大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

富士山の裾野を巡る旅・二日目

2023年01月20日 | 風景
二日目、石和温泉7時50分出発。
本日のコースは、採石の蔵⇒ハーブ庭園⇒河口湖大橋⇒河口湖⇒ハナテラス⇒西湖⇒精進湖⇒本栖湖⇒富士山世界遺産センター⇒富士山本宮浅間大社。

水晶で有名な山梨県では宝石の研磨加工や貴金属加工に優れているため、世界的にも珍しいジュエリーの集積産地となっており、そんな天然石の博物館としての採石の蔵へ。巨大な天然石の数々を見学しました。

ハーブ庭園では、ハーブに関する効能を色々教えていただき温室の様々なランを見学し、展望台からの富士山を展望。
富士山の全容が望める絶好の場所でしたが、山頂に雲がかかっていたのが少し残念でしたが雲は笠雲で珍しいそうです。(地元でのニュースになっていました)

笠雲は富士山のような独立峰の山頂付近に現れる雲で、山が笠を被っているように見えることから笠雲と呼ばれます。
「上空の風が強く湿った空気が存在する」という気象条件の時に発生しやすくなるそうです。

河口湖大橋は、富士五湖の内唯一橋が架かる湖だそうで、橋の中ほどからの富士山を眺めました。
湖畔には、白鳥のつがいが散歩中で人に慣れているのか近づいてもすぐには逃げません。

河口湖大橋の写真上左。
河口湖で武田信玄が戦陣食として米に変わる食物として考え出したというほうとう(餺飥・はくたくの音便)の昼食。河口湖の遊覧船(写真上右)の回遊するのを見学後、大石公園とハナテラスへ。この時期のハナテラスは花がありませんでした。

西湖では曇り空の下の富士山を見学。(写真上)

精進湖の富士山は少し明るくなってきた富士山です。

富士五湖最後の本栖湖、千円札の裏面に描かれた富士山として有名です。
しばらく滞在しているうちに頂上に懸かっていた雲が取れて素晴らしい富士山を目ることができました。
写真下は、千円札裏面の写真とほぼ同じ構図です。

今回の旅の最終訪問地、富士山世界遺産センターと富士本宮浅間大社へ。

第11代垂仁天皇3年(BC27年)富士本宮浅間大社は、駿河国一宮で全国に1300余社ある浅間神社の総本宮で、関ヶ原の合戦に勝利した徳川家康が奉賛のため慶長9年(1604年)本殿・拝殿等を造営されたもので三間社流造の二階を持つ檜皮葺の建物は浅間造と呼ばれ重文に指定。
建久4年(1193年)源頼朝が富士の裾野で巻狩を行い流鏑馬を奉納したことから、流鏑馬が例年5月4・5・6日に行われている。

神社後方には富士山の雄姿も望めますが、本日は雲がかかり雪のかぶった白い山頂しか望めませんでした。(代わりに世界遺産センター掲示の写真を載せました)

今回は、美しい富士山を見たいと思って参加しました。
往復千キロに及ぶバス旅でしたが相棒ともども元気で帰ってこれたことに感謝の旅でした。
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