こんばんは。
世界的に見ると感染者が再び増加傾向となっている地域もあり、まだコロナ禍が収束している状況ではありませんが、取り敢えず国内では新規感染者数が少なく落ち着いたい状況が続いています。
そんな中で先週の金曜日、2度目のワクチン接種を行いました。周囲で言われている副反応が起きると想定していましたが、案の定、翌日発熱しました。ただ長引く事はなく日曜日には平熱に戻りました。
病気でもないのに発熱すると言う
初めての経験に少々戸惑いましたが、これでまずは安心でしょうか。勿論、今まで同様、うがい、手洗い、マスクにソーシャルディスタンスを守る事は当然ですが・・・。
22日は二十四節気の「小雪」でした。本格的な冬の訪れは先の話ではあるものの、紅葉シーズンも終わりを迎え北国から雪の便りが届き始める頃と言われております。
札幌では例年よりかなり遅かったものの、既に初雪の便りが先日届きました。全国的に天気がぐずついた22日を境に一気に気温が下がり、場所によっては本州の平地からも初雪の便りが届きそうです。
今朝9時の実況天気図と上空1,500m付近の気温を示す高層天気図(850hPa図)は以下の通りでした。
22日9時実況天気図(気象庁HPより)
22日9時850hPa高層天気図(気温)(気象庁HPより)
本州付近は東西に高気圧、その間に低気圧と言う気圧配置。気圧の谷が本州に近付きつつあり低気圧から延びる寒冷前線が四国~九州付近を通過していると言う状況でした。低気圧の発達具合によってはその近辺の天気が荒れる可能性があるパターンです。
また、山間部での降雪の目安となる850hPa図での0℃の等温線(赤線)は、北海道の道北から日本海にありました。
今日は在宅勤務だった為、昼休みに買い出しに出掛けたのですが東京近郊にある我が家付近は、時より雨が降る天気でしたが昨日までと比べ極端に寒いと言う訳ではありませんでした。
それが21時には天気図が以下の通りとなりました。
22日21時実況天気図(気象庁HPより)
寒冷前線が本州を通過しました。先ほど外に出てみましたがまだそれほど急激に気温が下がったと言う感じではありませんでしたが、前線が通過した所はこの後寒気が流入し気温が下がるパターンです。
では23日9時の予想天気図がどうなっているかと言うと、22日9時気象庁より発表された天気図が以下の通りとなっています。
23日9時予想天気図(気象庁HPより)
22日9時850hPa数値予報図(気温)(気象庁HPより)
冬型の気圧配置の典型例で「西高東低」があります。予想天気図を見るとそこまではっきりしたコントラストではありませんが、それに近い状況と言えるでしょうか。低気圧と前線が離れつつある東京近辺は天気が回復しそうです。
一方で上空1,500m付近の気温を見ると、0℃の等温線(赤線)が本州の太平洋沿岸まで南下し、平地で降雪となり得る-6℃の等温線(青線)が北海道を覆う予想となっています。23日、北海道は平地でも、本州でも標高の高い山では雪が降る可能性があります。
例年より色づくのが遅かった紅葉シーズンも終わり、いよいよ冬将軍が頻繁に訪れ、足元にコタツが恋しくなる季節へと移り変わっていきます。
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