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雑多なこと 映画やテレビ等もろもろ [東京での登山と日常]

夜の銀座四丁目.jpg

 コロナもようやく落ち着きましたね。職場でもマスクを外すようになりました。マスクをとると印象が違う人がいてちょっと新鮮です(笑)

 映画はちょっと前ですが「梅安2」「シン仮面ライダー」を見ました。梅安はいい作品なのに、はっきり言って宣伝・プロモーションの失敗かなあと思います。しかし現代において、そもそも時代劇というだけで客の間口はかなり狭まったかもしれません。65歳以上の高齢者は全人口の29.1%(2022年9月15日現在)と過去最多で、ターゲットとしては大きくとも、そもそも高齢者を劇場に足を運ばせることは大変なのかもしれません。

 シン仮面ライダーはNHKのドキュメンタリーを見て発作的に見に行ってしまいました。ドキュメンタリーは庵野秀明監督の意向をスタッフがどうくみ取るか苦心している様子が描かれていました。確かに肉弾戦のライダーではなく、エヴァンゲリオンを彷彿とさせる(笑)CG戦のそれでした。TVシリーズの頃から「漫画の仮面ライダーは結構エグくてダークだ」と聞いていたので、血が出るシーンが出てくると「原作への庵野監督のリスペクトなのかなあ」と思いました。池松壮亮さんや浜辺美波さんもよかったですが、一文字隼人役の柄本佑さんがおいしい役のように思えました。

 直近ではカンヌの脚本賞をとった是枝監督の「怪物」です。視点を変えるというのはよくあるのですが、もうひとつテーマが入って来ます。今風です。
 実社会の中でも誰がしゃべるかで事実が異なることはままあって、真相は「藪の中」となることが多い。どんな人も自分の都合の良いように嘘もつきます。「外から見ているだけではわかんない」ということです。となると、赤の他人が良い悪いを言い合い、それが社会的制裁を伴うことが多いいまの世の中は、ある意味地獄かもしれません。人は「自由からの逃走」をしてしまう。

 テレビではNHKの「Journey in Japan」という(多分海外向けの)番組で北海道大学の山岳部が取り上げられていました。北大が日本の山スキー発祥だということや北大のヒュッテを訪れたり、イグルーを作ったりしていました。貼り付け式のシールは長期登山では粘着力が弱くなるので、現役山岳部員は金具をひもでグルグルひっかける式のシールを使っていました。私も学生時代はあれを使っていたのですが、今でもそれを使っているとは驚きです。

 もう一つテレビ番組が印象に残っています。「The Second」という結成16年目以上の漫才の賞レースです。二男が「お父さん、マシンガンズ出るで」と教えてくれました。マシンガンズは昔レッドカーペットというネタ番組に出ていて、私が「一押し」するのを子供は不思議に思っていたので、印象に残っていたのでしょう。それ以降特にブレイクすることもないものの、「ゴミ研究家」「発明家」など個人活動をしながら活動は継続していたようです。世の中の不条理をネタにしていくのはM-1王者のウエストランドにも通じるかもしれません。当日はリアルタイムでテレビを見ていたらなんと決勝まで進み「次のネタがない」と言いながら、その場のアドリブと客を巻き込んでいく様は見事でした。かつて応援してきた人が活躍するのはうれしいことです。準優勝でしたけどこれを再浮上のきっかけにして頑張ってほしいなと思いました。

 そういえば銀座で宝石店強盗がありました。仮面をかぶって夕方に犯行に及ぶという考えられない事件でした。実は犯行翌日銀座に用事があったのでついでに現場を訪れました。翌日ということもあってまだテレビのリポーターの人がたくさんいました。
 荒っぽい犯罪が増えています。親を一人暮らしさせているので、ちょっと「気を付けるように」言いました。大半が少年ということもあってその後続報が聞かれませんが、動機や背景はどうなんでしょうね。黙秘するのも権利なんでしょうが、なんとか通常の刑事裁判まで持ち込んで、本人の口から聞きたいところです。

 あとはやっぱり阪神ですね。交流戦が始まると東京でもテレビ(BS)で見る機会が増えるので、めっちゃ楽しみです。ビール飲みながらのナイター!プハーッ!って感じです。

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