秋深し。
職場のほうは今春に畑地ができて、ずいぶん野菜を植えましたし(初体験でした・・)。
春に植えた黄菊のつぼみが、だんだん花開いてきました。
この畑、昨年来た時に雑草がものすごく生い茂っていて、少しずつ取っていくと、
毎日通りがかるお隣の奥さまが、いつも声かけてくれて、すると今年のある日、
そのお隣のさらなるお隣の奥さまも一緒に来られ、「どれ!」と言って突然、
耕運機を持ち込んで、そのお二人で「あっ」という間に畑になっちゃった、というものです。
食堂に仕事に来る、あの『天地人』のおばちゃまが喜んじゃって、
いろんな葉野菜、夏野菜、いろいろ植えて育てて、採って料理に使って、
仕事の合間に時間を見つけては畑の草取りするなんて、今までなかったことで、
これは耕運機が入ってからの56月。右は21か月後
大葉が茂ってきて、どこかにバジルも。あら、上の写真と同じ場所ですねw
右はバジルソースにしたもの。
イチジクも採れるんです。イチジクジャムに。すべて、食堂のおばちゃま作。
東京にいた時とはちょっと違って自然に囲まれた中で、過ごしてます。
まったりと?でも目まぐるしく、なかなか楽しい暮らしぶりをしています。
コロナ禍で大都会から地方へと、人が流れ出す人が増えたようですが、
地域への価値観が変わる時代が来ているかも、なんてことも、最近は感じます。
さて、いま、新型コロナウィルスが少し落ち着いてきました。
今後の感染の再爆発に備えて、新たなワクチン、カクテル療法薬、抗ウィルス薬が、次々開発され、お国のほうでは、ワクチンの3回目の接種を考えているようですが、・・
う~~ん・・ ワクチンや専用の薬も有効だとは思うのですが・・
わたしもワクチン2回打ちましたけども、これからは、そういうのとは少し違う方面からのアプローチもプラスしていってももいいんじゃないかなと、正直、思います。
ふと、結弦くんの専属トレーナーを担ってくださった菊地晃さんの著書『強く美しく鍛える30のメソッド』を久しぶりに開いてみたんですが。
菊地さんも、ヨガやいろいろ勉強され広い視点をお持ちのようで、西洋医学だけでは限界があるので、東洋医学で補うというコンセプトでお仕事をされてるんですよね。
知人に漢方医がいるんですが、その方も現代医学だけでは限界があることを仰ってるし、アメリカの医学界でも東洋医学が注目されるようになり、医学の西洋と東洋の融合が望まれることが、もう何年前だったか、NHK特集ですでに論じられているんですよね。
病院の薬では到達できない効果の現れ方・・体に馴染むというか、からだを根っこからいたわってくれるというか、体の総合力を上げてくれる力を、漢方や生薬製剤では与えてくれるので、コロナに例え罹患してしまっても、重症化しにくいなというのを、周りを見て、感じています。
合成薬にはそういう力(温める力)がないんですよね。
そういうアプローチはやってみる価値が大いにあると思うけど、政府のほうでは、そういう取り組みをやってみるという意識がほとんどないようです。知らないからでしょう。
くすりの話はまた改めて、どこかで書きたいと思ってます。
それにしても、菊地さんのことばはあたたかくて、結弦くんのことを、「結弦」呼び捨てと、「あいつ」呼び。そして結弦くんをわが子のように見守ることば。すごい、愛情を感じました。
すでに多くのブロガーさんが書かれてるかもしれないけど、これまでの怪我のことにも触れながら、結弦くんの回復力の凄さのことを、深く把握していらっしゃる。
・トレーニング時間の秒単位の時間のズレ、ミリ単位のテーピングのズレに気づく鋭さ。
・また、精神的に強いというよりも痛みに強い、ということ。
・痛みは「自分が成長するために必要なこと」と考えていること。
・あらゆることに感謝しいつも身辺をよく整えているので、自律神経のバランスを保ちやすい。
などなど。
自律神経のコントロールが上手なので、結弦くんは痛みからの回復も人より早いのだそうです。
このコロナ禍では、免疫力を高めるために、食事、睡眠、運動が大切ですが、ストレスなどの精神的なものを整えることも大事だそうで、それは東洋医学の医師も、菊地さんも、自立神経のコントロールの大切さを仰ってます。それで、次のようなこと・・ちょっと目に留まりました。
《即座に反省し、即座に感謝することを学ぶ》
《過去の過ちに生きず、今の夢に生きることを学ぶ》
《三悪(貪り、怒り、無知)を知り、三悪を捨てることを学ぶ》
反省、感謝、夢をに生きる、未来をつくる・・
これって、まさに結弦くん。夢を生きる、未来をつくる、ということばにもつながるし。
三悪を捨てていく修行者みたいなところもあるし。
※仏教用語に三毒(貪瞋痴)というのがあるけど三悪と書かれてるのは、くだけた表現なのかもしれないです。
結弦くんのもともとの素地があってのことだと思うけれど、結弦くんはまさに、菊地さんの理論の実践者だなと思いましたよ。
菊地さんはご自分の年齢的な限界がおありなのか、何か遠慮されてるのか、迷惑をかけるご自分ということを気にされて、平昌オリンピックの後は「チーム結弦」、専属トレーナーを離れました。
結弦くん、今日も独りで、夜中の練習をしてると思うけど、菊地さんから教えてもらったこと、今でも大切にしながら、頑張ってるんだろうなあ。。なんて。
いい笑顔・・お人柄を感じるなあ・・結弦くんと波長ぴったり、な感じ。
ちょっとほろっ・・となるけれど、すてきなトレーナーおじさんに出逢ったこと、一緒に頑張ったこと、全部が、あたたかな思い出となって、結弦くんの中に今もあるんだろうなあ、・・なんか、愛がいっぱい詰まってて、お二人の縁の深さ、つながりがすてきだなあ・・と思いました。
この本は、読んでいると、こころが温かくなるものがあって。こんな時代には良いですね。
それと、体幹トレーニングの方法など、参考になることがいっぱいあるので、運動不足で腰の痛い自分にいろいろ役立ちそう。もっとていねいに読んでみようと思います。
さて、NHK杯まで、あと 1か月。
わたしも、ちょっと、どきどきしてるところです。
明日から仕事がらみで、数日間お出かけします。
バタバタしてますが・・
雪肌精のピュアコンク、なかなか良いです。
ミニ容器に入れて持って行こうかな。
結弦くんの練習がうまく行ってますように。
壁を越えられますように・・
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