2021年10月13日(水)
タイガースとの競合を制して、小園君の交渉権獲得
凄いぞ番長。鳥肌立ったわ
ペナントレースで散々痛め付けられた阪神に、せめて抽選だけでもやり返したいと思って見てましたけど、よくぞ引き当ててくれました
そして、小園君の他育成も含めて、9選手の交渉権を獲得
取り敢えずサラッとご紹介させて頂きます
1位 小園健太 投 手 市立和歌山高 185cm 90kg 右投右打
甲子園を沸かせた高校屈指の本格派投手。恵まれた体躯から放つ速球が魅力で、将来チームのエースとなり得る素材。3~4年後に期待
2位 徳山壮磨 投 手 早稲田大 183cm 83kg 右投右打
大阪桐蔭で甲子園優勝投手。MAX152kmの速球と抜群の制球力を持つ即戦力。大舞台の経験が豊富だし、個人的な希望はカープの栗林の様なストッパーになって頂きたい
3位 栗飯原龍之介 内野手 東京学館高 180cm 85kg 右投左打
俊足強打の素材型内野手。常にフルスイングを心掛けたパワフルなバッティングは必見。完成型は吉田正尚あるいは柳田悠岐か?
4位 三浦銀二 投 手 法政大 175cm 80kg 右打右投
プロの投手としては小柄な部類になるものの、キレのある速球と変化球が武器でコントロールもいい。臆せずストライクゾーンへ投げ込む姿は、須田幸太を彷彿させる。セットアッパー候補
5位 深沢鳳介 投 手 専大松戸高 177cm 74kg 右投右打
甲子園で完封勝利をあげた好投手。サイドからキレのあるボールをコースへ投げ込んで、バッターを翻弄するピッチングが身上。先ずは2軍でしっかりと基礎体力をつけて、将来の1軍を目指して欲しい
6位 梶原昂希 外野手 神奈川大 189cm 85kg 右投左打
俊足巧打好守のバランスがいい外野手。パンチ力のあるバッティングと、50m5秒台の俊足に磨きをかければ、将来的に外野の一角を狙える素材。外野は層が厚いだけに、結果を出してアピール出来るか?
育 成
1位 村川 凪 外野手 徳島インディゴソックス 174cm 63kg 右投左打
俊足が認められて指名された選手。YouTubeの動画をみれば分かるが、盗塁が抜群に上手い。ホークスの周東みたいな選手になれれば、支配下は近いかも知れない
2位 東出直也 捕 手 小松大谷高 173cm 72kg 右投右打
強肩好打の捕手。小柄だがバッティングセンスは非凡。肩も強いがそれだけなら、東妻や益子が2軍にいる。支配下を勝ち取るには、バッティングでかなりアピールしないと苦しい
3位 大橋武尊 外野手 茨城アストロプラネッツ 178cm 74kg 左投左打
中学卒業後アメリカのベースボールアカデミーに留学した異色の選手。俊足と守備範囲の広さが売りらしい。支配下を勝ち取るには、打力のレベルアップが必要か?宮本タイプ?
さて、今回のドラフト戦略は、先発右腕と中継ぎ候補。そして、走れる選手に重点を置いた指名となった
我らがベイスターズは、先発左腕は12球団随一の選手層を誇る。足りない右腕を補強する意味で、1位に将来性豊かな小園君と、先発と抑えどちらでも出来そうな徳山君を指名できたのは大収穫だった
本格派右腕がいないベイスターズにとって、小園・徳山が育てば、今永・東・大貫らと合わせて投手王国への夢が膨らむ(阪口も頑張れ)
そして、12球団最小の盗塁数改善の為、俊足の野手を複数指名出来たのも良かった
但し、俊足の野手を補強したから、即盗塁が増えるかと言えば、これはやらせて見ないと分からない。実際に俊足だけの選手なら、今もベイスターズに何人もいる
全ては実戦で走らせて見て、それぞれがどう結果を出すかに懸かっている。また、走れる素質があった場合も、その素質を更にレベルアップさせられるか?指導するべきコーチをどうするのか?
残念ながら今いるコーチは、盗塁をコーチングできる方は誰もいない。むしろ、この事実の方が問題は大きいように思う。球団はコーチの補強を考えているのか?選手が自分で何とかすると思っていたら、問題は何1つ改善されないだろう
さてさて、9人の夢と希望を抱いた選手達。ようこそベイスターズへと言いたいが、来年のキャンプからは厳しい競争が待っいる。プロ野球は一握りの猛者達だけが成功者になれる、言わば弱肉強食の世界だ。先輩だろうが後輩だろうが全てがライバル
とにかく、練習あるのみ。レジェンドと言われた選手は、必ず誰よりも練習している。練習無くして成功なし
今回指名された9人の中から、1人でも多く1軍のレギュラークラスになってくれる事を願いたい。
頑張れみんな。そして、ハマの煌めく星になれ