リヨンで南京虫と奮闘Part 2
こんばんは、ごうです。
ちょうど先週南京虫(ヤツ)を見つけ、対策に臨みました。
今回はその経過を書きたいと思います。
その前に、どういう状態だったか少し振り返ると、
・ベッドの枠組みに巣らしきものを発見。ヤツは目視だけで20はいました。
・簀には糞と血が密集
・管理人に頼もうにも金曜(11月11日)は祝日、土日は来ない
というところからまずは自分でできる限りの対策をしました。
1. 布団、枕、シーツ及び最近着た服、もちろん寝巻きは高熱洗濯&乾燥
枕を洗濯できるのかわかりませんが、この際大丈夫だと信じて洗ってしまいました。
服が傷みそうなのは悔しいです。
1つだけものすごく幸いしたのがマットレスのカバーが虫を通さない生地だったので、マットレス本体は替える必要がないということです!
ただ、もちろんそのカバーは捨てます。
普段は寮の洗濯機を使うのですが、容量が小さいので少し離れたところにあるランドリーを利用。
フランスのコインランドリーの記事も書きたいな〜なんて考えました。
ここは最近できたようで、中にいたおじいさんとしばらく話して時間を潰すことができました!
2. ベッドの枠、簀を全てコロコロ・ビニールテープで掃除。
南京虫は成虫のメスを潰してしまうと、卵を撒き散らすようなので、掃除機(高温)かテープでとり除去するのが良いそうです。
(掃除機は買っていないです)
まずはコロコロで簀、ベッドを全てかけます。
そして、ビニールテープでちょっとずつ細かいところをかけます。
このとき気をつけなければならないのが、卵!
卵です!
↓※写真注意です。
これが卵ですが、たまごは掃除機で吸うだけでは死なないそうで、テープでとってからこすって潰します。
正直これが一番きつかったです。
一回ではなかなか取れないこともあって、何回か行いました。
ベッドの枠組、簀全てテープを3回ほどかけると、3時間ぐらいはかかりました。
とりあえず、これで見える範囲でヤツは全て殺しました。(つもりでいました)
まず、南京虫対策のスプレーをスーパー(Carrefour )で探しましたが、なかったので、薬局へ。
バルサンかスプレー、あるいは両方を買おうと思い、土曜日の午前中に買いに行きました。
買ったのはこちら。
これはスプレー式で服、枕等寝具、ソファーに使えます。
残念ながらバルサン式はないということだったので、こちらを使うことにしました。
ただ、布団などはすでに洗っているので、スプレーをする必要ありません。
使って良いのかはわかりませんが、簀の空いている隙間に全てかけました。
買うときに注意していただいたのは
・かけるときは50cmは離して噴射すること
・かけた後は最低4時間は触らないこと
これは守り、テープによる除去が終わったあとで、簀の隙間という隙間に噴射して放置しました。
そして、月曜日(14日)、管理人に話に行きました。
写真を見せながら、ヤツが出たのですが・・
「Ah merde ! C'est un grand problème.(最悪、それは大問題だよ…)」
ということなのですが、
・部屋の交換は空いているところがないのでできない。
・ベッド、マットレスの交換はあまりがないのでできない。
「新しいベッド・枕を買ったりした場合は保険っておりるのですか。」
「いやわからない。それは保険会社に聞いて」
そして、
自分はあくまで管理人で、
業者呼んだり、駆除などの判断は上の指示を仰がないといけない。
(自分が住んでいるCROUSというのは公的機関による大学寮なので管理人=寮の経営者ではないです)
・・・なるほど。これに関してはなんとかしてくれと言ってもどうしようもない。
とりあえず、業者には連絡して来てもらうにすると言ってくれたので、お願いしました。
ただ、いつくるかわからない。とのこと。笑
「いや、そこは急いでもらってください!今部屋で寝るのが怖いから友人の家に泊めさせてもらってる。なんとしてでも今日来てくれるようにしてください。」
と懇願して、学校行き、18時ごろ部屋に戻ると、トラップが仕掛けられていました。
いや、トラップというよりゴキブリホイホイでしょこれ!!!!
なかには錠剤が1つ入っていて、すでに側にはヤツの死体。
おおおお、とりあえず効果はあるようです。
そして、自分の除去では完全ではなかったと自覚しました。
やはり素人が簡単に倒せる虫ではないです。
これだけ見てもわからないので、管理人のところにお礼とどうすれば良いのかを聞きに行きました。
管理人曰く、
「お昼頃きたみたい。僕はお昼の休憩中でいなかったからわからないけど、トラップ仕掛けたみたいでですよ。見ました?」
「(え?じゃあどうやって業者さん入ったんだ?)・・・見ました。
「なんか薬みたいの入っていたのですが。あれは1日放置したほうが良いのですか。」
「いや、僕はわからない。でも部屋で寝られると思うよ」
色々突っ込みたいこと多かったのですが、次の予定もあったので、とりあえずこれで失礼しました。
いずれにせよ、今日中に業者を呼んでいただいてよかったです。
ただ、さすがに、今日トラップと一緒に寝るのは気が引けたので、友人宅にもう一泊させていただきました。
次の日、
学校が終わり、トラップ付近を確認しましたが、ヤツの死体はなし。
駆除できたのか。。。?
ネットの情報によると、最終チェックは人体で行うしかないということ。
ということでその夜は5日ぶりに自分の家で寝ることに。
ただ、色々心配なので、もう一度テープで掃除。
そして不安な小さい穴はテープで閉じてしまいました!
それでは最終(と信じて)実験開始。
また結果は報告いたします。
それでは。
19/11/2016
ごう