こんばんは&おはようございます。

 

 週末は各地で気温が上がり春の訪れを感じさせる陽気となりました。

 

「暑さ寒さも彼岸まで」

 

の諺通りこのまま桜の開花桜と共に本格的な春の訪れを迎えるのかと思いきや、春だ桜だと世間が騒ぎ出す時期だと察知し嫉妬したのか、3月に入り粘り腰を見せ中々引かない寒気と、本州付近を南下し通過した寒冷前線の影響で気温が急激に下がり冷たい風が吹く1週間のスタートとなりました。

 例年、お彼岸の時期に宣言されるケースが多い東京の桜の開花ですが、今週末まで気温の上がらない状態が続くと予想されており、今年は年度末ギリギリ〜入社、入学式の辺りに見頃を迎えるのではないでしょうか。肝心な所で寒気のジェラシーに邪魔をされた格好となりましたが、心機一転する年度替わりに満開の桜を眺められると肯定的に受け取りたいと思います。

 

 そんな季節の進行を阻む寒の戻りで気温が上がらなかった今日12時の天気図が以下の通りでした。

 

19日12時実況天気図(気象庁HPより)


 昨日(18日)、北日本〜東日本では砂塵を巻き上げるほどの暴風となった地域があり交通障害も起きましたが、その要因となった前線は低気圧と共に日本の東海上に離れていきました。代わって高気圧が本州付近に移動してきましたがスッキリとした晴れをもたらす程、強く張り出すようなものではなく、後方に低気圧が幾つか存在する事もあり全国的に終日晴れた所は多くありませんでした。東京も時折、晴れ間は見られたものの肌寒くどんよりとした空模様曇りでした。

 

 そして明日(20日)、春分の日の予想天気図は以下の通りです。

 

20日9時予想天気図(気象庁HPより)

 
 本州の南岸を低気圧が通過します。通過位置が陸地から離れている為、関東平野部は降るとしたら雪ではなく傘と思われます。一方で山間部は能登半島付近にある小さな低気圧の影響もあり雪雪だるまが降る可能性があります。

 

   更に明後日(21日)になるとこれらの低気圧が1つにまとまって発達しながら三陸沖に進み西高東低の気圧配置になる予想されるので北陸や北日本を中心に大雪や暴風に警戒が必要になるでしょう。小生の地元、仙台でも明日は雪の予報が出ているようです。

   日本の上空1,500m付近の気温の推移を数値予報図でチェックしましたが、現在0℃以下の冷たい空気に覆われている状態。0℃の等温線が北上を始めるのは23日辺りからで、それまでは場所によっては気温の上がらない状態が続くと思われます。

 


21日9時予想天気図(気象庁HPより)

 

 

 この後ですが、週間予報や4〜6月の長期予報を見ると、今週後半ぐらいからようやく春らしい陽気となり桜前線が動き出すと予想されます。

 

19日発表 4~6月季節予報(気温)(気象庁HPより)

 

 各地方名の下に記載されている数値は、左から平年より「低い:平年並:高い」確率です。全国的に平年より高温となる確率が高く、新年度に入って桜前線が一気に北上する可能性があります。

 暖かくなるのは良いのですが気温の変動が極端な傾向が続きそうです。更に気温が上がると人々を悩ませるのが


花粉症

 

 実家暮らしの時にカモガヤの花粉症だったのが上京してピタリと止まっていた小生ですが、先週ぐらいから目のかゆみや鼻水、くしゃみの症状が出始めました。何十年ぶりかで味わう懐かしい感覚ですが、症状がこれ以上酷くならない事を願いたいです。

 季節の変わり目は体調を崩しやすい季節の変わり目。十分に気を付けて桜の開花桜を待ちたいですね。

 

 

 

 

今日の一枚(プラスα)

 仕事で外出した際に皇居の外堀周辺で撮りました。ほんの少し春の空気を感じるものの、まだ冬の名残りが見られる空模様。そしてソメイヨシノはまだ蕾を開く気配なく・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

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