2023年05月29日

梅雨入り。 生成AI。 3-2.2 戦史「古宮城の戦 他」 (作手村誌)

花0529。 雨の一日でした。今日、気象庁が九州北部から東海地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
 東海地方の梅雨入りは、平年6月6日ごろで、5月の梅雨入りは2013年以来10年ぶりです。
 季節の変化に合わせ、体調を崩さないよう気をつけましょう。


 先日生成AIを触れましたが、週末の情報番組で紹介していた「画像生成AI」についてです。
 紹介されていた一つに「Stable Diffusion」がありました。そのAIを使える複数のサイトで試してみました。
 指示は、DeepLで翻訳し、それを入力しました。生成された画像は、“同じ指示”ですが、サイトにより“異なる”ものでした。(下部の画像)
 生成AIは、同じサイト、アプリだけでなく、使用目的により使い分けて活用すると、さらに業務が楽になったり、新しい創作が生まれるようです。



 『作手村誌』(1960・昭和35年発行)は、「第一編 郷土と自然」から「第二編 村の沿革と歴史」へと続きます。
 大河ドラマ『どうする家康』の放送が、武田勢との戦い、そして次へ、これからの展開が楽しみです。
 『作手村誌』(1960・昭和35年発行)から「諸豪族勃興時代」から作手で起こった戦史の紹介です。
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    第二編 村の沿革と歴史

    戦史
  古宮城の戦
 天正元年八月二十日夜、亀山城主奥平美作守貞能は作手立退きに際し、但馬勝正(七族の一人)に命じ雑兵百余人(或は四~五十か)を以て武田方甘利の本拠古宮城(奥平を監視するため築いた)後の民家に潜伏せしめ、時刻を計りて発砲すべしと、勝正、石堂ヶ根の戦酣なるを按じ、本城に向って乱射を始め附近の村里に火を放つ、追撃中の武田勢顧みて古宮の方面に銃声を聞ぎ又烟煙の天に冲するを望み変事の突発したるを慮り遽に兵を纏めて引去る。勝正この間に乗じ間道を過ぎ、本軍に殿して宮崎村滝山の城砦に入る、而して傍近を火して敵勢の寄せ来るを待つ。

  田原坂の戦
 天正元年八月二十一日、武田勢五千潮の如く滝山城に寄せ来る、城険要によりて容易く攀ずる能わず。城兵之を瞰下して木石を顛落し鉄砲を乱射す。而して敵の動揺するに乗じ、与兵衛定次、周防勝次、生田勝重、夏目治定以下鋒を連ねて一斉に駈け下り縦横無尽に突喊捕撃す。寄手算を乱して走る。奥平勢逃ぐるを追うて田原坂に到り激戦すること三合、武田方悉く敗れ四散するや亦遠く追わず兵を収めて滝山に帰る、武田方の死傷する者五百余人、これを田原坂の戦と言う。

  古宮、宇津木、大和田、島田の戦
 天正元年八月二十日夜、亀山城主奥平美作守貞能嗣子信昌と共に作手立退きを実施するに当り、浜松(徳川家康)の援軍二十日夜を期となせしが、道路の険悪に阻れ甚しく遅延し、翌二十一日午の刻(午後三時)に至り松平伊忠(長篠の戦には鳶ヶ巣山に向い大海附近で戦死)、本多広孝(長篠の戦には鳶ヶ巣山に向う)その子康重到着し同日申の刻(午後四時)平岩親吉(長篠の戦には設楽原決戦に参加)、内藤家長(前者に同じ)亦来援す。玆に於て奥平貞能父子は来援の諸将と共に兵を作手郷に出し古宮城を攻めて之を抜く。武田方退き戦となり逃れて赤羽根方面に走る。徳川、奥平の両勢之を追撃す、武田方宇津木に於て力戦奮闘するも力及ばず大和田に退く、追兵火を放ちて迫るに及び悉く四散す、遂に島田城を襲うて斬獲する所多し、城主菅沼定常支うる能わず、田峯に走りて菅沼定直に寄る、次いで附近を掃蕩、焼動して八月二十三日滝山に凱旋す、宇津木の歌に於て奥平の家臣黒谷久助、尾藤源内等戦死せり、武田方の戦死者数多し。
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 注)これまでの記事は〈タグ「作手村誌」〉で


【参考;画像生成AI「Stable Diffusion」】
 別々のサイトで、「同じ指示(文)」をして作成された画像例。
 この指示で期待した画像は、右のものが近かった。他の指示では、逆になることもあった。
生成AI0529。



【関連】
  ◇東海地方(名古屋)の梅雨入り・梅雨明け【2023】(ウェザーニュース)

 ◇台風2号(マーワー・MAWAR)
  ◇最新の台風NEWSならウェザーニュース
台風0529。
  気象庁 台風情報
  日本気象協会 tenki.jp 台風情報
  ◇台風情報 - Yahoo!天気・災害
  ◇台風進路予想図(Google Maps版)デジタル台風



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Posted by ガク爺 at 17:00│Comments(0)日記作手
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