FISワールドカップ・アルペンスキー大会2023-2024オーストリアのゼルデンで10月28日(土)開幕

全豪オープンテニス2021/大坂なおみ強すぎる優勝劇

全豪オープンテニス2021/大坂なおみ強すぎる優勝劇

グランドスラム第1戦となる全豪オープンテニス大会が2月8日から開催されます。
昨シーズンは、コロナの影響で開催日程が大幅に変更され、多くの大会が中止となり盛り上がりの欠けるシーズンとなりました。
1年間の経験を経て様々な対策が講じられ、今シーズンは正常時に近い大会の運営が期待されますが、米国大統領選挙以降、世界中の国で政権崩壊など不穏な動きが起こり始めていて、余談を許さない状況にあります。
大坂はキプスランド・トロフィー準決勝を棄権して全豪オープンに絞ってきた。
昨年の全米オープン優勝と同じパターンとなり、全豪オープンは1度優勝経験のある得意のハードコート、優勝候補の一角となる存在となる。
バーティ、ハレプも好調で安定した強さがあり、大坂を含めて3強体制を構成している。
全仏、全英では実績がない大坂にとって、全豪は落とせない大会となる。

■大会概要

会場  :メルボルン・パーク(ハードコート)
開催期間:2月8日~2月21日
参加選手:シングルス男女各128名
賞金総額:71,000,000豪ドル
前年優勝:男子ノバク・ジョコビッチ、女子ソフィア・ケニン

●大会日程(シングルス)
1回戦(男女) :2月8日~2月9日
2回戦(男女) :2月10日~2月11日
3回戦(男女) :2月12日~2月13日
4回戦(男女) :2月14日~2月15日
準々決勝(男女):2月16日~2月17日
準決勝(女子) :2月18日
準決勝(男子) :2月19日
決勝(女子)  :2月20日
決勝(男子)  :2月21日

●男子シード選手
①ノバク・ジョコビッチ
②ラファエル・ナダル
③ドミニク・ティエム
④ダニル・メドベージェフ
⑤ロジャー・フェデラー(不参加)

●女子シード選手
①アシュリー・バーティ
②シモナ・ハレプ
③大坂なおみ
④ソフィア・ケニン
⑤エリナ・スピトリナ

■結果

●1回戦
上位5名のシード選手は男女供順当に勝利。
注目のコリ・ガウフは順当に勝利したが、2回戦の相手はスピトリナで分が悪い。
大坂はパブリチェンコワを2-0で下し、2回戦の相手はガルシア(43位)、4回戦でアンドリースク、クビトバあたりが強敵となりそうだ。

●2回戦
大坂はガルシアに2-0のストレート勝ち、3回戦の相手はジャパー(30位)。
アンドリースクがシェ・シュウェイ(台湾)に敗退
クビトバがチルステア(ルーマニア)に敗退
ケニンがカネピ(エストニア)に敗退

●3回戦
大坂、ジャパーにストレート勝ちでベスト16、4回戦の相手はムグルサ(14位)
アンドリースクとクビトバが敗退したため、準決勝まで上位選手との対戦がなくなった。
台湾のシュウェイ(71位)、エラニに勝利して3回戦突破。
優勝候補の一角プリスコバ(6位)が、ムホバにストレート負けの波乱となった。
ランキング上位では、バーティ、ハレプ、大坂、スピトリナ、ウィリアムズが残っている。

●4回戦
大坂、ムグルサに勝利してベスト8に進出、準々決勝の相手は勢いのあるシュウェイ、ランキングは71位でも侮れない。
シュウェイは順調に勝ち星を伸ばしてベスト8進出、今大会一番の出世頭でランキングを大きく伸ばしてきたが、本命の一角となる大坂相手では分が悪そうだ。
スピトリナ(5位)がペグラに敗れ、シングルランクの選手はバーティ、ハレプ、大坂の3選手となった。
男子ではティエムが、デミトロフにストレート負けの波乱となった。

●準々決勝
大坂:シュウェイ戦、大坂が2-0で勝利
ウィリアムズ:ハレプ戦、ウィリアムズが2-0で勝利
バーティ:ムホバ戦、ムホバが2-1で勝利
ブラディ:ペグラ戦、ブラディが2-1で勝利
準決勝は大坂とウィリアムズの対戦、ウィリアムズはハレプを破って勢いがあるが、これまでの対戦からは大坂が有利、バーティが敗れたので事実上の決勝戦となりそうだ。
男子ではナダルがチチパスに敗れて波乱となった。
準決勝は、ジョコビッチ、カラツェフ戦、メドベージェフ、チチパス戦

●準決勝
大坂:ウィリアムズ戦、大坂が2-0で勝利して決勝進出1番乗り。
ジェニファー・ブラディ(24位):カロリナ・ムホバ(27位)戦、ブラディが2-1で勝利。
男子はジョコビッチがカラツェフを下して決勝進出を決めた。

●決勝
女子の決勝は、20日(土)に大坂(3位):ブラディ(24位)戦が行われる。
大坂は今期負けなしで絶好調、1年前の大坂とはまるで別人と思えるほどプレーが安定している。
ブラディも今期絶好調でランキングは20位台に留まっているが、今回の全豪オープンでベスト2が確定しているので、10位台に上がってくるのは確実だ。
2020年の全米オープン準決勝の再戦となり、このときは大坂が2-1でブラディを下しているので大坂有利とみている。
しかし試合内容は接戦となっておりブラディもかなり健闘しているので、両者の実力差は少ないとみる。
実績では大坂が大きくリードしているが、やってみなければ分からない。
接戦を予想していたが、終始大坂の強さが目立つ試合となった。

■トーナメント表

◆女子

◆男子

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