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国葬に安倍友ブレイン ただただ安倍晋三になりたかった岸田さん

日本では、明日が国葬。反対派からも、今一番岸田さんが後悔してるじゃないか、という同情的?声も聞かれる。


これが、安倍さんが森喜朗の国葬強行なら、メディアがもっと派手に嘘八百盛り上げストーリーで森安倍サーカスを盛り上げて反対派を黙らせることもしただろうが、それも、イマイチ弱いし、それどころか、オリンピック汚職捜査が、どんどん進んでいる。


一体、聞く耳岸田さんは、誰の声を聞いていたのか?というと、この人、安倍さんべったり応援団、性差別暴論丸出しの、誇大妄想気味の自称文筆家小川榮太郎氏だという。

ついに来週27日におこなわれる予定の安倍晋三・元首相の国葬。各社の世論調査では 軒並み反対が賛成を大きく上回っており、岸田内閣の支持率もダダ下がりという状態になっている。
 一体どうして岸田文雄首相は国葬の実施を決断したのか。ネット上では麻生太郎・自民党副総裁が岸田首相に3回電話して「これは理屈じゃねえんだよ」と説得したという「Smart FLASH」の記事が拡散されたが、ここにきて新たな“キーマン”の名が浮上した。
 なんと、岸田首相に国葬実施を決断させたのは、あの小川榮太郎氏だというのだ。
 22日発売の「週刊文春」(文藝春秋)の記事によると、小川氏は安倍元首相が亡くなった7月8日に岸田首相と電話で会話。さらに11日にも電話をかけ、「国葬を早く決断しないと、保守が離れる」と進言した。その後、14日になって岸田首相が国葬の実施を表明している。もちろん、国葬の招待状は小川氏にも届いているという。
 無論、小川氏の進言がどれほどの影響を与えたかはわからないが、問題なのは、岸田首相が小川氏と電話でやりとりするほどの関係にあることだ。


ご存知のとおり、小川氏といえば自民下野時に安倍氏を再び総理にするための草の根運動で事務局的な役割を担い、2012年秋の自民党総裁選直前に『約束の日 安倍晋三試論』(幻冬舎)という安倍礼賛本でデビューした熱心な安倍応援団のひとり。「放送法遵守を求める視聴者の会」なる団体を立ち上げて、政権批判報道に圧力をかけるなど、露骨な安倍政権アシスト活動をおこなってきた。 だが、一躍その名が知れ渡ったのは、自民党・杉田水脈衆院議員の“性的マイノリティには生産性がない”という差別言説を“性的マイノリティを認めるなら痴漢の触る権利も保障せよ”なるヘイトの上塗りで擁護した一件だろう。
 さらに、小川氏は2019年に「月刊Hanada」(飛鳥新社)紙上において「性被害者を侮辱した「伊藤詩織」の正体」なる論文を発表。この論文のなかで小川氏は〈伊藤氏は妊娠の事実がないことを確認したにもかかわらず、山口氏に対して執拗に妊娠の可能性を訴え、金銭を取ろうとした〉と主張したり、伊藤氏の事件当日の下着についてあげつらうなど、さ
らなるセクシュアルハラスメントと誹謗中傷、陰謀論を書き連ねるというセカンドレイプをおこなった。


また、小川氏が書いた安倍元首相の擁護本『徹底検証「森友・加計事件」─朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(飛鳥新社)をめぐっては、朝日新聞社が小川氏、飛鳥新社を提訴。一審・東京地裁と二審・東京高裁の判決は、14箇所に真実性が認められないとして名誉毀損を認定し、「報道機関としての社会的評価を低下させた」と指摘。小川氏と飛鳥新社に200万円の支払いを命じた。そして、トランプ前大統領や新型コロナウイルスをめぐってもトンデモ言説を発信している。


正気か? 差別とフェイクを撒き散らす小川榮太郎をブレーンにする岸田首相


 このように、さんざんヘイトやデマや陰謀論を書き立てて安倍元首相を擁護してきた小川氏だが、まさか、このような人物が現役総理大臣の岸田首相に進言までおこなっているとは──。
 しかし、「週刊文春」によると、小川氏は、岸田首相の“ブレーン”となっている、という。同誌では官邸関係者がこのように証言している。
「岸田氏にとって小川氏は、安倍氏を支持してきた右派の中では、ほぼ唯一と言っていい“ブレーン”。元々は政調会長時代に、安倍氏から紹介されたそうです」
 たしかに、小川氏は7月14日にもFacebookに〈今朝、岸田総理と電話でお話をした。国葬の事も重々お話し、それ以外にも今できる限りの進言を申し上げた〉と投稿。首相動静によると、9月7日には首相官邸において「月刊Hanada」の企画で小川氏と対談を約1時間おこなっている。
 しかも、「週刊文春」の直撃取材では、小川氏は「岸田さんとのことは何か政局上のキーマンと思われると、それは非常に間違った記事になる」と言いながら、「私はあくまで、純然たる政策の助言者。安倍さんの時と同様で、そういう助言者なのでね」などとも発言している。さらに「(岸田首相と)会う際には“裏動線”を使ったりすることも?」と尋ねられると、「それは裏動線は話しちゃいけないんで、ハハハ」と回答。暗に秘密裏に岸田首相と会談していることを匂わせているのだ。

つまり、安倍元首相と同様、岸田首相も小川氏と親密な関係を持ち、安倍応援団の代表として自身のブレーンに引き立てているというのである。
 しかし、現在の小川氏に安倍応援団およびネトウヨをまとめられるような影響力があるのかは甚だ疑問だ。というのも、前述した「視聴者の会」においてはカネをめぐる“内紛”が勃発。会計処理を担当していた小川氏は、百田尚樹氏や有本香氏、上念司氏らと袂を分かっている。
 いや、小川氏が「岸田首相のブレーン」であるとすれば、さらに重大なのは、小川氏と統一教会の関係だろう。


小川榮太郎のトンデモ統一教会擁護 安倍晋三と小川榮太郎の関係にも統一教会の影が…


 小川氏は安倍元首相銃撃事件以降、統一教会を擁護するような主張を繰り広げている。たとえば、自身のFacebookには〈ある団体を恨んで殺意を抱いたという供述を真に受けるならその団体は被害者でしょう〉と投稿したほか、〈右派宗教団体潰しです。安倍氏を暗殺し右派団体の一つを潰す。まことに手回しのいい構想が存在していたと考えざるを得ませんね〉などという陰謀論まで展開。さらには〈近年の反日マスコミや週刊誌のカルト性、反社性、日本破壊の凄まじさと統一教会とどっちがひどいか、私に言わせたいか〉などとも記している。
 

統一教会は被害者、週刊誌などのマスコミこそ反社であり、安倍氏の暗殺事件は右派宗教団体潰しのための謀略だ……。このような主張を繰り広げている人物が岸田首相のブレーンを務めているとすれば、それだけで大問題だが、看過できないのは、小川氏自身が統一教会と関係している点だ。
 小川氏自身、統一教会系メディアであるしたり、世界日報の愛読者有志による団体「世日クラブ」で講演をおこなうなど統一教会と接点を持ってきた人物なのだが、注目すべきは、小川氏と安倍氏の関係のあいだにも統一教会の影が見え隠れすることだ。
 たとえば、
2012年2月に小川氏は“安倍首相復活のための団体”として「創誠天志塾」なる私塾を開いているのだが、この団体の前身となったのが「青年真志塾」で、小川氏はこの「青年真志塾」で幹事長を務めていた。「青年真志塾」とその母体である「日本経済人懇話会」は生長の家原理主義との関係も指摘されているが、「日本経済人懇話会」の会員企業には「株式会社世界日報」も名を連ねている。


そして、「青年真志塾」では2011年12月6日に「強い「経済」、美しい国「日本」〜元首相安倍さんが、今若者たちに伝えたい想い〜」と題したイベントを主催。安倍氏が基調講演をおこない、小川氏がイベントを取り仕切ったが、じつはこのが入っていた。「世界戦略研究所」とは統一教会関連の政治団体とされ、日本維新の会も党の調査で「統一教会の関連団体」として位置づけている団体だ。
 さらに、2012年4月30日に安倍氏は小川氏をはじめ、昭恵夫人や支援者らと高尾山の登山をおこなっているが、この登山には「世界戦略総合研究所」の事務局次長である小林幸司氏や筆頭理事の加藤幸彦氏が参加。ちなみに小林氏はその後、2013年〜2016年の「桜を見る会」に4回連続で招待されている。
 安倍氏を再び総理大臣に返り咲かせるためにバックアップしてきた小川氏だが、そこに垣間見える統一教会との関係──。しかも、小川氏は「週刊文春」の直撃に対し、統一教会系人脈との関係を自らこのように明らかにしている。

世界日報の社長と阿部会長と一緒の席はあった。阿部さんとは1年に何度か会うよ。(合同結婚式の)日本で8組目とか言ってたな。偉い人で、勝共(連合)の初代事務局長だよ。彼は文(鮮明)氏の直弟子の1人。(阿部氏は講演で)『私が喋ることは今日中に本部に伝わるだろうが、全部話します』とか言ってましたよ」


 ここで語られている阿部正寿氏は「世界戦略総合研究所」の会長であり、安倍元首相と阿部氏が握手する写真も残されているが、小川氏はこの阿部氏と「1年に何度か会う」仲だというのである。


小川榮太郎が統一教会関連団体幹部を「桜を見る会」に推薦したとFBで自ら告白


 さらに、「週刊文春」が前述した2012年の高尾山登山について報じた際、「キーマンは安倍夫妻と高尾山に登った関連団体幹部」として「世界戦略総合研究所」の事務局次長である小林幸司氏を取り上げたのだが、このとき小川氏はFacebookに小林氏のことを「K氏」と名前を伏せたかたちで、このように投稿している。
〈「キーマンは安倍夫妻と高尾山に登った関連団体幹部」という見出し。本文を見ると「安倍を支えるキーマンの一人」となっている。これは私の友人Kさんの事だ。彼は私を支えるキーマンの一人だったが、安倍氏とは面識ない。したがって安倍氏のキーマンであるはずがない。
安倍さんとの高尾山登山は私が仕切ったもので、その頃私の周囲の若者や友人数十人が日夜を分かたぬ安倍再登板運動を繰り広げていた。Kさんはその仲間の一人である。〉
〈桜を見る会に呼ばれたというが、私の安倍再登板運動を支えた諸氏は、私が推薦している。〉
 安倍氏と統一教会をつなぐ重要人物として取り上げられた小林氏について、小川氏は「私の友人」「彼は私を支えるキーマンの一人」だとし、「桜を見る会」に4年連続で招待されたのも「私が推薦」したからだというのである。
 このように、安倍氏と統一教会の関係を掘り下げると登場する統一教会系人脈と、小川氏が親密な関係にあることは、小川氏本人も認めている事実なのだ。


岸田首相は頑として安倍元首相と統一教会の関係について調査することを拒絶しつづけているが、自身のブレーン的存在としてこのような人物を重用しているとすれば、それも当然の流れだ。統一教会を擁護しつづけている小川氏が岸田首相に知恵を付けているのだから、膿を出し切ることなどそもそも無理な話だったのである。
(編集部)



これを読むと、小川榮太郎という人物の典型的な虎の威を借る狐体質、それを通り越して、自分こそトラを動かせるんだという妄想で自己実現しているように見える。
しかし、虎が死んで、アイデンティティ崩壊の危機に、次期首相と特別な関係、まさに次のトラを動かす位置をキープしようと頑張っているのだろう。


それにしても、安倍さんのように特別自己都合優先、自分に好意的な人には手放しで利益を与える(与えたい)ボンボン特有の気質、かついくらでも嘘をつける特異体質の人物でない限り、この人の助言を受けようとは思わないだろう。


確かに岸田さんもボンボン気質であるが、物の善悪や、最低線の政治倫理、日本語の理解力を持ち合わせていたであろう人が、こういう人をそばに置くのは、いかに岸田さんが、安倍晋三になりたいと焦っていたと言う証左ではないか、と思う。


彼が、もう少し、心が強く、プリシーのある政治家だったら、安倍晋三という悪しきアイコンをこの機会に再検証し、統一教会も含め膿を出し、安倍派を粛清、解体に動く絶好のチャンスと捉えるだろう。安部政治にストレスが溜まりきっていた国民は拍手喝采し、やはり自民党は頼りになると、長期政権も望めただろう。


英語もできる岸田さんが、あの大げさなジェスチャートとヘンテコなイントネーションの英語で、半ば笑い者となって言いようのむしられた安倍晋三とは全く違う、目立たないが堅実な対話と落ち着いた判断で、国際社会の信頼を回復することもできただろう。バイデン大統領はトランプが滅茶苦茶にした国際社会の信頼をそうして回復した。


然るに岸田さんは、安倍晋三を肯定しすぎ、傍で指を加えて待ちすぎ故、憧れに変じたのか? 安倍晋三のしたことをやりたがっているように見える。聞く耳持たぬ問答無用、国会無視の国葬強行や、原発再稼働や新しい小型原発推進発言、国という言葉を踊らせて、国民を一顧だにしない政策。本当に残念だ。


本来政権交代のためにしっかり国民の心を掴まなくてはいけない野党第一党立憲民主党も、
お約束の迷走をしている。これも残念なことだ。党として決めた国葬欠席発表直に、首相経験者が”自分の人生観だ”と称して出席表明。まるっきり大根役者の臭いセリフ。そんな立派な人生観なら、まず離党してから国葬に行ったらいかがか?また維持者を混乱させる、維新との国会協力、発表直後、党首同士が、悪口の言い合いも、みっともなく、否定はしているが、選挙協力に進めば、共産党・社民党・れいわ、との選挙協力はなくなる。もう野党は共産党・社民党・れいわだけで、国会は与党とゆ党で行われ、見逃し妥協のオンパレード。


佐高信さんがネット番組で「忸怩たる思いの立民議員は社民党に合流したらいい、自分が喜んで仲を取り持つてやる」と言っていたが、本当にそうしたほうがいいんじゃないか?


そういえば、Abema TVという番組に、辻本清美さんと小川淳也さんが出演して国葬問題を話していたが、多分この番組は、彼らをやり込めて、野党だらしない、を印象付けたい番組?なんだろうか? 局側の人?自民党の人?名前はわからないが、「すごい人数の国葬反対デモと言われているが中には、反原発とか、安保法廃案とかを行っている人も混じっていて、これは純粋に国葬デモではない、こういうのは良くない”など、とんでも見解を開陳していた。
国葬反対デモに出るときに、プラカードは国葬関連ですね?それ以外のシュプレヒコールはしないでくださいな。などと取り締まれというのか。全体主義者の考えそうな倫理観だ。


独裁政権は、倫理の顔をして、人々も自由を縛る。それに対し、小川さんはきちんと要所要所に軌道修正をして論理的に対応していたし、岸本さんは、どんな変なこじつけ質問も、柔和な顔を崩さず、たじろがず、まっすぐに受け答えを続けた(彼女は本当にキャパシティーの大きい人だ。沢山の口撃を受け続けてきた故の深さと分厚さがすごい)
こういう番組に会えて出るのも、この視聴者のうちの何パーセントかでも、日本語を正しく理解し、思考できる人がいることを願い、彼らの思いを伝たいからだろう。
いいコンビだと思った。ともすれば、気負いが見える小川さんを辻本さんの包容力がうまくカバーしている。


人生観を曲げても国葬を欠席、こだわりや偏見のない態度を示すために維新と協力、などということをやっていたら、国民の期待はますますしぼみ、離れてゆく。そこで弱ったところで、動作の早い維新に足払いをかけられて、一巻の終わり、はい、おしまい、なんてことも起こりうる。
信頼に足る相手である日本共産党を毛嫌いし、距離を取る方法だけを模索し続け、結局維新かよ!!って、そこに国民民主が乗っかって、連合もご機嫌でめでたしめでたし。
なんて勘弁してくれ!!!!


臨時国会での維新との共闘がどれだけ成果があるのか?大事な臨時国会だ。その成果を見て(という余裕もないんだ、全てがノロすぎる・ゆるすぎる)混乱するようなら、党首執行部刷新が急務となる。



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