、この地域の経済が破綻するで急遽、火災の火で焼き芋を政府が公助として出すので焼いて販売してね💛
という、とんでもない公助をした様に思います。
自己責任も大いに結構ですが、まずは税金を払いこの国のルールを守っている国民命を脅かす災害や緊急事態がおきたら、まずは公助で大きく支援をして行くのが、私には目指すべき社会の在り方だと思うのですが・・