こんばんは&おはようございます。

 

 2023年度も残り1週間となりました。ビジネスマンにとっては新たな年度への準備など師走とは違った忙しさを感じる時期です。異動の発表もこの1週間で行われる会社が多いでしょうか。

 異動と言えば、先日東京都の教職員の異動の発表が新聞の別刷でありました。東京都の教職員異動はこれまで4/1に発表されていました。しかし、それだと離任式が新学期に入って落ち着いてから行われる事となり、退職して新たな道に進んだ先生が出席出来ないケースや卒業した生徒が挨拶に行けないと言った異論が以前からあり数年前から3月下旬に発表されるようになりました。

 3月は別れ、そして4月は出会いの季節。この時期は朝夕の通勤電車の乗客が少し減って幾分楽になりますが、来週になるとスーツの着こなしがどこかぎこちない若者や、ピカピカの制服を着た中学、高校生が乗るようになるのでまた混雑するんでしょうね。春らしい一コマです。

 

 さて、例年桜の開花の声が聞かれ始める3月ですが、今年は暖かかった2月と入れ替わったかのような、厳しい寒の戻りが何度かありました。昨日(23日)、東京は雨の予報に反し日の差す時間帯もありましたが、関東の内陸部では雪雪だるまが降り積もった所もあったようです。

 

 そして今日(24日)の東京は昨日と比べて気温が上がったものの、どんより曇り空曇りの一日でした。12時の天気図が以下の通りです。

 

24日12時実況天気図(気象庁HPより) 

 

   関東地方は三陸沖を東に進む低気圧と赤丸で示した前線の影響で曇りや雨のスッキリしない空模様でした。多摩地域にある我が家付近も何とか持ちこたえていましたが、夕方ジョギングしようと外に出ようとしたら雨が降って来たので止めました。

 一方、九州地方では高気圧の縁から吹く出す暖かく湿った空気(橙線)が前線を刺激する形となり土砂災害をもたらすような大雨傘となった所もあったようです。前線が九州付近に横たわる姿は梅雨時の気圧配置のように見えます。

 

 明日になると天気図では以下のように予想されています。

 

25日9時予想天気図(気象庁HPより) 

 

 前線が関東近海まで伸びてきて小さな低気圧も発生します。九州~東日本の太平洋側にかけて曇り曇りや雨傘のぐずついた天気となるでしょう。明後日(26日)も前線が居座る気圧配置が予想されておりますが、前線上に低気圧が発生し発達しながら本州の太平洋側を通過すると予想されています。風雨が強まり「春の嵐」となる可能性があるので注意が必要です。

 

 更に気温ですが、今朝9時の上空1,500m付近の様子を高層天気図でチェックしてみると

 

 24日9時(標準時+9時間後)高層天気図(850hPa気温図) 気象庁HPより)

  

  寒の戻りがあった先週前半に日本列島を覆っていた0℃の等温線(青線)は東北地方まで北上していました。2023年度最終日となる31日の様子を数値予報図で見てみると

 

31日21時(標準時+9時間後)数値予報図(850hPa気温図) 気象庁HPより)

 

 今日(24日)9時の天気図同様、青線で示した0℃の等温線が東北地方に掛かっています。この間もほぼこの付近を行ったり来たりしている状態なので、今月は東京含む首都圏付近で寒の戻りがやって来る可能性は少なく、ようやく桜の開花桜が期待できるのではないでしょうか。前の記事でも書きましたが入学式辺りに見頃を迎えそうです。

 

 記事の最後に「今日の一枚」と称してスマホで撮った写真を掲載していますが、来月初めの記事には満開の桜の様子を載せたいものです。

 

 

今日の一枚

   先週、仕事帰りに撮った一枚。綺麗な夕暮れでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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