家内を亡くしたボクには、
もう関係のないことかもしれないのだが、
昭和36年から始まった国民年金制度の事について。
現在、偶数月の15日、近くの郵便局のATMには、
朝早くから年金受給者による行列ができる。
もちろん老人の姿ばかり。
20歳になると国民年金に加入する義務が、
個人経営者とか専業主婦にも(掛けていない人もあるが)が出来た。
家内も真面目にコツコツと全額、
40年くらいかな?完納した。
そして、60歳になり、支給が始まった。
2ヶ月ごとの偶数月の15日に約13万円くらいが受け取れる。
医療保険など差っ引かれると、ざっと月6万円程度になる。
ところが、
日本にいる外国人や生活困窮者に
国の公的扶助として、その生活保護として支給される金額が6万から10万円。
たいていは7万円以上が支給されている。
実際に訳があり働けなくて困っている人に国が手を貸すのは、
やぶさかではない(不正もあるらしいが)。
しかし、
それなら真面目に何年もの間、国民年金を支払い、
満額まで完納してきた人達にも、
生活保護で貰える金額同額かそれ以上に
(現在、生活保護で受給できる金額は平均10〜20万円)
そのくらいに引き上げてあげるべきではないのか…。
と、そこがどうも今一つ腑に落ちないのです。
ちなみに、
生活保護受給の外国人は47000世帯以上も。
韓国、朝鮮、フィリピン、ブラジル・・・など。
人手不足の深刻化、
安易な外国人労働者の受け入れ拡大など、
そんな背景もこの問題にはあるらしいが、
何十年もの人生を生き、
一生懸命働き、そして納めてきた年金。
かたや、
外国人受給者に限って言えば、
一銭も身銭を切ることなく、
”生活に困窮する外国人”というだけで、
同じ様な、いやそれ以上の待遇を受けられる制度。
福祉のあり方?
なんだか考えさせられてしまう。
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