みなさまこんにちは！
今日はちょっとさかのぼって
年末、学期末のお話です。
バレリーナの繁忙期は年末！ということで
バレエ学校でも意味わかんないくらい忙しかったです。
学校公演が2日間と学芸会が1日あり、それに伴うリハーサルなど土日返上で
学校に通いました。
学芸会では「ペトルーシュカ」の衣装を持ってきてください。という
指示でして
ロシア語勉強している方なら「ピエロ」だということが分かるのでしょうか！？
私は「パセリ」だと思いましたよ！
ロシア語でパセリもペトルーシュカなので。
危うく緑色の衣装を手掛けるところでした。
まぁそんなの調べればすぐわかるので
盛った話です。
でもピエロの衣装っつったって
家にないから適当なレオタードに飾りをつけてそれっぽくしたんですけどね
いざ、学校に行ったらみんな仮装ショップ？みたいなので
レンタル、購入していたという…
長女は自分だけ装いが違うということで
泣いてましたが
舞台に出たら全然馴染んでました。
途中で何人かが「その衣装がよかった！」と言ってもらえて
本番前に長女の機嫌も直ってよかったです。
無駄な出費が抑えられました。
↑
これが一番肝心です。
さて、発表会は2日連続であり、最終日が終業式。
親も教室に集められて
なんと成績発表が行われました！
しかも英語とか算数とかじゃない
コリオグラフィーの成績です。
わかりやすく言うところの
バレエですね。
コリオグラフィーの先生はミッシー・パイルという女優さんに激似の
とてもデカい元バレリーナです。
いつも「ロシア人によろしく！と言ってくれるのですが
返答に困ります(笑)
その先生が教室にやってきて
アレですよ！！
みなさまロシアのバレエ学校のドキュメンタリーなぞ
ご覧になったことがあるでしょうか？
あのあの！！
「4マイナス！」とか言われちゃうヤツです！！
ロシアでも日本と同じ5段階評価ですが
それぞれにプラスとマイナスがつくので
厳密には10段階？プレーンの数字だけがあるんだっけ？
例えば、５マイナス、５、５プラス…？と３つあるのかな？
ちょっとあとで聞いときます。
長女曰く「3だったら落ち込むし、2だったら泣いてもいい」ということで
日本でも２だったら赤点なので泣いてもいいと思います。
小学校低学年だったら
あんまりもらわないと思いますけどね。
そんな長女は「５マイナス」
隣に立っていたお母さんが「あら、すごいわよ」と言ってくれました。
25人前後のクラスですが「５」の評価をもらえたのは
4人くらいでしたので
よいと言えばスゴイよい！のではないでしょうか。
5プラスの子もいたので
長女は悔しがっていましたが
2年生の評価なんてこの先あてになりません。
長女は体が柔らかいのでそのためでしょうか。
5プラスの子も新体操女子でしたし
今この時点では
体が柔らかいということが一つのアドバンテージになることは
紛れもないと思います。
まだ覚醒してないこもいるでしょうし
本当にバレエを志す子どもがくるのは
5年生からです。
それまで生き残って
よい評価を取り続けられるようにしてもらいたいものです。
前にも言いましたが
この評価は試験映像を見るだけでも大体予想できます。
前にいる子が目をかけられている子だからです。
後ろに行けば行くほど評価が下がります。
そういうモノらしいです。
バーを使うようになっても
上手い子はセンターバー
そのほかはサイドバーと決められてしまいます。
真ん中にいる子は注目を浴びることに慣れ
やがてソリストを踊れるように。
サイドの子は周りに合わせることを学び
コールドとして育つように…
なんて考えすぎではないと思うのですよ。
1年生の時の評価を覚えてないのですけど
コロナでこのような学校公演が行われなかったからかしら？
でも行ったような気もするし…
そのあと保護者で集まらなかったからかな？
バレエの評価はきいたような気がしますが
覚えていない…
2年生のは忘れずに覚えておこう。
5マイナス。