鶉野飛行場
鶉野飛行場(うずらのひこうじょう)は、兵庫県加西市鶉野町(稼働当時は加西郡九会村・下里村)にかつて存在していた飛行場である。かつては防衛省が管理していたが、2016年(平成28年)6月に加西市に払い下げられた。
第二次世界大戦中、川西航空機姫路製作所組立工場の専用飛行場として建設されたが、姫路海軍航空隊や筑波海軍航空隊分遣隊が駐留し訓練基地および特別攻撃隊の出撃拠点となった。当時、川西姫路製作所では紫電、紫電改が製造されており、それぞれ486機、44機が組み立てられた。当時、この飛行場で主に運用されていた機体は九三式中間練習機、九七式艦上攻撃機などである。(wikipediaより)
最終日の天候は…超晴れ!
本日の17時のフェリーで戻らなければ次の日の仕事に間に合いませんので、割と余裕を持っての日程を組んだ感じです…まぁ朝7時過ぎには出発するのですが。
ホテルから10分かからないくらいの場所が第一目標…うぅむ、やっぱ昨日からバイクのチェーンの音が気になるっス。
閑話休題、今日の最初の目的地は舞鶴にあります「若宮神社」です。本殿や末社にご挨拶しますが末社には新鮮なオキアミがお供えしてありました。漁の神様なのかな。
そして本殿の右横には・・・
日清戦役(戦争)威海衛の海戦にて被害を受けた水雷艇の砲の外板です!
詳しいことは判りませんが、昨日の三笠の装甲板に劣らぬ迫力・・・さすが舞鶴、小さな神社にもこのような凄いものがあるとは・・・。
早朝からテンションアゲアゲになりながら兵庫県へ突入です。
そして到着。ここが紫電改や九七艦攻の実物大を展示してあります「soraかさい」です!
実は11時からの部へ予約を入れていたのですが結構早く着いちゃった…なので先に倉庫前にあります展示や慰霊碑に手を合わせて慰霊の念を送ります。
1時間程早かったので前の部で入れないか問い合わせたところ「予約票を見せていただければ大丈夫ですよ」との事でしたので、予約メールを確認していただき中に入ります。
紫電改相変わらずでっけぇなぁ(=゚ω゚)
以前見たのは本物で未修理でしたが、今回見たのも同様にでっかいという感想。やっぱりこの頃の戦闘機は独特の迫力があるっスよね。
次は上に吊ってあります九七式を拝見。
こいつももう少し身近で見たかったなぁとか考えながら写真を撮りまくります。機体のフォーム的にはこっちのほうが自分は好きだったり。何にしても欲望全開で写真撮影させていただきました。
撮影欲が収まって一息つきましたらお隣にあります「歴史ゾーン」にて鶉野の歴史を拝見します(写真撮影禁止)。少し涙ぐみながら見学…ここ良いっスなぁ。
とりま駆け足ですが全部の展示を拝見した後は、外に出て戦争遺構を見学します…あれ、お隣に何かある。
出てすぐ左側に「鶉野飛行場資料館」「戦艦大和館」という私設資料館が。有料&撮影禁止ですが、とりまお金払って中に入ります。
中には結構・・・というか、スゲェ手の込んだ1/100戦艦大和の模型が。
ガイドさん曰く大和ミュージアムに次ぐ大きさとの事。ガイドさんのお話を聞きながら大和や鶉野の歴史を勉強することが出来ました。
そしてスゲェ陽射しの下を歩いて周囲探索。
滑走路跡を見ながら何も考えずに道を往くワイ。・・・ん?向こうに何かある。
soraかさいの導線から完全に外れた場所に何か見覚えある機体が。これって零戦色に塗ってあるけどT-6テキサンよね…(^^;
お近くにいらっしゃったお爺様が言うに、鹿児島の知覧で廃棄寸前になっていた機体を引き取り、ここで展示してらっしゃるとの事。ここは無蓋掩体壕だったらしく場所に合わせて塗装されたらしいです。
結構な金額がかかっていると仰るので多少寄付金を入れまして「クラウドファンディングとか良いっスよ」とお伝えしてこの場を後にします。うーん、soraかさいからこっちに来るのは結構難しいよなぁ。
近くにあった銃座跡も見学します。
中の機銃は「男たちの大和」で使われたものを展示してあるので実際とは違うらしいですがまぁこれはこれで。
最終日の旅は続きます。