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ネットのディスクユニオンで店舗取り置き
をお願いしたCDがディスクユニオン関内
店に届いたという連絡があったので、
2023年2月28日(火)に関内駅周辺
を歩いて来ました。

まずは中華街にあるアジアン雑貨の
チャイハネ系列のお店をチャイハネPart1
→倭物やカヤ→アメツチテラスと回って
来ました。
今回は使っていた手ぬぐいがだいぶ痛んで
きたので手ぬぐいと、前に母の為に買った
マフラーがけっこう良かったのでその同種
の色違いのマフラーを買いたいという目的
がありました。

倭物やカヤで手ぬぐいを3点、柄は「鎌輪
ぬ」と「籠目」、「梨の実」でした。
「鎌輪ぬ」はいわゆる歌舞伎柄で、「七代
目市川団十郎が身に付けた事で流行ったと
される柄」で、「鎌」の絵と丸い「輪」、
「ぬ」の文字で「構わぬ」という言葉を
表現したもの。
当時「荒事(あらごと)」で人気を博した
団十郎らしい柄です。
私は手ぬぐいを頭に巻いたり、ハンカチの
代わりなど実用品として使っているので、
1枚の大きな柄の壁掛けなどに向いた
手ぬぐいより、細かい柄の入った江戸模様
などの手ぬぐいをよく買っています。
他は前に買った柄でしたが、手ぬぐいが
痛んで来たので、今回は大目に3点購入
しました。

さらにアメツチテラスで前に買った
マフラーの色違いを1点購入。
もう春が近い事もあって税抜き1500円
のマフラーが店頭で半額で売られていまし
た。
ただこのチャイハネ系列のお店の商品は
アジアン雑貨のせいか、色落ちする事が
あります。
今回のマフラーも会計の際にそうした
色落ちの注意書きの紙を渡されました。
なので衣服や身に付けるものを購入する際
は、あらかじめ定着材などで色を定着させ
てから着た方が良さそうです。
今回も家に帰ってからお湯に溶いた定着剤
にマフラーを漬けて、一度そのマフラー
だけで洗って使用する事にしました。
おそらく和物を売っている倭物やカヤは
大丈夫だと思いますが、そうした定着剤で
色を定着させるのが面倒くさい人は、この
チャイハネ系列のお店での身に付けるもの
の購入は避けた方が良いかもしれません。

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マフラー、手ぬぐい3点

次に馬車道にある洋酒の信濃屋に。
そこでツマミのナチュラルチーズとラム酒
のキャプテン・モルガン・スパイスド・
ゴールドを購入しました。
キャプテン・モルガンはちょっと甘い
ヴァニラの香りがするラム酒で、けっこう
好きなお酒です。
ツマミとして合いそうなチーズも売って
いたので、購入してみました。

最後に目的であるディスクユニオン関内店
へ。
注文していたのは新しく出たJah Cureの
アルバムでしたが、他に店内で売っていた
3枚のCDを購入しました。

●ディスクユニオン関内店で購入したCD
○Jah Cure「Undeniable」
○Linton Kwesi Johnson「In Concert」
○Steel Pulse「Living Legacy」
○Various「Kings & Warriors From David House」

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Jah Cureの「Undeniable」は2022年に
USのVP Recordsからリリースされた彼の
9枚目ぐらいのソロ・アルバムです。
Jah Cureは90年代から活躍するラスタ・
シンガーです。

このアルバムについては↓のサイトに
詳しい事が書かれています。
UNDENIABLE | 247reggae - 24×7 Records

それにしても丸1年経ってからの日本での
リリースというのは、本当に寂しい限り
です。
Kabaka Pyramidの「The Kalling」も、
あのグラミー賞を取ったのにいまだに
リリースが無い…。
日本におけるレゲエという音楽が、かなり
危機的状況にある事を実感します。

Jah Cure ft. Stonebwoy - Everything | Official Music Video


Undeniable (feat. Kaylan Arnold)



Linton Kwesi Johnsonの「In Concert」
は1985年にUSのShanachieレーベル
からリリースされた彼のライヴ・アルバム
です。
Linton Kwesi Johnson(略称:LKJ)は
70年代後半から活躍するUKのダブ・
ポエトの詩人です。

今回のアルバムは1984年11月にUK
のThe Queen Elizabeth Hallで行われた
彼のライヴの模様を収めたアルバムで、
当時はLP2枚組で全17曲が収められた
アルバムでした。
バックはDennis Bovellを中心とした
The Dub Bandが務めています。
トースティングをさらに発展させたダブ・
ポエトの世界を作り上げたLKJですが、
やはり実際にどういうライヴを行っていた
のか?とても気になります。

7 - Want Fi Goh Rave (LKJ In Concert With The Dub Band )



Steel Pulseの「Living Legacy」は
1999年にUSのTuff Gongレーベルから
リリースされた彼らのライヴ・アルバム
です。
Steel Pulseは70年代から活躍したUKの
レゲエ・グループで、洗練されたサウンド
と「ロック・アゲインスト・レイシズム」
など人種差別問題などの政治的な行動で
知られるグループです。

今回のアルバムには裏ジャケに次のような
事が書かれています。

Recorded live in France, Puerto Rico & Holland.

これを見るとフランスやプエルト・リコ、
オランダで行われたライヴの模様を収めた
アルバムのようです。

時間の経った今から見ると、彼らやMisty
In Rootsなどのハッキリとした主義主張を
持ったグループは、UKのグループの中
でもとても貴重な存在だったなぁと思い
ます。
彼らのその毅然とした姿勢は、今になって
もけっして色褪せる事は無いんですね。

Steel Pulse - Nyahbinghi Voyage (Living Legacy)


Bootstraps



Various(オムニバス)ものの
「Kings & Warriors From David House」
は2001年にフランスのNaïveという
レーベルからリリースされたCapletonを
中心としたルーツ・レゲエ系の
アーティストの楽曲を集めたアルバム
です。

タイトルに入っているDavid Houseは
Capletonの設立したラスタファリズムを
教育する学校で、Lucianoなど彼に賛同
するアーティストの曲が収められていま
す。
このアルバムはレゲエ本「Roots Rock
Reggae」にもCapletonのアルバムとして
1ページを使って紹介されているアルバム
ですが、なぜかあまり見かけた事の無い
アルバムでした。
もしかしたらフランスのマイナー・
レーベルからリリースされたアルバム
だったせいなのでしょうか?

jah marcus - chant wi chant


Capleton - Time


ちなみに店内で見つけたアルバムは、上
から順に680円、280円、380円と
すべて千円以下の廉価な中古盤でした。
前から書いていますが、廉価なアルバムを
見つけた時に小まめに収集する事は、
レゲエのアルバムを集める上でとても重要
です。
意外とそういう安価のアルバムの中に、
けっこう重要な音源が収められている事が
あります。
結果的にそうした音源からレゲエという
音楽をより深く知る事になる、そういう事
はけっこうあるんですね。

ここで買い物を切り上げて、自宅に帰って
来ました。
今回はそんなに頑張った買い物では無かっ
たけれど、そこそこ良い買い物が出来たん
じゃないかと思います。


ちょっと前になるがNHKの「クローズ
アップ現代」でキャスターの桑子真帆アナ
がウクライナに出向いての取材が二日に
わたって放送されていたが、その内容が
本当に良かった。

ウクライナ・侵攻1年 桑子真帆が現地取材で出会った市民たちの声

亡くなった人の家族のインタビューや、
ウクライナの放送局への取材、さらには
戦争で足を失った夫を支える女性への
インタビュー、ロシアを出てラトビアで
活動する独立系の放送局の取材など、今の
ウクライナ情勢を伝える良い番組だったと
思います。
また時に涙しながら取材する桑子アナの姿
には、キャスターとしての成長も感じまし
た。
こういうリアリティのある取材は、今後も
続けてもらいたいと思います。

前から気になっているのですが、こうした
ウクライナや統一教会のような政治的な
問題には、すぐにもう飽きてしまって興味
を持たない「飽きっぽい日本人」という
フラグが立ちます。
しかし本当にそのレッテル貼りは正しいの
でしょうか?
いつも疑問に思っています。

あくまでテレビ局の忖度(そんたく)など
で急に放送されなくなるだけであって、
その問題に「日本人」全体が興味を持た
なくなった訳では無いんですね。
むしろ「統一教会の問題をもっと放送して
欲しい」、「ウクライナ問題をもっと知り
たい」と思っている人は多いのではないで
しょうか?
特に最近は明らかに統一教会の問題が報道
されなくなっている気がしますが、もしか
したら統一教会と関係の深い自民党や、
統一教会やエホバなどの問題にあまり触れ
て欲しくない新興宗教の創価学会を母体に
持つ公明党などに対する配慮が、テレビ局
の側にあるのではないか?そういう事を
考えてしまいます。

今年は統一地方選があるので、出来るだけ
マイナスになる報道は控えてもらいたい、
政権を執っている自民党や公明党がそう
考えるのはむしろ当然の事です。
ただそうした思惑通りに報道を控えてしま
うのは本当に良い事なのか?テレビ局の
責任が問われると思います。

そういえばこの頃鈴木エイトさんの出番が
目に見えて減っていますね。
もしかしたら鈴木エイトさんの出番が多い
か少ないかは、日本の報道の自由度(忖度
度)のバロメーターなのかも(笑)。

とりあえずウクライナも統一教会も「すぐ
に飽きてしまう日本人」というレッテル
貼りには気を付けましょう。
その報道はあまり正しくないし、気を付け
て見るとだいたい同じような人がそういう
願望を込めて書いています。


WBCに大谷翔平選手が参加するという事
で盛り上がっているようです。
今はメジャー・リーグで活躍しているので
日本で見られる機会があまり無いので、
その気持ちは解ります。

残念なのは韓国代表の高祐錫(コ・
ウソク)投手がその大谷選手に「故意
死球」を当てると言ったこと。
勝負しないなら「申告敬遠」をすれば良い
だけの事なのに、なんでワザとデッド・
ボールを当てなくちゃいけないのか…?
WBCに水を差すようなその精神が解ら
ない…。
まるでどうしても日本人を傷つけなくては
気が済まないみたいですね。
さすがに韓国でも批判を浴びたようだが、
その考えがすごく気持ち悪い…。
ある意味「反日教育」の成果なんでしょう
か?

それにしてもテコンドー・サッカーの次は
テコンドー・ベースボールとは…。
韓国代表だけ別の競技をやっているみたい
ですね(笑)。

正直なところサッカーのW杯ほどの興味は
WBCにはありませんが、もしかしたら
大谷選手がケガをさせられるかもしれない
韓国戦だけはテレビで見たくはありま
せん。
そうしたWBCそのものを台無しにする
悲惨な不祥事だけは、起きないで欲しいと
願っています。


ではこの辺で。

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Charly Black, Sean Paul - Gyal Generals (Official Video)


Jah Cure - Blood In The Water (Official Music Video)


Samory I - Blood In The Streets (Official Video)


Ding Dong - Bup Bup Bup (Official Video)