寒暖差による自律神経の疲労が原因で、不調を訴える方が最近は多く見受けられます。(寒暖差ストレス)

 

 

 

 

人は【ストレス】がかかると、自律神経では【交感神経】に切り替わり、

 

「アドレナリン」や「コルチゾール」と言ったホルモンを分泌して、ストレスに対抗します。

 
これらホルモンの作用は、(ストレス緩和)、(炎症の抑制)、(血圧血糖値の上昇)など。
 
 

⚫血圧が上昇すると‥、


心臓のポンプの働きが急に活発になり、血管は収縮するので、心臓と血管に大きな負荷がかかります。 (心臓の疲労)
 

 

⚫血糖値が急上昇すると‥、

今度は血糖値を下げるホルモン(インスリン)が膵臓から分泌されます。
 
そして血糖値が急に下がると、今度は低血糖となり、体が糖を欲しがる様になります。
(甘いモノや糖質を無性に食べたくなります)
 
これらの作用により【血糖値の乱高下】が繰り返され、膵臓に負担がかかります。(膵臓や胃腸の疲労)
 

(整体的には、膵臓の疲労は、左側の腰~背中や左鼠径部の症状に関連してる事が多いです)
 
 
⚫血糖値の乱高下を繰り返すと、血管へのダメージや、膵臓が正常に働かなくなり、必要以上に血糖値を下げてしまう様になります(反応性低血糖症)
 
そしていずれは、糖尿病に移行する可能性も高くなると言われています。
 

つまり、強いストレスにさらされてる人ほど、糖質などが過食になりやすく、糖尿病のリスクも高まると言う事ですね。

(実際になるかは体質もあると思いますが)

 
⚫他に【精神面の影響】としては、
 
甘いモノ(砂糖など)は、食べてすぐは気分は良いが、血糖値の急降下により‥、
 
《やたら眠くなる》、《疲れやすい》、《不安》、《落ち込み》、《イライラ》、《恐れ》などを感じやすくなると言われています。
 
 
 

 
 
また、砂糖には依存性があるので、毎日食べるともっと食べたくなり、
 
それが積み重なっていく事で、更に甘いモノを食べたい欲求を加速させていきます。
 
 

 
 
※砂糖は(清涼飲料水)や(加工食品)などにも含まれています。
 
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実は身体の調子を整えたい場合は、良い事をするよりも、

悪い事を減らす(生活習慣や食生活などの見直し)方が1番の近道です。
 
 
食生活を改善しただけで、以前よりも症状が減少したり再発しにくくなる方もいます。
 
(逆に言うと、生活環境の問題が大きい場合だと、こまめに施術しないと疲労の回復が追いつかないんですね)
  
 
生活習慣や食生活の見直しは、強い意思は必要ですが、面倒な運動や時間、お金もかからないのでお勧めです😊