安倍元首相の国葬について、世論は賛否あるみたいですね。果たして安倍元首相が国葬に値するだけの政治業績を残したのかどうかが気になりますが、東京のほうで焼身抗議やデモが相次いでいるところを鑑みると、あまり国葬そのものに好意的でないという見方があるのかもしれません。

 私としましては、この国葬に当初は自民党は約2億円規模と言っていましたが、それがいつの間にか約16億円になっている地点で国民は怒ると思います。それも国民の税金なわけですからね。昨今、ガソリン価格や食材などのあるゆる品目の価格が上昇している「物価高」と頻繁に叫ばれている中で、約16億円の税金を投入する価値があるかどうか。国民はこの物価高の世の中で厳しい節約を余儀なくされ、財布のひもは堅くなっています。そんな中、自民党の意向だけで、この多額のお金を投入するのは国民からの反感を買うのは当然ですよね。また、話を遡るようで申し訳ないですが、安倍元首相の政治業績としましては、外交面が素晴らしいと目を見張りますが、一方で、森友や加計、桜を見る会があったかと思います。とりわけ、上記のようにお金のことに関して言いますと、モリカケ問題は確か約8億円近くの値引きでした。それを考えますと、この国葬は何だか、安倍元首相の、あるいは自民党だけの、自民党による国葬儀で、お金に少しルーズな感覚があるようにも思えます。国民庶民は本当に厳しい生活を強いられていて、このコロナ禍で自粛ストレスも溜め込み、世論調査の支持率も見ると、相当、今の岸田政権に不満も見えます。国葬当日(27日火曜日の午後2時)までに、もう残り時間は少ないですが、十分な議論も尽くされぬまま、強行に決行するのもいかがなものかとも感じます。

 メディア等ではイギリスのエリザベス女王の国葬と比較されていますね。英国の伝統に基づいた君主の葬儀と、日本の政党の理念に基づいた国家元首の葬儀とでは、やはり違いますし、今では安倍元首相の暗殺により、突如として浮かび上がった旧統一教会の問題も自民党を始めとした政界とのつながりは世間からすれば悪く映っています。そんな中で、政界に様々な問題があり、それが解決していないとともに、AOKIやKADOKAWAなどの五輪パラ汚職が国民の不満をさらに増幅させ、五輪パラのマスコットまでもが汚職のスケープゴートにされていたとなれば、やはりこの不満の矛先を国葬反対に向けたくもなります。果たして今週の火曜日はどうなるのか。警備が手薄と囁かれた安倍元首相の暗殺事件もさながら、その国葬に外国の要人も多数出席するということで、さらなる暗殺テロや事件が起こらなければいいと思うのは私だけでしょうか。

 

 

    

※セ・リーグはヤクルトが優勝しました野球。おめでとうございます筋肉。まだ日本一が残っていますので、これからも頑張ってください富士山。また、オランダのほうで世界バレーが行われていますね日本。こちらも頑張ってください地球。そして、大相撲は玉鷲が優勝しましたねダンベル。おめでとうございます虹