経済なんでも研究会

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死者が語る コロナ肺炎の危険度 (149)

2023-02-04 07:42:32 | なし
◇ 体制はコロナ前に戻るけれど = 世界の感染者は累計6億7200万人、この1週間で129万人増加した。この増加数は前週より29万人少ない。増加数の縮小は3週連続。死亡者は676万4823人で、週間1万3070人の増加だった。この増加数は前週より1156人少ない。同じく増加数の縮小は3週連続。感染者の増加数縮小は、多くの国が全数把握を止めてしまった影響が大きい。しかし死亡者も縮小しているので、全体として改善傾向にあると考えていいだろう。

国別の死亡者数をみると、アメリカは累計110万9687人。この1週間で3163人増加した。次いでブラジルが69万人台、インドが53万人台、ロシアが38万人台、メキシコが33万人台。さらにイギリスが21万人台、イタリアが18万人台、ドイツ・フランス・インドネシアが16万人台となっている。この上位10か国のうちでは、ロシアの死亡者だけが前週を上回って増加した。

日本の感染者は累計3266万6832人、この1週間で33万6111人増加した。この増加数は前週より14万3266人少なく、昨年10月下旬以来の低水準。死亡者は6万9098人で、週間2001人増加した。この増加数は前週より375人少ない。感染者、死亡者ともに縮小傾向にある。このため‟第8波”はピークを過ぎたという見方も強まっている。

アメリカ政府は、コロナ対策のために発令していた国家非常事態宣言を5月11日に解除すると発表した。日本政府は5月8日に、コロナの扱いを季節性インフルエンザ並みに格下げすると発表した。これにより日米両国は、法的な体制を完全にコロナ前に戻すことになる。ただ忘れてはいけないのは、コロナは依然として残るという事実。国も自治体も国民も、ウィズ・コロナの生活体制づくりに努力しなければならない。

        ≪3日の日経平均 = 上げ +107.41円≫

        【今週の日経平均予想 = 5勝0敗】     

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