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【コアサテライト戦略とは?】攻めと守りで資産運用!コアサテライト戦略でリターンを狙え!

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  • 最終更新日時:

 

今回は、投資の基本でもある「コアサテライト戦略」についてお伝えしていきたいと思います。

初心者投資家さんにとってもわかりやすく、むしろ初心者投資家さんにとって非常に重要な内容となっていますので、自身の資産のポートフォリオを組む際にも参考にしてください。

 

 

 

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(初回公開日時:2021年11月29日)

 

【この記事の著者】

 【この記事の著者】

【筆者情報( )】@サラリーマン投資家ブロガー(クリックで下に表示します) アラサーで日経平均株価構成銘柄の企業に勤めるサラリーマンブロガーです。
5回の転職を経て現在のホワイト企業に入社。(以前はブラック企業に勤めていました)
米国株を中心に投資を行い運用の大切さ市場の動きやお金の大切さ伝えています。
投資の成績毎日公開ポートフォリオ毎月公開中米国株市場の様子のまとめ記事毎日公開しています。
趣味は野球観戦とサウナ。ダイエット記録とサウナ活動も毎日公開しています。ダイエットではウォーキング毎日20,000歩を目標に700日以上継続中。74.8kgから59kgの減量に成功。ライフログの様子も毎日公開中。
詳しいプロフィールはこちらから。

  

 

コアサテライト戦略とは

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まずは、結論からいうと、投資対象を2つに大きく分けて投資対象の中心「コア」と、積極的に運用を行う「サテライト」を分けて運用する方法になります。

 

 

一般的には、コア部分には、インデックスファンドや債権などあなたのポートフォリオの中心部分で安定的な運用成績を出してくれる投資対象です。

 

基本的には、毎月積み立てている投資対象がコア部分になります。

 

あくまでもコア部分は中長期的な視点に運用します。

 

一方のサテライトは、積極的に運用する投資対象でコアサテライトを攻めと守りに分けると「攻め」の運用対象になります。

 

サテライト部分は、長期的ではなく、短期から中期の運用スタイルが一般的です。

 

コアサテライト戦略は、一般の投資家だけではなく機関投資家や上級者の投資家も使用している運用方法で初心者の投資家にも活用可能な投資方法になります。

 

  チェックポイント

 

 

コアサテライト戦略のコアとサテライト

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コアサテライト戦略とはなんなのかというのをもっと具体的に追求していきます。

 

その前に、コア(CORE)とサテライト(SATELLITE)の意味から理解していきます。

 

  • コア(Core):芯、核、中心
  • サテライト(Satellite):衛星、従者、お供

 

英語からもわかるようにコアは中心となり、サテライトはそれに付属する衛星のようなもので、地球で言えば地球がコアで月がサテライトになります。

 

観覧車みたいな感じだね、中心部分と周りの部分。

あんまり、観覧車で例えないけどね。

 

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観覧車で例えるとサテライト部分多すぎだったわw

意図として伝わればいいんじゃない?w

 

 

守りの運用の「コア」

コアとサテライトに運用資産を分けてコア部分にはどのような資産を当てはめればいいのかをお伝えしていきます。

 

もちろん、リスクの範囲内でコア部分は変わってきますが、ポイントとしては、安定的な成長と、長期的な運用というのがポイントになります。

 

 

またコア部分は資産の50%以上がおすすめです。

 

 

50%~75%が一般的なコア部分の運用ですが、個人のリスク許容度に合わせてください。 コアの代表的な投資対象としては、下記のようなものがあります。

 

  • 現金
  • インデックスファンド
  • 米国債

 

これらは、価格変動も小さく、安定した値動きで安定したパフォーマンスを発揮し続けています。

現金は横ばいなんだけどねw

現金すこし趣旨からずれるけどね

インデックスファンドへの投資

特に初心者投資家はインデックスファンドをコア部分に据えて、毎月積み立ててコア部分を育てていくことをおすすめします。

 

安定感から言えば、インデックスファンドの、 全世界株式インデックスファンドや、全米株式インデックスファンド、あるいはS&P500インデックスファンドなどがいいと思います。

 

投資信託や、ETFでも気軽に変えると同時に歴史的に見れば安定的に右肩上がりでさらに今後の成長も期待できる投資対象となり、コア部分となりえます。

 

  チェックポイント

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  インデックス投資とは?

 

 

時間と銘柄の分散としてのコア投資

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コア部分になり得るインデックス投資をさらに積み立て投資することで低リスクで運用することができます。

「時間」を分散させて、銘柄を分散(インデックス投資)させることによって、コア部分は着実に安定的に運用させていきましょう。

 

 

債権への投資

世界でも最も安全な投資先として「債権」があります。

 

特に米国債はもっとも安全と言われています。

 

その分値動きも小さいですし、安定的で利回りも約束されています。

 

投資信託でも債権のファンドがあり、先進国債券インデックスファンドは多数あります。

 

大きなリターンは望めませんが安定的なパフォーマンスを発揮します。

 

また株式との逆相関関係も見られることもあり、株式のヘッジ(損失の回避)にもなります。

ま、ハイリターンを狙うから債権にはとうししてないけど。

あくまでもポートフォリはリスクに応じてだしね

他の人のサテライトにあたるNASDAQ100をコアにしているんだけどね

めちゃくちゃ不安定なコア

 

  チェックポイント

 

 

「攻め」のサテライトに当たる投資先

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攻めの部分にあたるサテライトに当たる投資先は、一言でいうと「自由」です。

 

好きに運用してもいい部分になります。

 

積極的に投資し、大きなリターンを得られる投資一般的で、ハイテクの個別銘柄や、ビットコインなどの仮想通貨投資、FXなどのアクティブな運用もおすすめです。

 

 

短期から中期的な視点で考えてポートフォリを組むことをおすすめし、大きな利益になったら利確することを忘れずしましょう。

 

コアとサテライトの割合を維持することがこの戦略には重要になってきますので、サテライト部分が大きくなりすぎても不安定なポートフォリオになってしまいます。

 

ポートフォリオのバランスの見直しを「リバランス」といいますが、半年に1回はリバランスをすることをおすすめします。

 

  チェックポイント

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安定的なパフォーマンスが義務付けられる年金基金を参考にする

コアサテライト戦略を組む際に、参考にしたいのが年金基金です。

年金基金は国民の大事な老後のお金を預かっており「失敗が許されない」お金を運用しているわけです。

 

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日本の年金基金のコアサテライト戦略

日本の年金基金のGPIFは、4分割に投資割合を分けており、国内債券25%、外国債券25%、日本株式25%、外国株式25%となっています。

 

50%が債権となっており、確実なリターンが得られてコア部分になります。

 

 

また国内株式、外国株式にも安定的企業があるためコア部分の形成にもなっています。

日本株、外国株式にも成長株がはいっているので個別で見ればサテライトの役割になっています。

GPIFはだいぶ守りのポートフォリオになってるね

絶対に溶かすことができないからねw

マイナスのパフォーマンスになるだけでブーブー言われるからね

トータルでプラスなのにね

堅実に運用したい人はGPIFの運用を参考にしてみるといいかもね

GPIFの平均利回りは2021年から2020年の20年で大体3.61%だね

 

2020年度の運用状況|年金積立金管理運用独立行政法人

2020年度の運用状況|年金積立金管理運用独立行政法人

 

ノルウェー年金基金のコアサテライト戦略

世界で一番の運用金額の日本の年金基金とは対象的なポートフォリオになっているのはノルウェーの年金基金です。

 

ノルウェーの運用基金は世界で2番目の規模になります。

ポートフォリオの内訳は、72.8%が株式となっており、債権は、24.7%です。(不動産が2.5%)

日本の年金基金と違ってかなり攻めのポートフォリオだね

株式の安定株でコア部分になっているのか、それも株式の分散でコアを形成しているのかってところだね

どちらにせよ、債権はコア部分にあたるよね

コアの債権に株式の安定株がたされてる感じだね。同時に株式の成長株にも投資をしているからサテライトも兼ねてる感じだね

 

ノルウェーの年金基金の運用額は、約150兆円規模で世界で2番めに大きい機関投資家となっていますが、日本のGPIFとはポートフォリオが大きく違います。

 

運用金額を25年で5500倍にしたノルウェーの年金運用

 

日本のGPIFの累積の収益は20年間で85.3兆円となって収益率は3.37%ですが、ノルウェー年金基金は25周年を迎え、平均リターンは約6.3%で2020年の収益率は10.9%となっています。

運用金額がバカでかいのに、10.9%伸びてるってやばいねw

戦略の違いとポートフォリオの違いが顕著だね

 

 

 

運用金額も、1996年の20億クローネから約11兆クローネ(約5500倍)になってることもあり戦略の違い、ポートフォリオの違いから結果に大きな差が生まれることを示唆しています。 *1

 

個人向けおすすめコアサテライト戦略

大規模な年金運用とまではいきませんが、大事な資産ですので安定的にパフォーマンスを残したい人は年金基金のようなポートフォリオを参考にするのもいいと思います。

 

しかしながら、もっと若くリスクも取れる人にはコアサテライトをより積極的な投資対象とすることで、FIREに近づいたり老後の資産を作ることができると思います。

 

 

コア部分には、S&P500や全米株式などをすえつつも、サテライト部分には成長する個別銘柄やビットコインなどを入れてもいいと思います。

 

もちろん、債権を組み込むという目線もいるかも知れませんがあくまでも債権はヘッジでありリターンを目的としている人にはあまり向かないかも知れません。

 

 

おすすめのコア向け投資先

当ブログではコアとなる投資先については、下記の投資先をおすすめしています。

 

  • 全世界株式インデックスファンドに連動したETF、投資信託
  • 全米株式、S&P500に連動したETF、投資信託
  • NASDAQ100(NASDAQ100に連動したETF、投資信託)

 

無難なのは全世界株式とアメリカインデックス投資

全世界株式は世界中の成長とともに資産が上がっていくというもので、全米株式とS&P500は米国の成長に期待している一般的なコアとなりうる投資先だと思っています。

 

最も無難かつ、安定的な収益ものぞめるから冒険心がない人でもおすすめね!

全世界株式のほうが網羅的に分散ができるけど、アメリカ一択だよねって人は全米株式や、S&P500インデックス投資でもいいと思うよ!

 

実際に全世界株式の中でもアメリカ株が多く含まれていますし、全米株式とS&P500にもほとんど差はないと言えます。

 

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全米株式インデックスファンドの中身はほとんどがアメリカの大型株で構成されています。

およそ、8割がS&P500構成銘柄ですので全米株式かS&P500かで悩む必要はなく、好みの問題になります。

 

また世界的に分散させたいという人は、大人気の投資信託の「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」などがおすすめです。

とはいえ、全世界株式の半分はアメリカ株で構成されています。

 

  チェックポイント

 

攻め達磨のNASDAQ100をコアにするということ

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そして、最後にNASDAQ100に連動したETFや投資信託ですがこれはあくまでも「守りながらも攻めたい」「攻め達磨」向けのコア戦略になります。

 

100社に分散されているとはいえ、ハイテク銘柄に偏りのある投資先なのは間違いありませんし、金利の上昇局面では売られる傾向にあります。

 

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攻めたい、大きなリターンを得たい、リスクをある程度理解した上で「コア」に据えて見てもいいかも知れません。

 

守りを重視するのであれば、NASDAQ100に関しては「サテライト」の一面があるくらい攻めの戦略になります。

 

とはいえ、現状日本株や日本株のETF、あるいは債権はリターンが狙えずS&P500や全米株式、あるいは全世界株式インデックスファンドなどをコアに据えるほうがいいと思っています。

 

  チェックポイント

 

 

 

  iDeCo実践記事

 

 

ハイブリットなコア戦略

ハイブリットコア戦略

ハイブリットコア戦略

 

 

とはいえ、ハイブリットなコア戦略でも構いません。

 

コア部分をポートフォリオの70%に据えて30%をサテライト投資するとします。

 

 

 

70%の内訳は、半分が全世界株式、S&P500と行った半分でもいいと思います。

 

 

 

 

また3等分して、NASDAQ100を組み込むというのも全然ありだと思います。

 

コア戦略の戦法としては、基本的には長期的な目線で保有し続けるということになりますので「投資先を信じられるのかどうか」が非常に重要となってきます。

 

  チェックポイント

 コア部分もいろいろな組み合わせができる  コア部分は長期的に投資するため対象を「信じられるか」

おすすめコアサテライト戦略①

 

あくまでも私の考えるコアサテライト戦略ですが、 毎月の積み立てには配当を増配している企業や、増配株ETFなどに積立投資を行います。

配当は高成長やハイリターンが狙える投資対象に投資していきます。

 

 

その際は高配当銘柄よりも、増配銘柄のほうがおすすめです。

具体的に言えば、増配ETFの【VIG】などに積み立て投資を行うのがおすすめです。

 


そして配当金でサテライトとなる成長の見込めるETFや個別株に投資していくという戦略です。

 

 

配当金でサテライトを形成していくという戦略はリスクもすくなく、また毎月積み立てで配当金も多くなっていきますので安定的なパフォーマンスを狙うことができます。

 

 



 

おすすめコアサテライト戦略②

 

 

私のようにリスクはかなり無視して攻めのコアサテライト戦略を取るという場合は、NASDAQ100をコアにするという手法です。

 

 

投資の参考にするのは構わないけど、投資するのは完全に自己責任だから注意してね

NASDAQ100は安定株とはかけ離れており、むしろサテライトとしての見方が強い一方爆発的な成長をしています。

 

コア部分が成長すると爆発的なリターンに

 

成長株をコアとすることで、爆発的なリターンを望める一方で、リスクは相当大きくなります。

 

ただ、NASDAQ100自体も100社に分散投資されているという見方もできますし、アメリカだけではない銘柄も組み込まれなおかつ自動的に毎年組み込み銘柄が変わっていきます。

 

楽天証券からもレバレッジNASDAQ投資商品が出たことも記事に取り上げましたが、NASDAQ100はこれからの成長は大きく見込まれ、注目銘柄も目白押しです。

 

  関連記事はこちらから

 

リスクは大きいけどリターンも大きいってやつねw安定志向の人には向かないかもw

自分で考えたコアサテライト戦略をたてて遂行していくことがいいと思うよw

サテライト

サテライト部分には、個別株中心に成長性の高い銘柄を購入。

 

あくまでも中期的な目線で短期的な目線は排除します。

 

一時期マイナスとなった場合も保有し続けられる銘柄を選択肢成長性の高いセクターかつ、銘柄、あるいは国策などのトレンドに沿った銘柄を選んでいきます。

当然、株式だけではなく、仮想通貨やレバレッジ投資などを行って大きなリターンを狙うのも自在です。

 

  関連記事はこちらから

 

また趣味の範囲内で、日本株の株主優待なんかも購入していますし、金や仮想通貨なんかもいいかも知れません。

 

詳しくは、毎月のポートフォリオを公開していますのでそちらをご覧ください。

 

  おすすめコアサテライト戦略について

このおすすめコアサテライト戦略は、私が行っている投資方法です。

  • ①はかつて行っていた方法です。
  • ②は現在進行形で私がおこなっている戦略になります。

コアサテライト戦略に対して答えはありませんがあくまでも「型(カタ)」や基礎基本はあります。

あなたにとってあっている投資スタイルが最も望ましいと思いますので、自己責任のもと投資しましょう。

 

 

まとめ

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では、話をまとめていきます。

コアサテライト戦略についてお伝えしていましたが、コアは部分の基本的な戦略は核となる安定しており、変動率が比較的穏やかな投資先を中長期的に積み立てていきます。

 

サテライト部分は、リスクの比較的高い投資先でも積極的な「攻め」の投資先も含めて検討しましょう。

 

おすすめのコアサテライト戦略としては、守り重視のひとは年金運用基金などを参考にコアサテライト戦略を組んでもいいかもしれません。

 

また攻めに偏ったコアサテライト戦略であれば、コア部分に成長性の高い、S&P500インデックスファンドやあるいはNASDAQ100インデックスファンドなどだと長期的には大きなリターンが得られるかも知れません。

 

ただ、コアサテライト戦略は、個人の状況によって変わってきます。

 

収入、年齢、仕事、家族構成、そしてお金の使い道など人それぞれ環境が違ってくると思いますので「守り」「攻め」を間違わないように慎重に戦略をたてていきましょう。

 

 

 

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