首相「次世代に先送りしない」 北方領土問題 | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

配信

 

北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会の表敬をうける岸田文雄首相と西銘恒三郎沖縄北方相(右)。中央左は石垣雅敏根室市長=1日午後、首相官邸(矢島康弘撮影)

 

岸田文雄首相は1日、官邸で北海道根室市の石垣雅敏市長ら「北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会」のメンバーの表敬訪問を受けた。首相は「いまだロシアとの間の北方領土問題を解決できず、平和条約を締結することができず、誠に遺憾だ」と強調。

その上で「決して次世代に先送りすることを考えてはならない」と述べた。 

首相は、昭和31年の日ソ共同宣言を基礎に平和条約締結に向けた交渉を加速させるとした平成30年の日露首脳合意に触れ、「両国間での合意に基づいてしっかりとこの問題に取り組んでいかなければならない」と述べた。 

1日は、昭和20年に北海道の根室町長(当時)が連合国軍最高司令官のマッカーサーに北方領土の返還を求め、陳情を行った日に当たる。