おはようございます&こんにちは&こんばんは。

 

 北海道や北日本にお住まいの方はまだ僅かにしか見えていないのかも知れませんが、3月に入って寒の戻りがあったものの2023-24冬シーズンも終わりが見えて来たと感じるここ数日の東京地方。在宅勤務だった昨日(15日)、仕事前と終わりに久々に軽くジョギングしてみました。スマホにインストールしたアプリなので正確なのかどうか分かりませんが、キロ5分30秒程度で3kmを朝、夕1回ずつ合計6km程度。インフルエンザに罹る前の時より気温が高くなった事もありますが汗びっしょりになり、こんな所からも春晴れが近い事を実感します。

 

 さて、3月と言えば学校の卒業に異動、転勤と人生の節目を迎える時期で、進学や就職で生まれ育った地を離れる人もいるかと思います。30数年前に地元仙台を離れて一人暮らしを始めた時の事を思い出します。

 大学生と高校生の子供がいる我が家もこれまで何度か卒業と入学の節目に立ち会って来ましたが、「卒業」のシーンに立ち会うのは順調に行けば残り3回。それが終わってようやく「子育て終了」と言えるでしょうか。(下の子も大学進学を考えているようなので、金銭面の援助はまだ続くのですが・・・。)

 

 労働者にとって、この時期「春」に続く漢字と言えば「闘」。小生の親世代は経営者側と労働者側が激しく議論していた時代もありましたが、小生が就職した90年代以降、「闘」のイメージは徐々に薄れて「隣の芝生」は幾ら上がるのかを比較するイベントとなりました。

 そして株価最高値を更新した今春、政府の賃上げ要請もあって大手企業の多くが労働者側の要望をほぼ飲む形で満額回答を打ち出しています。

 バブル崩壊後の不況やリーマンショックを経験し、将来の企業存続の為に内部留保を続けてきた各社がそろそろ従業員の給与に還元しても問題ない時期に来たと判断したタイミングと、政府が賃上げを強く要請して来たタイミングが合致したと言えますがこの後、消費者の懐にどう影響するでしょうか。

 

 物価高騰を上回る賃上げと、政府も提唱している投資等で世の中にお金が回るようになり更なる好循環を生むと言う、政府もそう描いているであろうポジティブなシナリオ。(バブル期にも財テクブームがあった事を思い出しました。)

 一方で、懐は温かくなったものの、相変わらず掛かる子供の学費に高齢化が進む将来の社会保障に対する不安、何れ起きるであろう増税に備えると言うマインドが根強く残り、今度は各世帯で「内部留保」が起きると言うネガティブなシナリオ。長らく続けてきたマイナス金利政策を解除する予定の日銀の対応と今の株価がいつまで続くかも今後を占う上で重要なファクターとなると思います。

 

 バブル期と異なり消費者側には今一つ高揚感が湧かない「内需なき株価高騰」。金は天下の・・・と言いますが、果たして政府が思い描く通り世の中にお金が出回る事になるでしょうか。

 

 

 

 

 最後に今後のお天気。ここ数日、春を思われるような陽気が続く東京地方ですが気象庁が発表した週間予報を見ると

 

15日17時発表 東京と周辺地域の週間予報(気象庁HPより)

 

 週末の東京地方は最高気温がおよそ20℃と4月頃の気温になると予想されています。ソメイヨシノ桜が開花しても良い気温ですが、我が家付近の桜並木はまだ固いつぼみの状態。都心の方がどうなっているか分かりませんが、東京でいお花見が楽しめるのはお彼岸が終わってからのような気がします。

 久々にコロナ禍の心配をする事なくお花見を楽しめそうな「春」がもうすぐやって来ます。

 

 

 

 

 

今日の一枚

 昨日の朝、ジョギングした帰りに撮った一枚。大気圏の向こう側が見えそうな、白いチョークがあったら何か描きたくなるような青空でした。

 

 

 

 

 

 

 

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