既に京都市各地で蓮の花が咲き出した。
おそらく以前ならば梅雨の季節で、
温度計が30℃~35℃を示す、
こんなにも夏真っ盛りな事は無かった筈。
ブログをやり始めてからこんな感じなので、
この時期の蓮の撮影はハードに尽きる。

そして梅雨は今年も空梅雨?
空梅雨は60年前の子供の時分には聞いた事は無かったが、
おそらく20~30年前辺りからよく耳にするようになった。
思うにこれは地球温暖化の兆候だったのだろうが、
その梅雨感はますます希薄になり、梅雨と言う言葉自体、
死語になりつつあるのは誠に寂しい事である。

いずれにせよ、この時期に咲く睡蓮も蓮も、
清々しい気持ちにさせてくれる貴重な花である。



三週間前に相国寺の睡蓮を紹介した時は、
蓮の蕾は確認できるものの花は早かった。

 

 

 

 

 

 

 






放生池周りに鉢植えの蓮より、どちらかと言うと、
池中の蓮の方がいち早く咲き出す。











睡蓮も当分は同じように見頃を維持してくれる。












この日は朝一番で、比較的陽射しも無く、
水面の浮かぶ蓮同様に気持ちが良かった。







 

 

 



平等院では約200年前の地層から出土した種を
発芽させた「平等院蓮」が咲き出し、
上品な香りと純白に透ける花弁が参拝者を魅了。。。











すでに革堂、天龍寺、東寺、東福寺も咲き始め、
大沢池、小倉池はもう少し先になるだろう。












今年はかつてないスピードで猛暑日が全国各地を襲っている。
京都の観光客も予想以上に戻って来られている。
くれぐれも暑さ対策をお忘れの無いように。。。











放生池の鉢植えの蓮、池中の蓮は当面は楽しめそうだ。