ご注意!大統領令の落とし穴 | ラスベガス的リタイアの法則

ラスベガス的リタイアの法則

在米30年をハワイと南カリフォルニアで過ごしたのちに、ラスベガスで始めた引退生活。ところが主人が悪性脳腫瘍に。ラスベガス大好き♡なヨメが、愛する主人のために古巣カマリオへ。
主人が天国に行き、ラスベガスに戻って来ました。時に泣きながら、一生懸命生きてます。

Hi everyone!

お元気ですか?

現在の全米感染者数:520万1888人以上
全米死者数:16万6599人以上

昨日COSTCOでタラを買ったので、今日はフィッシュ&チップスにしようかと思ったけど…。
揚げもの用のサラダオイルが切れてたので、オーブンで作りました。


タルタルソースも手作りだけど、パセリがなかった。
ないモンばっかり。爆笑


でも美味しかったです。照れ

次男がひと口食べて、

「今さらナンやけど…。こんなんすぐに作ってくれるおかーさんがおって、僕はラッキーやわ」

照れ照れ照れ

あとはたこ焼きの残りのタコ入りチャーハンと青梗菜の煮物。


次男が帰る時にたくさん持って帰れるように、今日も大量に作りました。爆笑

今日、正式に大統領候補として、カマラ・ハリスが紹介されましたね〜。
私はスピーチよりも、最後にカマラがご主人と登場した時の2人のケミストリーがイチバンよかったな。

すごく素敵なご夫婦。ラブラブ
キスした時もとっても自然で。
カマラがデキル女、強い女であることはわかっているから、これからはご主人と一緒の時に見せた優しい顔をもっと見せてくれるとイイナ。

でね。またない知恵絞って考えたんですよ。爆笑
私の好きなミシガン州のウィットマー知事が、先週末にバイデンの本拠地デラウェアに行ったのはわかっているんですよね。

それでもしかしたら、最後はウィットマー知事とカマラの選択だったのかな、と。

2016年の大統領選を決めたのはミシガン州。
バイデンにとってミシガン票は喉から手が出るほど欲しい。
ウィットマー知事の手腕もパンデミックの対応で全米に知れ渡ったし。

カマラはカリフォルニア州だから、放っておいても獲れる州。

ということは…。
ミシガン票かアフリカ系票かの選択だったのかな、という気がして。

アフリカ系は人口の10%しかいないけれど、選挙の鍵を握るのは、実は彼らなんですよね。

なぜかというと。

民主党か共和党かどっちに転ぶかわからないスイングステートと同じ論理なんですが…。

要するに読める票と読めない票の差。
スイングステートも、大都市はたいてい民主党なので票が読める。読めないのは、実は郊外のちっぽけな街の選挙区だったりする。
考えたら不気味だけど、そんな地方の街が、アメリカでは大統領選の鍵を握っているのです。

それと同じ論理で、歴史的に民主党はアフリカ系の投票率が高くないと勝てない。

下の画像を見ていただけるとわかりますが、オバマの時は2008年も2012年も、アフリカ系の投票率が65%を超えていた。


アメリカで大統領選の焦点になるのは読めない票なので、投票率に変化の出やすいアフリカ系の票が実は選挙の行方を決めるですね。

今年はブラックライブズマターもあるし、ミシガン票よりはアフリカ系票が重要と読んだのかな、という気がして。

最重要スイングステートというのも、選挙によって変わって来てるしね。フロリダ、ペンシルベニアとかもあるけど、私が選挙権を得た当時は、オハイオで決まりだった。それが前回はミシガンになった。
今回はウィスコンシンという声もあるし。


上の図を見ると、2016年は州によったらアフリカ系投票率が激減してる。激戦地とみられているウィスコンシンなんて、まさかの32%も落ちた。

それにしても。
カマラが副大統領候補に決まったら、ひと晩で12年ぶりに登場したのは…。

バーセリズム!!プンプンプンプンプンプン

バーセリズムとは…。
トランプが2008年に大声上げて喚いてはったんですが、オバマはアメリカ生まれちゃうから大統領の資格がない、という根拠のない疑惑を投げかけて蔑めること。

オバマがハワイの出生証明書を見せても、トランプは「ホンモンに見えへん」言うてましてん。プンプン

ハワイを侮辱してんのんか。うちの息子のも同じや!ムカムカ

ほんならですね。
早速ジョン・イーストマンという共和党ガチガチの教授が、カマラの出生地に疑問を投げかけたんです。


それに付いたスレッドが上のもの。

「皆んな!もう始まったで。
バーセリズム2.0。

白人やったらそんなこと疑いもせえへんのに。この土地は白人のモンやと思ってるからやん。白人以外の人は皆んな、市民であることを証明せなアカンねん!

『アメリカ人ていうのは白人のこと。それ以外の人は皆んな○○系がつく』
ーーートニー・モリソン」

前回、共和党から大統領に立候補したテッド・クルーズはカナダ生まれやのに、そんなこと話題にもなれへんかった。

白人以外の移民とその子供に対する根強い差別が炸裂してます。

トランプも早速カマラのことを「Nasty woman」。プンプン

「Nasty」とは汚らわしいとかタチが悪いという意味ですが、コレも子供並みに語彙の少ないトランプの低俗な常套句のひとつ。
それにしても大の大人が選挙ライバル相手に「Nasty  woman」とけなすなんて、かつては考えられへんかった。レベルが低いとかを超えてます。ホンマに品格のひの字もない。情けなすぎる…。

「トランプは、自分のしょーもないイケズに立ち向かう女性のことを「Nasty」て呼ぶNastyな癖があるねん。
ドニー、エエこと教えたろか。
何100万人という#NastyWomenが立ち上がって、11月3日にバイデン/ハリスに投票するで」

副大統領にカマラの選択は私の期待を外れたけれど、やっぱり頑張って応援せなアカンな、と。私も#NastyWomenの仲間入りしよう。爆笑

週末に、トランプが唐突に出した大統領命令ですが…。週400ドルの追加金は、実質300ドルだったとホワイトハウスも認めました。



やっぱり知事に100ドルを負担させる権限はなかったんです。

州だって、すぐには100ドルを生み出せない。連邦と同じで、100ドルをどこからか絞り出して従来の失業保険には上乗せするには、州議会が法案を通過させる必要があるわけです。
事務的な面でも無理が生じるので、共和党知事も当惑を隠せない。

でこの300ドルは5週間のことらしい。

さらにもっと驚いたのが、例の給与税の保留。

企業は従業員が負担分のソーシャルセキュリティ税6.2%の天引きを、一時的に保留せなアカンのですが…。

まずそのプログラムを変更する必要があるのに、給与税の保留も一時的な対応なわけです。そのために企業は余計な出費をせなアカン。

ほんでもって。
実は「今はとりあえず一時的に天引きを保留」ということなので、従業員は来年のタックスリターン(納税申告)で、保留されて天引きされなかった分を支払うハメになるのだとか。びっくり

「今天引きされへんかっても、先でまとめて払わなアカンから、その分を残しておかなアカンのやったら、何の特典があるの?」

と連邦予算監視機関のトップ。

今お仕事されている皆さんは、どうかご注意ください。8月1日付で遡って導入されるので、ということは会社が対応した段階で、給与のFICA天引きがグッと減ります。でもそれは先で返納しなければいけない分であることをお忘れなく。

大統領選まであと
#InThisTogether
#AloneTogether
#NastyWomenVote

ひとりでもひとりぼっちじゃないから。
皆んなでお互いを思いやり、助け合い、励まし合ってNasty Women/Menになろう。爆笑

今日も無事に過ごせたことに感謝して、明日も一緒に頑張りましょうね。

では、お元気で。

Have a nice day!

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