こんばんは。
 

 10月になりました。様々なニュースが世間を駆け巡った2022年も残り3か月。秋の訪れで天気は安定してきましたが、テレビ等から流れる時事ニュースはどちらかと言えばネガティブな話題が現在も過去も、そしてこの先も暫く続きそうな・・・。そんな世の中の動きが予測できない事が多く不安定だった2022年も後半から終盤へと差し掛かろうとしています。

 10月最初の週末。発生当初、進路が不確実だった台風18号ですが、日本の南海上を東に進み陸地に影響を及ぼす可能性は無くなりました。東京はお天気に恵まれお出掛け日和となり、昨日は北海道東部で30℃を超える等、記録的な暑さとなった所もあったようです。

 

 しかし、2022年の夏が最後のご挨拶とばかりに季節外れの暖かさをもたらしたこの陽気ももどうやら週の前半辺りまで。週間予報を見ると、4~5日頃にに雨模様となった後は北日本や東日本は気温が一気に下がり、北海道では昼間でも15℃前後、東京でも20℃に届かない日もあるようで上着がないと肌寒く感じるかも知れません。

 

北海道各都市、東日本主要都市の週間予報(2日9時発表 気象庁HPより)

 

 それは高層天気図やコンピュータが弾き出した数値予報図にも表れています。昨日(1日)9時の上空1,500m付近の気温の様子がこちらです。

1日9時(標準時+9時間後)高層天気図(850hPa気温図 気象庁HPより)

 

  昨日9時で本州、北海道付近は概ね12℃(青線)15℃(赤線)となっており、恐らく今日(2日)も同じ状況だったと考えられます。これが週明け4日21時の数値予報図を見ると以下の通りとなっています。

 

4日21時(標準時+9時間後)数値予報図(850hPa気温図 気象庁HPより)

 

   本州付近の気温分布は昨日(1日)の高層天気図とあまり変わりませんが、北の方から0℃以下の等温線(紫線)が現れ北海道北部に掛かっています。上空1,500m付近で0℃なので標高の高い山は雪模様になるような寒気が入って来る事となります。更に連休前日(7日)の様子がこちらです。

 

7日21時(標準時+9時間後)数値予報図(850hPa気温図 気象庁HPより)

 


  北海道のほぼ全域が0℃以下の寒気に覆われるようになります。週明けの周知予報図も見てみましたが5日頃から上図のような状況となっており、北海道の山間部や峠道は週の半ばに降雪となる可能性があります。


「残暑」→「豪雨」→「台風」と目まぐるしく変化した9月も終わりそろそろ半袖から長袖の衣類に衣替えする時期です。
 来週後半に予想されているぐずついた天気を境に季節が一気に進む事になりそうです。朝夕と昼間もそうですが、寒暖差が大きくなるこの時期。体調を崩しやすくなるので衣服で調節する等、体調管理に注意して過ごしたいものです。

 

 

今日の一枚

 お出掛け日和の陽気に誘われ夕暮れ間近の東京駅付近を散策しました。居並ぶ高層ビルを見て思ったのが、山あいの田舎町と都心のビル街の夕暮れ時の風景は何となく似ているなあ、と。

 

 

 

 

 

 


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