以前読んだ本を最近思いだし、また読んでいます(^-^)
 
 
生前は免疫学の権威と呼ばれていた、安保徹さんが書かれた本です。
 
 
この本に書かれている内容を簡単に紹介すると…、
 
 
首や肩、背中などのコリは、自律神経の状態で言うと、 
 
交感神経が優位になり、血管の収縮が続く事により血行が滞り、疲労物質や老廃物が溜まり、筋肉が緊張している状態です。
 
 
すると次は回復を図る為に、副交感神経が優位になり、

プロスタグランジン(ホルモン物質)を使い血流を回復させようとします(血流回復反射
 
 
 
【プロスタグランジンの働き】 
    ↓
①血管を拡張させる
②痛みを起こす
③発熱させる 
 
 
 
つまり患部に感じる痛みや熱、腫れなどの炎症は、

プロスタグランジンが「血流を回復させて組織の修復を図っている時」の現象なのです。
 
 
なので痛いからと、症状を和らげる薬(消炎鎮痛剤)を長期間使うと…、
 
痛みは一時的に感じにくくはなりますが、血流障害はますます促進され、

体のあちこちで炎症が起きてきて、かえって患部を悪化させる‥。

と、この本には書かれております。
 
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安保先生は、免疫学的な視点で考えられてる方で、どちらかと言うと、西洋医学ではなく東洋医学に近い考えの方だと思います。
 
 
安易に薬を多用し続けると、いずれ薬で誤魔化しきれなくなるまで、状態は悪化すると。
 

肩こりが辛くなると、湿布など常用される方もいると思いますが、湿布も薬です。皮膚から薬の成分が吸収されます。
 


患部を温めたり適度に運動するのも、肩コリには効果的です。

有酸素運動(ウォーキング)もお勧めです。


更に体の歪みを整えると、負担が減りコリも軽減されます。
 
 
薬は体へ負担がかかると言っても、「油汗を流すレベルの激痛」や「病気を治療する為」などの場合は、薬の服用は必要だと思います。

 
(薬について情報収集し、メリットとデメリットをよく理解納得した上で、服用する事が1番望ましいと思います)