こんばんは&おはようございます。

 

 例年になく速いスピードで訪れた今年の春便りですが、昨日は冬将軍が少しだけ顔を出し最後のご挨拶。全国的に気温が下がり関東でも山沿いは降雪となった所が多かったようです。そして、今日は朝からお天気に恵まれました。東京近郊にある我が家の近所にある桜並木はようやく蕾がほころんできたと言う状況ですが、都心の桜(ソメイヨシノ)は一気に花が咲きそうな陽気となりました。

 

 以前の記事でも書きましたが、3月と言えば別れの季節。一昨日の金曜日、子供も中学で卒業式があり小学校から続いた義務教育の課程を修了しました。入学して早々、コロナウィルスによる緊急時代宣言が発令された事により休校から始まった中学校生活でしたが大きな病気やケガをする事もなく卒業しました。昨日までは最後の別れを惜しむように仲の良い友達と外で会っていたようですが、今日は入試を共に戦った教材等の整理や部屋の模様替えをする等、スイッチを前に進めたようです。次のステージでも充実した日々を過ごして欲しいと親としては思うのであります。

 

 さて、冬将軍が別れを告げ気温が再び上がった日曜日のなりましたが天気図を見てもその様子が表れていました。12時の天気図が以下の通りです。

 

19日12時実況天気図(気象庁HPより)

 

 昨日、南岸低気圧が通過した事で関東地方は平野部で雨、山間部で雪となった訳ですが、これまでであれば三陸沖を通過した後、大陸から寒気が入り込み等圧線が縦にビッシリ並んで、日本海側で雪、太平洋側で乾燥した晴天の、いわゆる冬型の気圧配置になると言うのがオーソドックスなパターンでしたが、上の実況天気図を見てもお分かりの通り、もうそのような気圧配置は見られません。移動性の高気圧が日本列島を覆い今日は全国的に概ね晴れの空模様となりました。この後どうなるかと言うと、春分の日の予想天気図が以下の通りです。

 

21日9時予想天気図(気象庁HPより)

 

 日本列島を覆っていた高気圧が去って西から前線が近づいてきます。恐らくこの前線上に低気圧が発生するのではないでしょうか。今日のような陽気は明日まで続きそうですが、明後日の21日は西から天気が崩れてきます。東京はギリギリ21日まではもつかなあ、という感じでしょうか。

 そして、春分の日が終わると今週は暫く天気がぐずつく予想となっています。間をとって24日の数値予報図による気圧配置を見てみると

 

24日21時(標準時+9時間後)数値予報図(地上気圧配置 気象庁HPより)

 

 本州南岸に「L」のマークがあり、ここに低気圧がある可能性を示唆しています。その前23日は北海道付近に低気圧が進んでくると予想されており日本列島付近は低気圧が発生、通過するサイクルに入ります。これが抜けるのがいつになると予想されるかと言うとあくまで現段階での予想になりますが、

 

26日21時(標準時+9時間後)数値予報図(地上気圧配置  気象庁HPより)

 

 26日の数値予報図によると能登半島付近に「H」のマークがあるのでこの辺りに高気圧の中心が存在する予想となっています。来週の初め頃から晴れのサイクルに入ると思われまが、この間も気温は高く推移すると予想されている事から、都心でお花見するのであれば見頃になるであろう明日、明後日がタイミングとしては良いのかなあと思います。

 

 桜、卒業、別れ・・・。寂しくも美しい独特の雰囲気を感じるこの時期。悲喜交々が各所で見られる季節が今年もやって来ました。

 

 

 

今日の一枚

 我が家の近所にある早咲きの桜はこんな感じです。(16日朝撮影)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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