こんにちは、ひろです。

サンゴ投入間近、なとこまでやってきた45cm水槽。
最後にミドリイシ飼育に重要な機材の設置が待っていました。


タイトルのとおりカルシウムリアクターですね。



カルシウムリアクターとは、アラゴナイトの塊(炭酸カルシウム)を入れたリアクターに二酸化炭素を添加してPHを下げることで、アラゴナイトが溶けだしてKHとカルシウム値の高い水を作りだし、水槽へと添加していく機材です。


カルシウムリアクターでなくても飼育水のKHやカルシウム値を上げるための添加剤はいろいろ出回っています。




我が家でもライブロックの石灰藻維持のために以前はレッドシーのリーフファンデーションを使用していた事があったのですが、いくら投与しても理想の値にならず、どんどん過剰添加になってしまったことで水槽が崩壊した経験があります。(その時のお話はこちらこちら)
 


小型水槽では添加剤のほうがコストパフォーマンスが良さそうですが、過去の経験からカルシウムリアクターを使用していくことにしました。
※添加剤が良くないというわけではありません。水換えもテキトーでズボラな自分には毎日添加の手間がある添加剤より、カルシウムリアクターで勝手に精製&添加の方が楽チンなだけです。


小型水槽に合うカルシウムリアクター設置となると自作とんかち


…という流れになりそうでしたが、これまでの加工や製作(特にバックウォールの加工汗)で相当へばっていたので創作意欲がなくなってしまいました↓↓



しかし、巷に出回っているカルシウムリアクターはどれも大型水槽向けの製品ばかり…




そこで、ある方の力をお借りすることにしたのでしたきらきら!!




と、ここで…


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ありがとうございますおじぎ




話は戻りまして…





小型水槽でカルシウムリアクターを使用されている人がいないかネットで検索するといろいろ出てきますね。




その中でもブログ「楽して海水魚」のゆうきさんで紹介されているカルシウムリアクターはデザイン、機能性いずれを取っても既製品を上回るクオリティでした。
(↑ 勝手に記事貼りつけさせてもらいました)



初めて見たときからコレ、いいなーキラキラと憧れの眼差しでブログを読んでました。




製作されたのはNeoCubeさんという方…




どうにか手に入れることはできないかなー?と連絡をとる手段を探すことに…



以前ブログで製作した物を公開されていたのですが、現在はパスワードでロックされていて閲覧することも連絡先を見つける方法もない…



と、思ってたのですが、以前に小型DCポンプの結線方法でNeoCubeさんと連絡を取っていたことを思い出しましたひらめき電球



送受信の履歴を調べたら運良く発見ひらめき電球




小型カルシウムリアクターを譲って(もちろん買い取りで)貰えないか相談すると快くOKの返事をいただけましたキラキラ



動作チェックをしていただいた後、我が家に到着
送り主名のNeoCubeの文字に胸が高鳴りましたバフッ!バフッ!小


箱を開けたら夢がいっぱい詰まってました(笑)



届いたのは…
小型水槽用カルシウムリアクターNanoCal ver.U
強制通水配管用キット
アラゴナイトメディア
ハードチューブ
おまけでマキシジェット本体(インペラだけなし)と、水槽のレイアウトお見せしたら構造にあったハードチューブホルダーを同封してくれましたキラキラ



このNanoCal ver.U、クリヤーと蛍光オレンジの2パターンあったそうなのですが、オシャレさで蛍光オレンジを選びましたバフッ!
ゆうきさん、丸被りでごめんなさいおじぎ汗
見た目、既製品を上回る仕上がりです。
自分の自作品が自由研究の工作レベルに感じてしまうほどの仕上がりに感動しますキラキラ
しかも見た目だけじゃなく凄まじい機能性も秘めているんです。



コンパクトに仕上がり過ぎてて肝心のポンプをセットしようとすると本体のアクリルパイプが干渉して接続できないあせる
設計ミス?と思ったら…


なんとアクリルパイプと塩ビパイプの接続部がゴムシール?になっていて配管が画像のように動かせるのですwhat!what!
ナニコレあんぐりビックリ
なんでこれで圧がかかっても水漏れしないの???



何事もなかったかのようにポンプが設置できました


リアクターの蓋も手が込んでいます。
丸ネジを完全に外さなくても緩めただけで蓋の着脱が可能


Oリングガイドも着いていてズレによる水漏れも起こらない構造になってます。


リアクター内にメディアを入れてみることに
頂いたアラゴナイトメディアに以前購入したマグネシウムメディアを加えてみることにしました


リアクターの上蓋には生成水を排出するハードチューブコネクターのほかに、PHコントローラーのプローべ挿入口と、上部にたまったCO2を再利用する機能が施されています。


PHコントローラーのプローべはこんなふうに設置。
アラゴナイトメディアはCO2が添加されPH値が下がることで溶けます。PH値が下がり過ぎて過剰なCO2添加にならないよう、コントローラーで制御していきます。
下部に3つあるチューブコネクター
黄色がCO2供給用、奥の青色がCO2リサイクル用、残る手前右が水槽からの吸水用です。
今回は安定して通水されるよう強制通水キットを使用します。



同封されてきたこちらの強制通水キットを使用。
外部フィルターの排水側に接続します。
実は外部式ZENI-NAIYOを使用したのはカルシウムリアクターへの飼育水の供給源とするためでもあったのですひらめき電球


こんな感じでセッティングしました。
強制通水からのハードチューブだけチューブホルダーを通すの忘れてしまいました汗



リアクター稼働開始時のお約束?
通水開始後しばらくはアラゴナイトのカルシウム成分なのか白くなった水が排出され、水槽は白濁します。



今後はカルシウムリアクターでKHとカルシウム、マグネシウムをコントロールしていきます。



さぁ、いよいよサンゴ飼育を初めますよーひらめき電球




…?海草たちは???




次回へ続くパー"