わたしのほっと一息つける時間 / ギフテッドの悲鳴
雨がシトシト、たまに強雨な今日この頃ですが、夏の陽射しが身体に突き刺さる日もあり、初夏から雨季へ変わる過渡期だなぁと感じます。
そんな中、気象庁は広島県の梅雨入りを発表しましたが、近所の保育園の花壇に咲くお花たちを撮ってみました。
昔は三色菫と呼ばれていたパンジーですが、今はいろんな色の花が咲くようです。
パンジーと言えば、黄・紫・白のイメージが強いのですが、冒頭のように薄い紫桃色に中の黒いところがピンク色なんてのもあります。
紫桃色がもし凄く濃い色彩なら、それはショッキングピンク色ですよね。
白色と赤色でピンク色を作って、そこに青色を混ぜていくとショッキングピンク色になります。
絵の具で作るのは簡単ですが、掛け合わせで花の色を作るのは、何か凄いなぁと思います。
さて、赤単色のお花はやはりパンジーの一種ですが、 オトノという花だそうです。
赤いのはオトノローズ、白いのはオトノホワイトで、葉っぱもよく似ているもののパンジーよりやや尖っています。
調べてみて知って驚いたのですが、オトノは種がパンジーより高いんですよ。
それが一ケタ(驚)
スミレを品種改良して生まれたパンジーを、単色にするためにまた品種改良して、その結果が高級なお花になる••••••••何か不思議な世界です。
ほっと一息つけるとき••••••••率直に言えば「無い」の一言に尽きます。
私は、常に解放を求めている精神状態なので、気分が清々しかったり爽快だったりすることはありません。
心に重量級の重りが乗っている息苦しさに包まれているので、小学生の頃から精神は慢性的な過労状態です。
これはギフテッドな人の多くが抱えている問題で、卑下したり差別したりするつもりはないのですが、心の悲鳴を誤解を恐れず想像しやすく説明すると以下のようになります。
「一般の方々がもし、家族も隣近所どころか住んでいる市町村の、周りの総ての人が知的障害の人だったらどうでしょう。
職場の仲間や上司、学校の同級生も先輩も後輩も教師も、全員と知能格差がある生活が、一生続く訳です。」
存在スタンスが違うので使うことばや話しの前提も違いますし、価値観の共有や意思の疎通も難しいので、腹を割った話しや本音の相談ごとも不可能な世界です。
″ギフテッドにとって一般の人と社会で共存する″ということは、″一般の人にとって知的障害のある人たちとだけ暮らす″という、上の例文と類同で毎日がストレスの蓄積です。
最近はよくギフテッドの精神崩壊が問題にされていて、岸田総理も言及されたことがあるので、知っている人も多いでしょう。
ただ、なぜ頭が良いとそうなるのかは理解されないようなので、当事者として上のような表現の形で説明してみました。
ただギフテッド、特に高IQの人は自分たちがマイノリティーであることも自覚しており、物事を理論的そして客観的に捉えるため、世界は多様であることを認識しており、差別や偏見といった価値観は持 ちませんが、知能指数が高いことは人格形成に影響を与えるものの、性格とは関与率が低いです。
自分の子どもに「知能指数が高いと言うのはその時間内で考えるスピードが速いだけ」と、平面的に捉えて誤解をしている保護者もおられるようですが、これは親として致命的な間違いです。
一般の頭の良いと呼ばれる人たちは、物事を多角的に捉えて考えることができますが、高IQの人は同時多次元的に思考を巡らせます。
なので学校の授業や職場での教育、それに普段の会話においても、一般の人から与えられる情報は足りないことを知って欲しいと思います。
そこで相手に質問を返しても、一般の人には何を言われているのか理解できないので、屁理屈の多い人・偏屈な人・頭のおかしい人などとレッテルを貼られます。
真面目に真剣に取り組んだ結果が、そして相手に真摯に向き合った結果が、周りから非難を受ける訳ですから、高IQの人はたまったものではないのですが、それを相談できる人がいないことも前述の通りです。
そんな環境で子どもの頃から一生を送るのですから、大人の齢を重ねた人はもううんざりしているのが現状で、心を閉ざしていても他人を差別したり卑下したりすることはありません。
喜怒哀楽好嫌は人間が元々生まれ持った本能ですが、そこから派生する悪意・憎悪・嫌悪・怨念・逆怨・虚言など負の感情や言動は"穢れ"であり、特に憤怒・嫉妬・強欲・怠惰・色欲・暴食・傲慢は七つの罪源と呼ばれ最大の触穢ですから、自分にメリットが無いことを本能的に熟知しています。
— WoW! (@WoWWxz) 2022年4月10日
一般の人にはギフテッドに憧れる人が多いですが、その一般の人たちから差別されて生きているのがギフテッドでもあります。
さて最後になりましたが、そば派とうどん派なら、私はカップ麺ならうどん好きですが、お店やレンジ麺ならそばが食べたいです(笑)
そして久々にネコネコリンク貼ってみましたので、癒やされてくださいね。
今日の記事は、ギリギリグレーゾーンの内容なので、ひょっとすると「この記事は表示できません」になるカモ知れませんが、その時はご容赦下さい。
私には解離性障害や発達障害などの高IQの人に多い障害は無いのですが、私と同レベルの人は世界に2%しかいないと言われています。
こういった心の悲鳴は、ギフテッドは嫌がってなかなか声を上げないのですが、当事者の声はフタをされやすい社会でもあります。
私なりに配慮して書いた文章なので「この記事は表示できません」にはしないよう、願うばかりです。
それでも、「何を言っているのか分からない」や「へぇ~」「ふう~ん」程度で、ほとんどの人には伝わらないのでしょうけど。
ちなみに今日は早朝から遠出です••••••••今夜は夜勤なのにねぇ。
・ | ・ |
x |