肺がんの記録

術前検査で通院と、自宅で入院日をひたすら待つ日々

コロナ禍の中で

手術日が決まってからも入院まで2か月以上の待ち時間を家で過ごしました。

その間に術前検査と入院の説明を受けに病院に数回出向きました。

当時まだコロナは5類になっておらず、もし、私が手術の2週間前に感染してしまったなら、手術は予約のその段階の最後尾にまわらねばならないと聞きました。

術前検査はとくに変わった事はしていないと思いますが、思いつくだけ書いてみる。

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通院でやった術前検査

画像検査

術前検査に至るまでに、CT、レントゲン、MRIとりまくってどいて、どれが術前検査だったのか、覚えていません。

呼吸機能検査

これは、肺がんに限ったことではなく、全身麻酔で手術するための検査です。

限界まで吸って吐いて肺活量的なものを測定しますが、まぁまあ疲れます。私はこれを頑張りすぎて咳が出始めてしまいました。

歯科検診

術後の肺炎などの合併症のリスクを減らすために、歯周病や歯のぐらつきがないかをチェックして、出来るだけ良好に整えます。

血液検査

腫瘍マーカーは正常値でした。

細胞診

あと、私はやっていませんが、「気管支鏡」という検査があるようです。苦しい思いをするわりには精度がそこまでではないと聞いたので、やっていません。

これ以外の細胞を採る検査も、やるかどうかは、説明を聞いて、最終的に患者本人の判断にゆだねられるのだと思います。

自宅でトレーニング

病院で、呼気トレーニング用の「コーチ2」という訓練器?を買わされ、一日何回もするように言われました。3~4千円はしたかな。

人間の普段の生活では、肺の隅々まで100%使ってはいません。私がうける肺葉切除は、20~25%の肺を切除します。

普段肺を80%までしか使っていない人は、トレーニングによって100%使える状態にもっていってからの肺切除をすると、切除前とほとんど変わりない肺機能で生活することができる、そんな狙いがあるそうです。

しっかり息を吐ききって、機器につながったマウスピースくわえ、ゆっくり深く息を吸って3秒ほど止めるということを繰り返すトレーニングです。

これが案外難しいのです。しかも数日やったくらいじゃ上達もしません。

あと、ストレッチの冊子をもらって毎日するよう言われました。散歩も毎日するのがベストと言われました。

私は入院2か月前から休職してたので、まじめにせっせとやりました。

術前検査のおかげで咳が出るようになってしまったけれど、それでもこの「コーチ2」はやらなければ、「術後がしんどい」と言われました。

とは言え、あまりにも咳がひどくなっていたら、咳を治して予約の最後尾について仕切り直しとも言われていました。

私でなくとも、執刀医が手術当日にコロナだってことになったら、それもどうなることか、もうね、手術は運が良ければ出来るって感じになってました。

入院準備

入院準備は、とりまパンツの替えはたくさんあったほうがいい。それ以外なら大病院は院内コンビニもあるし病衣もタオルもレンタルが安い。

なにを重点に準備するかといういと、昔と違って、通信環境とか、モバイルスタンドやらイヤホンやらですね。

看護師さんに聞いたら、この病院の患者用フリーWiFiは文句は出たことないと聞いたので、ポケットWiFiや通信プラン変更などはせずに挑みました。

 


なんか、ほんとに最近、役に立たないことばかり書いてます。コロナ禍の苦労など、今はもう誰も見たくはないでしょうが、自己満足のためにブログを書いてそのうち一気に閉じることにしたので、見てしまった方、ごめんなさい。

あと、歳とともに話が回りくどく長くなって草

                      

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