今日のタロットカードの導きは・・・
女教皇(逆位置)
『気持ちがかき乱されないように、適度な距離を保つ時』
逆位置の「女教皇」のタロットカードは、精神的に余裕がなく不安定な状態を意味しています。
心が落ち着かず、自分の判断に自信が持てずに、人への接し方にも混乱が生じてしまいます。
頭ではわかっていても何か腑に落ちないような、モヤモヤした感覚にとらわれることもあるでしょう。
ささいなことに過剰反応してしまい、警戒心や被害者意識が強くなってしまったり、緊張感で疲れやすくなります。
ひとり静かに落ち着く場や時間を設け、緊張をほぐすことで、本来の自分らしい感覚を保てるでしょう。
このカードはあなたに、感情や感覚に振り回されて自分を見失わないように、と伝えています。
なんだか落ち着かない、そんな感覚がつきまといます。
信じていたものに疑問が浮かんできたり、人の目ばかり気になって、イライラ、ギクシャクしたり。
しかしそれは、あなた自身と他者の境界が曖昧になった思い込みによるものです。
周りの影響を受けすぎてしまう極端な感情の浮き沈みは、自分らしさを見失っていきます。
その時々の気分によって変わるような中途半端な言動は、周囲からの信用を失ってしまいます。
感情をそのまま相手にぶつけてしまわないように、注意が必要です。
不安定な心は不安感となり、勝手な憶測や思い込みを生み、表面的なことや不確かなものに惑わされてしまいます。
感覚は感情よりもコントロールしがたいものです。
周りの人々と近づきすぎずに、ちょうどいい距離を保ちましょう。
とくに、心に土足で入ってくるような人は遠ざけて。
本音で付き合える素敵な関係も、時には、言わない方がよいこと、知らない方がよいこと、教えられるより自ら気づくべきことだってあります。
冷静になるための時間が必要な時もあります。
自分の気持ちにフタをするのではなく、大きく揺さぶられないように、周囲との線引きをすることが大切です。
雑音から離れて、ひとり心を落ち着けましょう。
好きな香りや音楽、肌触りの良いものや、見ていて癒されるものなど、あなたが心地よいと感じるものでリラックスしましょう。
心が光の結界で守られているようなイメージをしてみましょう。
好み、価値観、考え方、感じ方・・・、人それぞれ違い、それぞれの幸せがあります。
居心地の悪いところにとどまっている必要はありません。
あなたにとって心地よい感覚を取り戻すことで、あなた本来の聡明さや自分らしさも取り戻せるでしょう。