釣りに行く乗り物って何ですか?
釣り道具を抱えてどうやって行ってます?
車?公共交通機関?
私は車なんですよ。
ファミリーフィッシングなので家族全員で荷物を抱えての公共交通機関の移動は先ず無理です。
ナイトゲームだと終電が無くなるので無理です。
なのでやはり車しか無いんですよね。
所が今年から家庭内で異変が起こりまして・・・。
息子がサッカークラブに入会したが為に週末は送迎の為に車を使われ早朝からの出撃が全く出来ない状況に。
クラブは基本的に半日なので朝に送ってお昼にはお迎えにと・・・日によっては午後から送って夕方お迎えにと・・・ナイトゲームの出撃には影響ないのですが日中の釣りに行けないんですっ‼
家庭に車が二台あるご家庭はいいのですが我が家は一台。
釣りの為に新車購入?駐車代も二台分?年間の維持管理費も倍?
とてもとてもお恥ずかしながらそんな余裕は我が家にはありませんよ。
どうしたものかと考える事数か月・・・半ば諦めていた所・・・バイク?
これしかないかと。
と言いましても原付きで遠出はかなり厳しい。
となると小型バイクしかないかと。
125㏄のバイクが乗れる免許です。
と言う訳で小型バイクの免許を取るかっ‼と決起致しました。
何分免許を取ると言う事はお金も掛かりますし小型バイクの購入にもお金が掛かります。
すんなりと事が運べばいいのですが取り敢えず流れを書いてみます。
- 【125㏄バイクのメリット】
- 【小型バイク免許の講習時間と教習費用】
- 【免許センターでの費用】
- 【合計費用】
- 【飛び込み試験の場合】
- 【釣り用の125㏄スクーターバイク】
- 【ヘルメット2個収納バイク】
- 【前カゴ】
- 【ステップ】
- 【条件にあったスクーターはあるのか】
- 【シート下トランク】
- 【リヤキャリア】
- 【その他の違い】
- 【52,800円の差】
- 【まとめ】
【125㏄バイクのメリット】
原付きと125㏄の違いってかなり大きいんですよね。
・二段階右折をしなくていい
・制限速度が法定速度(原チャリは30㎞)
・自動車専用道路は通行出来ませんがバイパスでは地域により通行出来る
この差は釣りに於いて遠出をする時などかなりの差が出ますよね。
釣りに於いてのメリットとしては
・パーキング代が掛からない
・車では入って行けないポイントも行ける
これに尽きるのではないでしょうか。
【小型バイク免許の講習時間と教習費用】
私は普通自動車免許を当然に持っているのでその前提で書いて行きます。
この小型バイクは2種類があります。
・自動二輪 小型限定
・自動二輪 小型限定 ※AT限定
私としてはスクター希望なので『AT限定』となります。
と言うのはスクーターならステップにも荷物を置けますし車種によっては前カゴも取り付けれるのでAT限定の方が使い勝手はいいと思います。
当然に費用も安くなります。
教習所での教習時間
・技能講習8時間
・学科教習1時間
合計で9時間が必要になります。
費用なのですが色々と近隣の各自動車学校の費用を調べてみたのですが結構な幅がありますね。
5~7万円の範囲ですね。
他の地域での自動車学校では9万円の所もあるみたいです。
【免許センターでの費用】
普通自動車免許を保有している場合は免許試験場での学科試験が免除されるため
・交付手数料2,050円
を納めて手続きを済ませるだけで小型二輪免許が取得できます。
【合計費用】
自動車学校の費用を7万円としましょう。
・自動車学校講習料70,000円
・交付手数料2,050円
合計
72,050円
となります。
【飛び込み試験の場合】
教習所に行かずに免許試験場で取得方法ですね。
『一発試験』とも言われておりますがメリットとしては
教習所での教習時間
・技能講習8時間
・学科教習1時間
が必要なくなります。
掛かる費用
・試験を受けるたびに受験料2,600円
・試験を受けるたびに試験車使用料1,450円
要は一回の試験で4,050円掛かるんです。
合格するとすぐに免許が交付される訳では無く後日指定された教習所で取得時講習と応急救護講習を受けなければならないんです。
・取得時講習料12,000円
・応急救護講習料4,200円
この費用が掛かります。
後日免許センターで免許証が交付される際
・交付手数料として2,050円
これは一緒です。
すんなり1回で一発試験を受かった場合に掛かる費用は合計22,300円となります。
これに試験を落ちた場合には毎回4,050円掛かるんです。
ちなみに自動車学校に行った場合と比べてみると
自動車学校流れ
・72,050円
に対してこの費用より安くあげるには一発試験を13回以内に受かる事が条件となります。
聞く所によると自動車の一発と違い自動二輪は教官が白バイ隊の教官でかなり厳しいそうです。
中々に1回では難しいらしいですね。
ちなみに過去に私が普通自動車免許を失効した時に一発を受けたのですが合格までに4回掛かりました。
これよりも難関の様な気がします。
毎日通えるのであればいいのですが週一程度の通いであれば取得までに掛かる日数を考えると教習所に行った方が短い期間で取得出来るのではないでしょうか。
とにかく少しでも安くを考えると一発となるのでしょうね。
【釣り用の125㏄スクーターバイク】
免許を取得したらいよいよバイクの購入になります。
金額はメーカーや車種により様々なので予算に合わせた物を選べばいいと思いますが私的に何が重要かと言うとやはり荷物の搭載量だと思うんです。
ロッドは別としてクーラーボックスや衣服と細かな釣り道具関係など。
その時にポイントまで持ち歩かなくても良いようなとっさの時に必要なアイテムですね。
例えば突然に雨が降り出した時なんかは雨具は必要。
そんな物を収納出来るスペースと言うのは重要だと思います。
そして125㏄って二人乗り出来るんですよね。
俗に言う『2ケツ』です。
釣りに嫁様と2ケツでとか息子と2ケツでと出撃する可能性は大です。
釣り以外にもちょっとそこら辺に買い物でもとか。
そうなればヘルメットは2個ある訳ですよ。
と言う事はシート下にヘルメットを2個収納出来るバイクと言うのは必須なんです。
ヘルメットを釣り場まで持ち歩く訳には行きませんよね。
持ち歩くのにかさ張るし必要以上に邪魔になるし。
なので収納スペースと言うのは必要なんです。
【ヘルメット2個収納バイク】
125㏄のスクーターバイクってシートが大きいからヘルメットを2個は収納出来るでしょ。
と思ったあなた。
これが難しい。
なかなか無いんですよね。
一つはシート下に入れる事が出来るのですが2個入らないバイクが多い。
車体脇にメットホルダーが付いている物もありますが雨が降ってきたらずぶ濡れになってしまいます。
そんな場合は一般的にはリアボックスと言う物を後ろのリヤにボルト固定するのですが釣りに於いてリヤはクーラーボックスなども乗せれるので出来るだけ空けておきたい。
リヤボックスとはこう言う物です。
付けているバイクはよく見ますよね。
例えリアボックスを付たとしても釣り関連の道具入れとして使いたい。
たとえば雨合羽とかジャンパー類とか常に入れておいて緊急に必要になる物が便利かと思います。
なのでメット収納として使うのは非常に勿体ないんでよね。
なので私的には必然にシート下にヘルメットを2個収納できるバイクは必要なんです。
ちなみにこのリヤボックスなんですがオプションだと2万円程するんですよ。
【前カゴ】
これも付けているバイクをよく見かけます。
おばちゃんが乗っている原付バイクに多いですよね。
はっきり言って非常に見た目がダサい。
非常にかっこ悪い。
しかし収納機能としては取り付けたい。
釣りに行くのにバイクの見た目なんか関係ないんです。
バケツなどを入れるのに便利ですよ。
しかし、この前カゴはどの125ccスクーターに取り付けれる訳では無いんです。
それはヘッドライトの位置関係です。
フロントカバーにヘッドライトが装備されていると取り付け不可能なんですよ。
なので前カゴを取り付けようと思うならヘッドライトはハンドル部分に装備されているスクーターが必須です。
【ステップ】
ステップとは足置き場ですね。
ここも重要。
この部分が平らなバイクでないと物が乗せれません。
車種により凸凹している物も多いです。
この部分は絶対に平らなデザインを選ぶべきです。
【条件にあったスクーターはあるのか】
釣りに使うスクーターバイクでの私の必要条件を挙げてみました。
・シート下にヘルメット2個収納
・前カゴ装着可能
・ステップ部分は平
この条件ですね。
各メーカーを調べたのですが・・・。
・前カゴ装着可能
が無いです。
殆どのメーカーでオプションが無いんですよね。
販売店によってはフロントカバーを加工して作ってくれる所もあるみたいです。
残念ながらその方法しかないですね。
残りの2つの条件で調べた所2つ良いのがありました。
《ヤマハ アクシスZ》
《ホンダ リード125》
恐らくこの二択となるのでしょう。
本体価格
・ヤマハ アクシスZ 271,700円 [消費税10%含む]
・ホンダ リード125 324,500円 [消費税10%含む]
アクシスZの方が52,800円安くなります。
※2022年7月現在
それでは細かく比較して行きましょう。
【シート下トランク】
《ヤマハ アクシスZ》
シート下トランクは、ヤマハ125ccクラススクーターでトップを誇る約37.5Lの容量を確保。高い収納力で、ライダー用とタンデム用、ふたつのヘルメットを収めることも可能です。
となっておりますが口コミなどを見るとフルフェイスの2個収納はキツイみたいです。
ヘルメットの種類により2個収納可能と言った所だと思います。
《ホンダ リード125》
たっぷり入る37Lの大容量
となっておりますね。
口コミを見ても一般的なフルフェイスは2個入るみたいです。
この差はリード125の方が深さが有るみたいですね。
軍配は安心感のあるリード125でしょうねぇ。
ちなみにヘルメットを1個しか入れない場合はかなりの収納スペースが確保できますよ。
【リヤキャリア】
リヤボックスなどを取り付けるリヤキャリアを見比べてみましょう。
ここはかなりの違いがあります。
リード125は標準装備でネジ穴付きのリアキャリアがありますがアクシスZは無いんですね。
取り付けるにはオプションで取り付ける必要があるんです。
無いとリアには何も乗せれません。
このオプションですが13,200円(税込)します。
この時点で本体価格の差が52,800円ありましたが差し引くと39,600円まで縮まりますね。
しかも工賃が掛かりますので更に縮まる。
【その他の違い】
条件での見比べ以外での違いを簡単にご説明しておきます。
《タイヤサイズ》
・ヤマハ アクシスZ 前後共 100/90-10
・ホンダ リード125 前 90/90-12 後 100/90-10
ホンダ リードの前タイヤだけ大きくなります。
他は2車とも同じサイズ
《燃料タンク容量》
・ヤマハ アクシスZ 5.5L
・ホンダ リード125 6L
《燃料消費率(㎞/L) WMTCモード値》
・ヤマハ アクシスZ 51.9
・ホンダ リード125 49
燃費はアクシスZの方がいいです。
《エンジン種類》
・ヤマハ アクシスZ 空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒
・ホンダ リード125 水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒
このの大きな違いは空冷か水冷だと思います。
遠出するには水冷の方がいいのではないかと。
特に夏場の高い気温の時などは差が歴然と出て来ると思います。
こでは遠出するにはリード125でしょうね。
《最大トルク・回転数(上) 最高出力・回転数(下)》
・ヤマハ アクシスZ
9.8N・m(1.00kgf・m)/5,000r/min
6.1kW(8.3PS)/7,000r/min
・ホンダ リード125 6L
12N・m(1.2kgf・m)/5,250r/min
8.3kW(11PS)/8,750r/min
この数値を見て言える事はパワーではリード125の方が断然上です。
加速も良いと思います。
反面アクシスZはパワーが低い分燃費がいいんでしょう。
【52,800円の差】
仮にホンダ リード125を選んだ場合の差額52,800円は性能や装備品で埋める事が出来るのでしょうか。
ヤマハ アクシスZに無い所を書きだしてみましょう。
・リアキャリア標準装備
上記で説明しましたがアクシスZはオプションとなり13,200円(税込)+工賃が掛かります。
・スマートキー
キーを刺さなくていいんですね。車と同じ。
・USB標準搭載
スマホのナビを使う時には大変便利です。
アクシスZはオプションとなり3,850円(税込)+工賃が掛かります。
本体の穴あけからするので工賃もそこそこ掛かりそうですね。
・LEDヘッドライト+LEDポジションランプ
雨の日で夜の視界はLEDだとハッキリと良く見えるので走行し易い。
ちなみに車でもそうですがLEDヘッドライトっていいお値段するんですよ。
・アイドリングストップ
スイッチひとつでシステム稼働の切り替えができます。
燃費にどれ位影響するのでしょうかね。
車ではセルの寿命が短くなると言う噂を聞いておりますがどうなんでしょうか。
・一部液晶メーター
時計付きなんです。
さて、ザッと書き出してみました。エンジンやブレーキ関連での性能の違いは非常にマニアックな部分となりますので置いといて簡単に見比べれる所です。
この違いで52,800円の差を埋める事が出来るのかどうかは個人的な判断でしょう。
【まとめ】
どちらも勝る所もあれば劣る所もありますが私の希望条件に近いのはホンダ リード125ですね。
性能的なそれぞれの見方としては
ヤマハ アクシスZ・・・近場/街乗りタイプ
ホンダ リード125・・・遠出タイプ
と言う印象でしょうか。
私は釣りの遠出に使いたいのでホンダ リード125となります。
同然にナチュラルの状態では全ての釣り道具の搭載は厳しい所もありますので色んなパーツで搭載出来る様に多少の改造は必要となるでしょうね。
ちなみに教習所にはすでに申し込んで来ました。
休みの日での週一通いとなりますので卒業予定は9月末で免許センターは10月初旬となる見込み。
購入計画は後にゆっくりと考える事に。
何と言ってもお金が掛かりますからねぇ。
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