前回の続きです。

 

新しい病院に転院が決まった事も本当は奇跡だったと思います。

まったく原因がわからず、色々な薬で治療を試しても

一向に良くならなかった私。

 

 

その時偶然全く知らないある人が私のことを見て

転院の手配をとってくれたのでした。

 

 

新しい病院では徐々に意識が回復していった。

真っ白い光の中で最初に感じたのは

母親の「匂い」と「手の温かさ」でした。

暖かい、やわらかい感覚です。

 

そして、

24歳のOL,。赤ちゃんに戻りました。

 

その時は必死でしたが・・・

「なんでわかってくれないのー!」

「おててつないでー」

「本物の母さん?」

「ここはどこ?」

などなど、

 

 

まだまだろれつが回らないので、みんななんとなく聞き取ってくれていたようですが、

私が言いたかったことはこんなかんじ。

「もっと沢山たべたいのー!」

もう、本能むき出し状態で

自分の感情をの赴くまま発信しているようでした。

 

 

体を何とか動かそうと、物凄い力で暴れたり。

体の動かし方ってわかります?

指がどうやって動くのか、

体をどうしたら起き上がるのか

 

 

普段何気ない感覚って、

いざ、脳がマヒしていると、何にもわからないんです。

 

断片的に意識が戻ったり、なくなったりを繰り返しながら、

徐々に病院であるということがわかったのが、

エタノールの消毒のにおい。

 

 

独特の病院の香り

 

そして、ナースステーションで聞こえてきた音楽

 

感覚から認識できるようになって、

どうやら生きているらしいという感覚になっていきました。

 

 

徐々に大人としての私の意識も戻っていき、

目がだんだん見えるようになって、

まだまだ、赤ちゃん返りしつつも

会話がちょっとずつできるようになっていきました。

 

 

そして、だんだん意識がはっきりしていって

なんとなーく、まともに会話でコミュニケーションができるようになって。

 

 

今置かれている状況

・ここはどこか、

・寝た切り状態

・かなりの時間が経っていた

などなど・・・

 

状況が小学生並みに理解できるようになった。

 

初めて嚥下チェックしたミカンゼリーの味が忘れられません。

 

たべれたー!!

家族、先生、看護師さんと喜び合ったのも覚えています。

 

何かを飲み込むという事がこんなに大変だったなんて。。。

下を動かして、ごくりと飲む

その間に何味が当てる。

 

一つ一つの動作を頭で理解してやらないとできない状況。

 

 

理解して行動するという事がたたきこまれていたのか

思い込みの力を実感します。

 

 

しばらくは

「どの関節をどう動かして、どうやって指令を与えたら動けるのか」

そんな事を考えながら体をゆっくり動かしていました。

 

 

 

意識がだいぶん正常に戻ってからつげられた病名は

「脳幹脳炎」

脳の風邪みたいなもので、

脳梗塞とは違い、レントゲンなどには映らないというもの。

原因もはっきりしていません。

 

 

でも、後日言えることは、ストレスが心ではなく

体の全機能を止めてしまう人がこの世界には何人かいるという事。

あまりにも症例が少ないため、そういった研究はあまりされないようです。

 

 

この闘病をきっかけに私は人生の大きな転機を迎えました。

 

image

気を使いすぎる私が、

トイレにも行けず要介護状態になるとどうなるか・・・

ナースコール押せない

不快感があっても言いにくい

でも押さなきゃいけない。

 

 

もうね、プライドずたずたです。

だって昨日まで、普通にトイレにもお風呂にも行けてたんです。

それが、トイレの仕方も理解できない。

でもトイレしたい。

呼びたいけど、恥ずかしい。

 

 

看護師さんたちは

「いつでも呼んでね」

とはいうけれど・・・

赤ちゃん返りからだいぶん普通の人に戻った私は、ここでも他人の目を気にするのです。

 

自分が元の生活に戻るかもわからない。

「足があるだけいいよね」と先生に言われたこともある。

しかも入院中に付き合っていた彼氏に振られる

 

 

もう生きていけない。

死にたい!

でも、自分で飛び降りる事も出来ない。

 

途方にくれました。

でもどんな時でも支えてくれる家族や仲間がいた。

 

毎日お見舞いに来てくれた両親

自分も大変な状況だったのに、意を決して助けてくれた弟

病状を聞いてお見舞いに来てくれた方々、

メールを沢山くれた友人

私が倒れたのを知って、私の知人にメールで呼びかけてくれたバイトのコーチ

見ず知らずの私の現状を知り

「この子の未来をつぶしてはいけない」と

別の病院へとつないでくれた、見知らぬおじさん

先生、看護師さん、その他沢山の方々

 

その人たちにお礼を言いたくて

必死に元の自分に戻ろうとした。

 

 

動けるようになろう!!

一人でできるようになりたい。

プライドも、偏見も自分の今まで考えてたことが全部崩れてやり直し

 

 

でもなかなか、すぐには上手くいかない。

疲れやすいし、使い方のわからない体を動かすのは徐々にやっていくしかなかった。

 

挫折しそうにもなった。

もういいやって思う事もあった。

 

それでも入院生活の後半は意識はまともになり

最低限の歩行、

会話、食事、身の回りの事

はできるようになっていたんです。

 

 

そして家に1か月半後に家に帰る事が出来ました。

 

それからは、

洗濯ものをたたむ、

階段を上る

日向ぼっこして太陽にあたる

など

どんな状況でも普通に接してくれた母親が傍にいてくれたおかげで

私は、元の生活を取り戻していきました。

 

 

何気ない一日がどれだけありがたく、

無意識という意識が働いているのか

明日が来る保証がないという事が

毎日が奇跡みたいな日々なのだろう

 

と気が付くことも出来ました。

 

もし、神様が本当にいるのであれば、

私に今一度、「自分らしく生きるにはどうしたら良いか」

というチャンスを強制的にくれたんじゃないかなって思うんです。

そこまでしないと、私は

色んなものを手放すことができなかった。

人生の断捨離だったんです。

 

そして、本当に大切なモノを受け入れる。

 

確かに命を懸けたチャンスだったど、

今はこうして何不自由なく、

生活する事ができています。

 

 

わたしがこうやって生きているのは、

子供たちとこうして、笑いあったり、遊べるのも

沢山の人たちの支えがあったから。

 

 

その方々に感謝の気持ちを込めて私ができる事

この記事を書くことで、

私と同じ様になやんだり、苦しんでいる人のお役に立てたら。

そのような思いがあって

自分らしく生きたい人を応援するようになりました。

 

自分の気持ちを受け止めて

どうしたら良いかを考える。

どうしたら自分らしくいられるかを考える。

 

自分のストレスや不安をだましだましにしている

自分を表現する事を恐れていると

私の様な命を懸けることになりかねません。

 

 

本当に多くの人に迷惑をかけてしまったけれど

このおかげで今の自分らしく生きる私が出来上がりました。

でもみんなが「生きててくれてよかった」

 

と言ってくれることが

私にとって本当にありがたい事。

そして、今は3人の男の子のママをしながら

おうち起業をサポートしています。

 

 

人間は一人では生きていけません。

あなたが必要としている人がいるように

あなたの事を必要としている人もいます。

 

 

インターネットにはリアルでは叶えられない、

空間があります。

その力を存分にあなたが生かせるように

スキルとマインドをサポートしております。

 

 

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