東京湾のシーバスアングラーは要注意！


仕事の方がちょっと立て込んでおり、まとまった釣りの時間が取れ無いこの頃、私です。そんな中、お仲間のJさんから湾奥某所でコノシロ絨毯を発見し良いサイズが釣れたという熱い知らせを聞き、翌日早朝に赴いてみました。


着くとかなり人が多く…ただ、まだ釣れていない感じ。これからコノシロが入ってきてウハウハになるんちゃうか？と意気揚々とタックルをセットし、先に入っていたJさんの横へ入られていただき、開始した時に…




漁船現る。
しかもスズキ獲ってるやーつ。



東京湾では度々現れる鱸漁の漁船の操業。基本は２艘で網を曳き、根こそぎ獲って行きます。網を上げるときにはもう一艘が合流。まさに黒い三連星、三位一体の必殺技ジェットストリームアタックです。


これは目の前でくらったわけで、マジで終わります。しかも、網が曳けるギリギリの岸際でやってくれるもんだから、メタルマジックあたりでフルキャストしたら届くくらいの位置よ。


その後もしばらく続けてみましたが、Jさん曰く前日よりもコノシロが全然少ないと。





こんないいコノシロが入ってるんですけど、たしかにゴツゴツ当たる間も少なく、絨毯とは言えない。多分、コノシロごと狩っていかれたな。


こちらは趣味で、あちらは生業。漁業権ももっての操業ではあるのは分かるんですが、さすがにいい気はしませんね。釣り人が投げてる先をガサっとやるんですから。せめて、もっと沖合でやってくれんですかね。

そして、この時期の鱸の抱卵個体。資源保護のため小さいサイズは逃すって言ってるけど、産卵を控えた抱卵個体を獲ってしまう方がめちゃめちゃ影響でかいです。これも東京湾の鱸が減る理由の一つだと思います。


ちなみに噂では、漁師もSNSで湾奥の釣果とか見てるらしく、場所が特定出来る投稿が相次ぐとその辺りに漁船が現れるらしいと。真相は分かりかねますが、釣り場が特定できる釣果投稿は、この意味でも避けた方が宜しいかと思います。


てことで、貴重な釣りの時間が台無しになったんで、めちゃくちゃ愚痴っぽくなって恐縮ですが、これが事実です。ちなみに、周りも全く誰も釣れてませんでしたので、やはり網入れ＝終わり なのは間違いないかと。恐るべし、ジェットストリームアタック。

東京湾のアングラーの皆さんはくれぐれもお気をつけください。

では、また、次回。


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