最近は現金や商品券は勿論、ちょっとしたお菓子の類でも受け取らないお医者さんが多くなったように思います。
地方自治体や、国などの運営する病院では、医療従事者の皆さんは、贈答の品を受け取るわけにはいかないでしょうが、普通の病院でもなかなか受け取っていただけないという事があるようです。
入蔵は基本的にお持ちいただいたものは有難く頂戴するようにしています。
分けられるものはスタッフと分けて頂戴します。
手作りの装飾品は院内に飾らせていただきます。
何か頂戴したから、余計に何かして差し上げられるという事は残念ながら無いです。
そういう事に関係なく一生懸命に仕事をしているという自負はあります。
患者さんは色々な思いを込めて、いろいろなものをもってきてくださるのだと思いますが、入蔵の歯科医院としては、不遜な事かもしれませんが、皆さんが感謝の気持ちを込めてお持ちくださっているのだと考えています。
その気持ちをいただくのだと思っています。
患者さんが感謝を込めて、いろいろと考えた末にお持ちいただくものに対して
「いただけません」とは言えないのです。
もちろん先生方、各病院でそれぞれのお考えがあることです。
ただ、入蔵は先に書いたように考えているというだけです。
つい先日も、写真を趣味にしていらっしゃる方から、カナダのイエローナイフで撮影した、満天の星空を覆うように広がる本当に美しいオーロラの写真をいただきました。
この方は時々、いろいろな場所で撮った写真をお持ちくださるので、この方の写真を楽しみにしていらっしゃる、患者さんもいらっしゃいます。
昔、学校で生物学を教えていたという方は、ご自分で撮った珍しい昆虫や鳥などの写真を折に触れてお持ちくださいます。
入蔵は上記のような写真をお持ちいただいた際に、撮影の背景や事物のご説明をお聞きするのも、とても楽しいです。
皆さんにもこれらのお写真をここでお見せしたいのですが、写真を掲載することで、ご本人たちのご迷惑になってはと思い掲載は控えます。
さて、先週も、手作りのパンを持ってきてくださった方がいました。
入蔵一家がパン好きという事がどこからか漏れ伝わったのかもしれませんが、手作りのパンをお持ちくださる方が複数人いらっしゃいます。
どのパンもそれぞれの個性があって、本当においしくいただいています。
先週お持ちいただいた方は、お菓子作りを趣味にしている方で、入蔵の誕生日や、バレンタイン、クリスマスなどにお菓子やパンをくださいます。
すべて、自己流だそうですが、和菓子、洋菓子とも入蔵の目から見たらまさにプロ並みです。
いつも、かわいらしい包装に、短いお手紙を添えてお持ちくださいます。
入蔵が勇気を出して、「ブログにお写真を載せても構いませんか?」とお尋ねしたところ
「うれしいです」と言っていただけました。
そこで皆さんにお見せすることにしました。
お皿が小さくて、おまけに可愛くないのは許してくださいm(__)m
「田舎から送ってきたから」「庭で採れたから」「うまく漬かったから」もらったのを食べたらおいしかったから」
本当に、お優しい言葉と共にいただいたお気持ちに励まされて入蔵は何とか生き延びています。
そして、入蔵のこんな愚にもつかないおしゃべりにお付き合いくださるブログ読者の皆様からも本当に元気と勇気をいただいているのです。
入蔵の周りではコロナの後遺症で洒落にならない事になってしまっている方も複数いらっしゃいますのに、コロナ禍に対する警戒感が緩んでいるように思えてなりません。
これについても、いろいろなお考えもあるのでしょうが、入蔵個人としては、一層気を引き締めていきたいと思っております。
皆様も、ぜひご自愛の上お過ごしください。
では、また(^O^)/