こんばんは&おはようございます。
3月に入ってから気温が高く穏やかな陽気の日が続いています。東京では靖国神社にある標本木のソメイヨシノの蕾がほころび始め今日、桜の開花🌸が発表されました。統計を取り始めて最も早い開花のようです。
そんな桜の開花宣言が出ようかと言う陽気になった週末に、子供の卒業&進学祝いも兼ねて家族で長野にスキーに出掛けました。数年前にたまたまネットで宿泊先を見つけて以来、顔見知りとなったペンションのオーナーさんとの久々の語らいの時。コロナ禍でここ2~3年は顔を出す事が出来なかったので思い出話に花を咲かせました。第一声はお互い
「子供は大きくなり、大人は歳を取ったね」
と・・・。
スキー場の積雪は暖かくなった事もありだいぶ減って雪質もかなり緩くなっていました。21日が最終営業日だとか。汗だくになりながら楽しみましたが、燃料高騰の影響やコロナ禍によるお客さんの減少で閉鎖しているゲレンデもあって、止まっているリフトを見るとちょっぴり寂しくなりました。
さて、昨日は寒冷前線通過のタイミングだった昼間に一時的に風雨が強まった東京地方。今朝はその名残りで空気がヒンヤリしていましたが昼前になってようやく日が差し始めました。この後どのような天気になるでしょう。明日(15日)9時の予想天気図を見てみると
15日9時予想天気図(気象庁HPより)
本州は高気圧に覆われている一方で、中国東北部から前線を伴った低気圧が進んできます。この前線(寒冷前線)が伸びて本州を通過するようになると、昨日から今朝のように一時的に風雨が強まり通過後は気温が下がるパターンになると考えられます。気象庁が発表した週間予報によると、週の後半から週末にかけて天気が崩れるようです。そして、週が明けて春分の日の辺りはどうなるかと言うと数値予報図による20日、21日夜の予想気圧配置が以下の通りです。
20日21時(標準時+9時間後)数値予報図(地上気圧配置 850hPa気温図 気象庁HPより)
21日21時(標準時+9時間後)数値予報図(地上気圧配置 850hPa気温図 気象庁HPより)
周期的に天気が変わるこの時期らしい気圧配置となりそうですが、次の高気圧(凡そ橙色の部分)が東に抜け代わって低気圧(凡そ紫色の部分)が日本に接近するサイクルに入ると思われます。春分の日となる21日は多くの方がお墓参りや多くの公園で数年ぶりに解禁される飲食しながらのお花見等を行うと思われますが、東京に関してはそれらへの影響は現時点ではあまりなさそうです。
また、青線で上空1,500m付近の0℃の等温線を示しましたが北の方に上がっており南下する気配ななさそうなので昼間を中心に気温が上がりそうです。ただ上にも書いた通り、前線通過後に一時的に寒気が入る可能性はあるので油断はできません。それと、個人的には21日の数値予報図にある低圧部後方にある閉じた0℃の等温線が近づくと荒天をもたらす等、何やら悪さをしそうで気になるのですが・・・。
桜が咲き始めると気持ちが何となくウキウキするのはいつもの事。加えてコロナの規制が緩和された今回は様々な場所で賑わいが見られそうですが、夜は冷えると思うので温かい格好をして節度を持ちつつお花見を楽しんで欲しいと思います。
今日の一枚
「その時」をじっと待つ近所のソメイヨシノ(14日朝撮影)
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