今年は梅漬けを作りたいと思っていた。
が、実家での梅干し作りを思い出したら、
土用干しとか、赤紫蘇の色出しのための
塩での揉みこみとか、親は普通にやって
いたが、わたし的にはハードルが高そう
なので断念した。
塩漬けするだけの梅にしてもこの間まで
1キロ980円(税抜き)だったので今年は
止めようと思っていた。
それが、なんと先日480円になっていた。
じっくり裏まで見ても傷はなさそうだし、
これは塩漬け梅を作るべし、作るべしと
決心して1キロ購入した。
きれいで立派だーー。
多分梅酒にするための青梅には黄色く
色づきすぎたんだろう。
塩漬け梅にするには丁度いい色である。
材料
- 完熟梅 1kg
- 粗塩 180g( 梅の18% )
必要な道具
- 漬け込み容器( 酸に強い材質のもの )
- 中蓋( なければ平皿で代用可 )
- 重石2kg( 水を入れたペットボトルで代用可 )
作り方( 梅1kg分 )
1. 肉厚・黄色く熟していて、傷がない梅を選ぶ
2. ヘタをとって洗ったら、1~2時間水につけて
アク抜きする
3. ザルに上げて水気をきり、傷がつかないように
やさしく水気を拭き取る。
傷んでいる梅がある場合は、この段階で取り除く。
4. 清潔な容器の底に塩をひとつかみふり入れ、
梅を敷き詰めるように並べる。
同様に塩、梅を繰り返し、最後に残りの塩をふる。
5. 中蓋をして、重石をのせる
中蓋をし、梅の2倍量の重石をのせて、ホコリが
入らないように蓋をするか、ビニール袋などで覆う。
梅が隠れる程度に白梅酢( 漬け汁 )があがるまで
1日1回、白梅酢を全体にいきわたらせるように
容器ごと揺らす。
こうすると、梅が空気に触れる時間が短くなるため
カビが出にくくなる。
6. 白梅酢が梅の上まであがってきたら、重石を
半分の1kgにする
5~7日ほど経ち、白梅酢が中蓋の位置まであがって
きたら、重石をさらに半分くらいに軽くする。
漬け始めて約1ヵ月後から食べられるようになる。
完成したら重石を除き、梅酢ごとビンやかめに
入れて常温保存する。
半年、1年、3年と時間が経つにつれて、
味がまろやかになる。
シンプルに塩のみで漬けた梅は、長い期間保存
できるのが特徴で、ビンやかめに入れて保管すれば
10年以上後も食べられる。
また、残った白梅酢は料理に使用できるので
捨てずに取っておく。
1ヶ月先だと7月末になる。
さて出来上がりが楽しみじゃ。( ´艸`)
シソを使った梅干しの作り方、カビが生えてしまった時の
対処法など、梅干し作りの基本はこちら。
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